実績があるから自信がつくは間違え

今日は昨日に引き続き、人を動かす12の方法の、7から12を紹介する。


7. アイコンタクト

じっと目を見てはいけない。
日本人は目を見て話すのが普通とされている。そこで、自信がない人は、目を見て話す事ができない。
しかし、自信を持ったカリスマなあなたが、弱いも者の目を見続けたいらどうだろうか。
それはきっと威圧へと変わる。
また威圧する人は、「気を張っていないと相手に負けるかもしれない」という不安を隠し持つ。
弱い動物ほどよく吠え、羽を広げて威嚇するのだ。

ではどうすれば良いのか。
目線はどこに向ければ良いのか。
答えは簡単で、相手としばらく目を合わせている時だけ、たまに相手の上半身全体を見るように、焦点をぼやかすのだ。コツは相手の肩越しに、向こうにある壁を見ること。ただ決して下を向くことだけはしてはいけない。

8. 握手

何かを話している時に、指の落ち着きがなかったりすると、本当は不安と感じていたり、焦っていると判断して良い。
手は人を語るのだ。

そこで握手は、その人の印象を大きく変える事がある。強いと思っていた人の握手が弱々しかったりなど、矛盾した握手になってしまう。

今までの話から、相手を包み込むというのが、どこか軸に捉えられただろう。
今回も同じだ。相手を包み込むのだ。
お互いに握り合った右手に、あなたの左手を「上から」乗せる。
決して横からではいけない。
横からは、相手に誠実さを印象付け、それは一時的に媚びているというサトルティを与えてしまう。

9. 不安対処

リーダーは簡単にマイナスな本音を言ってはいけない。
本音を言う事で、この人に付いて行って大丈夫か?という不安を感じさせてしまう。
不安を言った事で本人は楽になる。
しかし、その不安を聞く側が背負うことになる事を忘れてはいけない。
これは大袈裟ではない。サトルティは、こう言った些細な意識なのだ。

不安が態度に出てしまうことはあるかも知れない。そして、それは隠しきれない時がある。
周りより年齢が上の時、自分だけ男だった時も、それは見れば分かる事実なのだ。

だからって、不安を口にすることで、相手に気を遣わせることはしてはいけない。

10. 分かりやすさ

カリスマと呼ばれる人間は、キャラが明確である。イチローや、YouTuberヒカル、カリスマと呼ばれる人間はわかりやすいのだ。
仮に、謎めいてるカリスマは、その「謎めき方」そのものが分かりやすさなのだ。

時には叱られ、時には褒められる。
同じ事をしても、相手の反応の予測がつかない。
そうなると、相手の顔色をうかがう必要がある。

そして、分かりにくさこそが、不安と不信を生む。だからCMも流行りの人を起用するのだ。
自分のキャラを決め、相手に認知させよう。

11. 落ち着き

カリスマは、時に頑固でわがままと言われる。しかしそれは、自分のスタンスを崩さない揺れない心を持っているとも言える。
人は動かないものに心揺れる。
すると樹齢100年の杉の木に、癒しを感じるのも理解できる。

ここで言う落ち着きは、体を動かさない事ではなく、肝が据わった人間であるということ。

落ち着きを鍛えるには、一本のペンの形や色だけを5分以上観察する。ここで、ペン以外に気が取られそうになったら、またペンに気持ちを戻すのだ。何かトラブルに直面した時だけでもやると良い。

12. トラブル対処

問題を必要以上に大きくしていないか?
花粉症も、何かに集中している時は鼻水の量が少ない経験はないか?しかし意識をすると、またかなり辛くなる。
要は、不安が苦しみを何倍にもするのだ。

トラブルの時ほど「今、この瞬間」に集中する必要がある。そうすると、本当の問題が見えてくる。ここで自信や落ち着きが特に必要になる。
これはエッセンシャル思考にもあった、今を生きているというものに共通するものがある。 


以上12個の紹介をした。
もう一度言うと、人を動かすには自信が必要不可欠である。
また、実績があるから自信がつくのは間違えで、
それではいつまで経っても実績ができない。
だからこそ、見せかけの自信で実績を作り、そこから本物の自信へと変えていくのだ。


明日は、人の見分け方を紹介しようと思う。


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