結婚5年目。一度も夫婦喧嘩をしてないということ。
昨日書いたnote。
なんと塩谷舞さんに読んでいただけるという胸躍る体験をした。
Twitterで感想までいただいて。
これは嬉しいなぁ!
こんなサプライズなご縁をもらえるなんて、ますます書くことが好きになりそう。
それにしても、noteをシェアすると書き手さんに通知がいくんだ。
知らなかった。
僕にはもったいない女性との結婚話
今日は妻との夫婦生活について書いてみる。
妻は台湾の最大都市である台北出身。
超がつくほどの都会っ子で、嫁いで日本の片田舎にくるまでは田んぼをみたことがなかったという。
そんな妻は結婚する前は、ファッションデザイナーとしてアパレル系の会社でキャリアを積んだあと起業。
日本やフランスなどの雑貨アイテムを仕入れては、ネットで販売したりセレクトショップに卸したりと、ビジネスは成功してたらしい。英語、日本語、そして少しのフランス語も話せる。
一方、僕はというと、起業してカフェバーを始めたものの3年で失敗。
その借金を返すために、大阪へ出稼ぎ。
その後、アルバイトやら派遣やら転々として、ウェブ制作のフリーランスとして独立。端折りすぎだけど、結果そんな感じで今に至ってる。
仕事が好きで、結婚も田舎も興味なかったという彼女が、僕と結婚して一緒に生活してくれてるというのは奇跡としかいいようがない。
出会いはネット上のちょっとしたきっかけ。
LINEでやりとりするようになって3ヶ月後に、京都で待ち合わせして初デート。そのとき初めてリアルで会ったのに、驚くほど自然だった。こういう相手が地球上には存在するんだな。
その半年後に結婚。日本と台湾で挙式。
結婚してからというもの、毎日おいしい食事を作ってくれて、洗濯までやってくれる。ビジネスのアドバイスをくれたり、ミスったときは励ましてくれたり。
「こどもは苦手なの」といってた妻が可愛いふたりのこどもを産んでくれて、「子育てが終わったらパパと一緒に旅行するのが夢なの!」と言ってくれる。
人生こんなミラクルなことがあっていいのかい?
夫婦喧嘩をしたことがない
「私たち、喧嘩はいらないから討論しましょ。」
結婚して間もなく、妻からこう言われた。
「喧嘩をしないで、討論しよう」はとても衝撃的だったけど、よいアイデアに思えた。
過去に付き合って同棲していた女性と、嫌というほど毎日喧嘩してたことがある。
「喧嘩するほど仲がいい」とか「雨降って地が固まる」なんて嘘だね。そんな記憶ひとつもない。
むしろ雨は暴風雨になって、椅子が飛んできたし、地面は割れ、奈落の底につき落とされかけたこともある。
在宅フリーランスをしてるので、ほぼ24時間妻と一緒にいる。
精神的に疲れてるときなんか特に、妻と意見が食い違ったりするとイラッとしてしまうときがある。
そんなときは「討論、討論」とまず自分に言い聞かせて妻の話を聞くようにしてる。
さっき書いた通り、僕にはもったいないほどの女性なわけだから、妻の言ってることの方が正しい。
じっと妻の話を聞いてると、大体僕がチンプンカンプンなところで腹を立ててる。
悔しいけど、実際そう。結局面白くない討論をさせてしまって、大変申し訳なかったと反省。
というわけで、おかげさまで結婚5年目。夫婦喧嘩もせずに過ごせてる。
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