2023年5月GW 旭山動物園(2日目)
昨日も旭山動物園へ来ていました。
でも心残りがあったので、2日連続の旭山動物園です。
昨日と同じ9時頃に到着して昨日と同じ旭山公園の駐車場の端っこに車を停めて休憩していたら、駐車場の警備員さんに声を掛けられました。「正門前の身障者用駐車場が空いていて停められますよ」
僕はここで構わないのですが、せっかく教えていただいたので、利用させて貰うことにしました。車を移動させて正門前の駐車場に行くと、身障者用駐車場に案内されて停めることができました。正門の真ん前でめちゃめちゃ近い。ありがとうございます。
記念(?)に開門前の行列に並んでみました。行列に並ぶのも久しぶりで妙に嬉しい。行列に並ぶってのもイベントの一部なんですよね。今日は天気が良いので人が多い。
開園時間になり、テーマソングが流れて、行列が少しずつ前に進んで、入園。
昨日は久々にメインストリートを歩いてみたので、今日は違うルートを行くことにして、ととりの村へ。
フラミンゴ綺麗だなぁ。
鴨カワイイ。
自然の景色に癒される。
とっても良かった。
ととりの村を出て、坂を登ると、ぺんぎん館。
水中トンネルには今日もペンギンはいませんでした。僅か数秒で水中トンネルを通過して館内をぐるっと歩いて屋外に出ると、ペンギン達がみんなでボケーっと立って日向ぼっこしていました。
見てるこちらも頭が空っぽになってボケーっとしてくる。ものすごく癒される光景。永遠に見てられますが、そういうわけにもいかないので移動。
あざらし館。
今日は、僕がいる間に3回くらいアザラシがマリンウェイを通りました。その度に物凄い歓声が沸き起こる。スポーツの試合で点が入った時のような盛り上がり。ガッツポーズしてる人もいました。
見れて良かったですね~、なんて思って、お前は誰目線なのよ?という感じですが僕も嬉しい。
ほっきょくぐま館。
昨日と同じく、入口の手前のガラス面で鑑賞。
ピリカさんとゆめちゃんの親子は今日も奥のほうの陸地でのんびりしてる。
ゆめちゃんがもっと小さかった頃は入口の手前のこの辺りで遊んでることが多くて、この辺りでプールによく飛び込んでいたのですが、全然こっちに来ない。大きくなって好みの場所が変わったのかな。
もうじゅう館。
アムールトラは宿舎の中をお散歩。トラは安定して大人気。カッコイイもんなぁ。
ライオンの家族は、みんなあちこち散らばってお昼寝。子供のが岩の上で寝てて、オリト父さんが岩の下で寝てる。子供が起きて岩から降りようとした時に、オリト父さんの背中に乗っかってお踏み台に使っていた。無邪気な子供。オリトは怒ることもなく特に何もしないでされるがまま。
ユキヒョウのユーリは昨日と同じ場所で丸まってお昼寝。
アムールヒョウのみらいも昨日と同じ場所で昨日と同じ格好でダラーっとしてる。
・・・んん?もしかして昨日から時間止まってる?
レッサーパンダ舎、シロフクロウ舎の前を通り、オオカミの森へ向かう。
ここから先は、昨日は行けなかった場所。ここから先は坂が続くので、退院してからすぐ来た去年の秋もまだ体力も筋力もなかったので行くのを諦めた場所。今日はそこを越えて、10ヶ月ぶりに前へ進む。僕は前へ進む。
ドキドキワクワクしながらオオカミの森に着く。
久々だなぁ。嬉しい。・・・が、オオカミが1頭もいない。そりゃないよ。悲しい。
まぁ、仕方ない。次に来る時の楽しみとして取っておこう。
隣のエゾシカの森へ。
久々に来たら色々と変わってる。
お客さんの通路の上に屋根が付いて、エゾシカがいる地面から階段状になっていて登れるようになってる。ああ、なるほど。エゾシカがここを通れるようになってるのか。へぇ、面白いなぁ。ふーん。とか思いながらそこを通り、上を見上げたら、もう既にエゾシカがいる。うわっ!本当にいる!ビックリ!
坂をゆっくり歩いて昇り、えぞひぐま館へ。
エゾヒグマのとんこさんはどこにいるかな?見渡してみるけど見つからない。とんこさん探しているとたまたま隣にいたご家族の会話が聞こえてきて、あと10分くらいで「もぐもぐタイム」が始まるらしい。これはラッキー。このままもうちょっと待って「もぐもぐタイム」見よう。
「もぐもぐタイム」の時間になり飼育員さんが来た。すると、とんこさんが奥から出てきた。
飼育員さんが宿舎の中へ食べ物を投げ入れる。とんこさんが食べ物を取る為に動き回ってお客さんの前に来る。うーん、やっぱりデカい。手足の爪も大きくて鋭い。間近に見るとすごい迫力。間近と言っても観客から10mくらいの距離はある。山の中で遭遇して対面したら、確実に死ぬ。
それにしても、とんこさん元気で良かった。広い施設で元気に長生きしてね。
シマフクロウ舎は長い階段があるので断念。
両生類・は虫類舎は狭いので断念。
なので、次は北海道産動物舎へ。
北海道の鳥類がたくさんいます。中でも特に好きなのがオオワシ。久々に来たら、オオワシが増えていて驚きました。
オオワシ格好良いなぁ~、と思って見ていたら、1羽がこちらに向かって飛んで来て頭の上に止まりました。オオワシから見下ろされるのはなかなか怖い。狩られる動物の気分。
ちんぱんじー館に入ろうとしたら、ちょうどタイミング悪く団体のお客さんが入口付近で何やらしていたので、今回はパス。
次回は入ろう。
また坂をゆっくり歩いて昇り、サル舎へ。
ワオキツネザル可愛い。ブラッザグエノン可愛い。アビシニアコロブス可愛い。
写真と動画を取りたかったのですが、撮れませんでした。
今は左手が自由に動かないので、カメラを構えてピントを微調整して合わせる動作が出来ない。レンズのリングを回すのも、液晶画面の中をタッチするのも、どちらにしても片手だけは不可能。檻越しの動物を綺麗に撮ることが出来ない。ピントについてはカメラのオートフォーカスに全面的に頼るしかないけど、オートフォーカスでは檻にピントが合ってしまって、ピントを動物に合わせ直すことが出来ない。致命的な問題が発覚。
これから色んな方法をテストして練習してくしかないね。頑張ろう。
てながざる館。
テナガザルはみんな奥のほうで静かに座っていました。今日はそういう気分なのね。
そして、おらんうーたん館に到着。
自分の中ではここが旭山動物園のゴール。正門から入ってゴールまで辿り着きました。身体に麻痺が残っていて杖で歩いていても、下の正門から上のおらんうーたん館まで来れました。やればできるんです。
おらんうーたん館ではモリトくんが屋外にいて出迎えてくれました。近づいていくと、モリトくんがこちらを見ているような気がします。すごく高いところから見下ろされます。こんなに色んな動物から見下ろされて、ずっと見上げていて首が痛くなるのは旭山動物園だけでしょう。
ずっと坂を昇って歩いてきて見上げる態勢をしていたので疲れてしまって、モリトくんから目を離してその場で立ったまま休憩しました。しばらくすると周りから歓声が上がりました。反射的に上を見ると、モリトくんが高い鉄塔の間を渡って空中散歩してしました。超ラッキー。
偶然に良いもの見れたし、ベンチに座って休憩しよう。
オランウータンの「もぐもぐタイム」は確認してあって、あと30分くらいで始まる予定。「もぐもぐタイム」は見たいし、ここからまた歩いて正門まで帰らなきゃならないので、しっかり休憩しておこう。と思ってダラーっとしていたら、歓声が上がって、おらんうーたん館を見たらモリトくんがまた空中散歩をしてる!
そして「もぐもぐタイム」の時間になり、オランウータンのお話を聞いて、終わった後にまたモリトくんが空中散歩!
1日に3回も空中散歩見ちゃった。他の動物のところで運が悪い時もあったけど、それはここで運が良くなるからだったんだな。
さて、正門まで戻ろう。
戻る時は、来た時と違うところを通って、展示館やこども牧場のほうから回っていこう。きりん・かば館までグルっと回り道になっているから坂が緩やかなはず。
・・・と思ってたけど、そんなに緩やかでもなくて、まぁまぁ急だった。でも後から考えると階段がなくて坂道だけなので、動物の宿舎が並んでいるほうを通るよりも緩やかではあるんだろうな。次回はまた違う道を試してみよう。
歩きながら気づきました。カピバラとクモザルを見るの忘れてた。次回は忘れないようにしなきゃ。
きりん・かば館に到着。
カバは、今日は百吉さんが屋外で、旭子&凪子が屋内。百吉さんは微動だにせずお昼寝。お尻をじっくり鑑賞。
カバはウンコをまき散らすので、絶対に後ろに回り込まないように注意されます。なので、お尻をじっくり見ることは実はなかなかないのです。
カバ舎の屋内に入ると旭子さんと凪子ちゃんがアグレッシブに動いていたので、急いでエレベータに乗って下に行き、今できる全速力で歩いてプールの中を見れる大きな窓に行くと、予想通り旭子さんと凪子ちゃんがプールの中に潜って水中散歩していました。
周りの人達が「こんなに動いてるカバ初めて見た!」と驚いて喜んでいます。そう言われると自分のことのように嬉しい。旭子さんと凪子ちゃんいいぞ!ナイス!
しばらく見ていると人が増えてきたので、見やすい場所を譲って離脱。
カバ舎の出口に向かって歩いていると、気付きました。ここは微妙な坂になっているのですが、この微妙な坂が厳しい。たくさん歩いてきたので、しっかりとダメージが蓄積されていたようです。
時間を確認すると、14時30分でした。休みながらとは言え5時間も動き続けたらそりゃ疲れるわ。でも5時間も動けるようになったのは嬉しい。無理はしないと決めているので、今日はこれにて終了。
正門まで戻り、家路につきました。
2日連続の旭山動物園、怪我もトラブルも何事もなく楽しめて、大満足!!
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