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アルセウスミュウツーV-UNION   シティリーグ 8-0全勝 tips

はじめに

はじめまして。ぎんじいと申します。
記事を見てくださりありがとうございます。
本記事はアルセウスミュウツーV-UNIONデッキの構築や立ち回り、採用カード等を記した内容となります。
記事に対しての疑問やツッコミ等がございましたら、TwitterのリプやDMによろしくお願いいたします。都度、加筆や修正を行います。


基本構築と当日の構築

前置き

まずこのデッキの採用理由ですが、ミュウツーが好きであるという理由以外ありません。大会前まではジュラルドンやルギアを考えていましたが、結局好きなポケモン、好きなカードで勝てたほうが嬉しいという結論に至りました。そこから、好きなカードで勝つにはどうすればいいかを考えられた結果だと思っています。

海外の構築で注目されたミュウツーコントロールが本当は理想でしたが、日本のルール上時間切れや自分のプレイ速度の問題等、勝敗処理の関係で難しいとすぐに結論が出ました。オンラインのPTCGO等ではかなり強いと思っています。

構築

私は以下の構築を基本構築として考えています。

基本形

デッキの特徴として、まずタネポケモンが少ない部分が誰もが思うことかと思います。実際その通りです。
次に、初動で手札にあると困るカードの枚数です。特にすごいきずぐすりに注目しました。

当日の構築はこちらです。

当日の構築

詳しい採用理由は後述します。このデッキを使ってみて、どのカードも当日活躍しておりました。
基本構築から比べてタネポケモンを8枚に増やしてあります。その結果手札の引き直し回数がかなり減りました。(当日は全8戦中2回)
すごいきずぐすりの採用を切ってできるだけ初動の安定性を高めました。
きずぐすりがほしい対面もたしかにありますが、初動の安定のほうが大事なので割り切っています。

有利不利

自分のこの構築に対しての有利不利の考えをまとめみました。

有利
ロスト系統、ルギア、ミュウ、特殊エネルギー採用構築のデッキ全般
不利
レジ、ムゲンダイナVmax、悪系統のデッキ

有利不利の中にも序列はあるかと思いますが、基本的にはロスト系統には有利かと思います。
立ち回りに関しては後述します。

当日マッチアップと立ち回り

まず、環境トップであるルギアとは当たりませんでした。(練習時にルギアと対戦しているため、立ち回りはミュウ対面で後述します)

1回戦 ドガスムゲンダイナVmax

 先6-2〇
勝因はお相手のプレミだったので運がよかったです。
ドガスだけではありませんが、状態異常系統のデッキとの試合のポイントはアルセウスを進化させるタイミングです。理由はポケモン入れ替えを採用していないためです。
ポケモンカードゲームのルール上、ポケモンが進化すると状態異常が治ります。ドガス対面ほどではないですが、フリーザーインテレオンのようなマヒを軸に使ってくるデッキにはかなり重要な立ち回りになります。
その際にボール系のカードでデッキを確認するときには、ボスとセレナの枚数の確認と、チェレンの気配りがちゃんとデッキに入っているかどうかをまず把握しておく必要があります。
ボスorセレナが手札に ある→進化OK ない→進化NG 
ボスやセレナは基本的にはムゲンダイナを呼び出すために使用
毒等でダメカンがたまっちゃったらチェレンの気配り が基本です。
神殿採用のデッキが増えているために、ドガスダイナデッキにハイド悪の採用枚数を減らしている構築が多いかと思いました。
ドガスダイナ相手に有効なポケモンはかがやくサーナイトです。理由はムゲンダイナの打点をずらせるからです。(お相手はこれでプレミをしていました。)
ダイナで攻撃するにはドガスを必ず退けなければならないので、特性が無効にされている状態にはほとんどなりません。したがって、ドガスダイナを使用する方はかがやくサーナイトを採用しているデッキ相手にはそれなりに練習が必要だと思います。

2回戦 ミュウVmax

 先0-2〇(投了)
勝因はお相手のエネ切れによる投了でした。遅延されていた場合両負け確定でしたので、お相手のスポーツマンシップに大変感謝しております。
日本のミュウデッキの構築を見ると、フュージョンエネとダブルターボのみのエネルギー採用が多いため、イベルタルのはかいのさけびが刺さりました。(海外のデッキだと基本超エネルギー採用がまぁまぁみられる)
ミュウとルギア対面の立ち回りは似ています。基本的に最初の段階(後1or先2)でアルセウスVorアルセウスVSTARのわざで後ろのアルセウスを育てつつ、イベルタルのはかいのさけびを連打します。ミュウもルギアもイベルタルは無視できないため、相手がイベルタルに処理を回している間にミュウツーの準備をします。
このとき、かがやくサーナイトは場に出ていると強いです。理由はサイコジャンプでイベルタルを取られにくくなるからです。
ルギアと対面したときにはイベルタルを2枚同時に場に出さない立ち回りが重要になってきます。理由はAライコウのアメイジングシュート警戒のためです。
ルギア対面でもミュウ対面でもアルセウスがワンパンされなければ
にげるorチェレンの気配り→イベルタルはかいのさけび
が強い動きだと思っています。

3回戦 ロストギラティナ

 先6-4〇
勝因は2-2-2のサイドプランが通ったためです。
ロスト対面では後1ウッウのおとぼけスピットはさほど怖くはありません。理由はアルセウスの耐久力です。
ギラティナVSTARを使う側としては、アルセウスVSTARにVSTARパワーを使わないと基本ワンパンできない部分がポイントになります。また、ワンパンできないとエネルギーがかなり厳しいので難しい立ち回りをこちらが要求できます。そのためこちらはお守り、Vガード、かがやくサーナイトでガチガチに固めて勝負しました。
雪道採用型が減っているので、ミュウツーV-UNIONの特性が止められること無く安心して出せるところも有利なポイントです。
神殿型ではなく雪道型だと有利不利関係は五分だと思います。

4回戦 かがやくダイナジュラルドン

 先6-4〇
勝因は相手のアタッカー不足でした。
お相手がクライマックスゲートで出てきたのがジュラルドンVmax1体のみだったので、そこがかなり運のよかったポイントでした。もう1体並んでたら負けていたかもしれません。
最初にジュラルドンVmaxを取って3、ウッウで1、後から出てきたジュラルドンVで2の3-1-2でした。
基本的にジュラルドンVmax相手にはこちらから先制攻撃を通す行動が強いです。したがって、ボスやセレナはジュラルドンを呼ぶために使います。また、相手のすごいきずぐすりで回復読みでチェレンの気配りを手札に温存しておく立ち回りがかなり強いと思っています。ドガスダイナのときと同様にボスやセレナの枚数とチェレンの気配りの有無は最初に確認するべきポイントになります。
ミュウツーがサイドだったため出せませんでしたが、出せればかなり有利です。理由はミュウツーをワンパンする火力がないためです。

5回戦 アルセウスジュラルドンVmax

 後6-4〇
勝因は先制攻撃が通ったのと、チェレンの気配りがうまく効いたためです。
アルセウスジュラルドンの場合も4回戦のときと同様に、ジュラルドンVmaxに先制攻撃を通すことが強いです。逆に先制攻撃を通せないと、相手の回復が間に合ってしまうので、押し切られて負けます。
攻撃対象は基本ジュラルドンのみで問題ありません。
このときもサイドにミュウツーがいたため出せませんでしたが、出せてればもっと楽に勝てたかと思います。
このとき試合が戦績階段だったため、予選全勝2位でした。

トナメ1回戦 裏工作ガラルタチフサグマ

 後4-3〇(時間切れ勝ち)
決勝トーナメントのルール上、試合時間終了時点でサイド枚以下のプレーヤーが勝利となりますので勝てました。このデッキは初見だったため、立ち回りがガバガバでした。できるだけサイドをとりにいく立ち回りしかできませんでした。反省点としては、かんしゃくヘッドジグザグマ+ガラルタチフサグマでミュウツーが落とされてしまうので、お守りは手札に必須であることと、ガラルタチフサグマのだまらせるでアルセウスVSTARのわざが打てないことがあるため、進化を簡単にしてはいけない立ち回りが必要なことを感じました。イベルタルのはかいのさけびも採用されてましたので、ダブルターボを手張りしてわざを打ってエネを付けるときも慎重に考える必要があります。

トナメ準決勝 レジ

 先6-2〇
勝因はレジは対面不利なためオーロラエネルギーが来ないことを祈り、それが通じました。ミュウツーを一刻も早く完成させて、それが通ったため勝てました。
レジ対面での警戒するポケモンはレジロックとレジアイスです。レジロックはアルセウスの弱点をつけるため、レジアイスはわざを止められてしまうためです。序盤でアルセウスを進化させたあと、次のアルセウスを進化させるかは相手と自分の場と自分の手札次第で変えます。
レジアイスでわざを封じる読みの場合
後ろにアルセウスが育っている→進化可 育っていない→進化不可
レジロックでワンパン読みの場合
お守りが手札にある→進化可 ない→進化不可
でパターンを分けます。
また、レジロックがわざを使ったあとは入れ替える手間があるので、わざ後のレジロックは基本倒さないで、ミュウツーでダメカンを後ろにばらまく立ち回りが効いていました。
ただし、ミュウツーだけがアタッカーだとレジアイスで止められてしまうため、アルセウスVSTARも後ろで育てて(温存して)おく必要があります。

トナメ決勝 ロストギラティナ

 先5-4〇(アディショナルターンで勝ち)
勝因はお相手のエネとアタッカー不足でした。
サイドにミュウツーがいたため、試合が長引いてしまいましたが、出せればもっと早かったかと思います。
前述のとおり、雪道採用型ではなかったため、ギラティナ側はアルセウスをワンパンしないとエネが厳しい状態でした。ロストを貯める準備の段階でエネがそこそこロストとトラッシュにいっていたため、最終的には草エネが尽きていました。

採用理由と候補カード

ポケモン

基本的にどのポケモンでスタートしてもさほど問題無い構築を意識しました。

アルセウスV 4枚
初手でアルセウスVスタートして困る対面がほぼ無いので4枚安定です。

アルセウスVSTAR 3枚
本当は4枚がいいのですが、3枚でも回るためこの枚数です。

ミュウツーV-UNION
デッキの要です。このポケモンのためにデッキを作っています
ミュウツーコントロールでも強いですが、試合時間や自分のプレイング速度の関係で諦めました。オンライン対戦ではガンガン使ってます。

ヤレユータン 1枚
本当は2枚ほしいこのカード。影の功労者です。手札にきて困るカードをデッキに埋められる部分が本当に強いです。Aライコウアメイジングシュートやヤミラミのダメカンばらまきの際に狙われるポケモンです。
また、速い段階でこのポケモンが倒された場合、かがやくサーナイトを場に出すかは慎重に考えましょう。理由はサイドプランが1-1-2-2を通される可能性があるためです。

かがやくサーナイト 1枚
メインのアルセウスとミュウツーの耐久力をあげられるので、かがやく枠はこのポケモン一択です。Vポケモン主軸なデッキに雪道採用が減ってきている環境にもマッチしています。

イベルタル 2枚
構築の段階ではつりざおも入っているのでこんなにいらないかな?と思っていましたが、2枚で良かったです。1枚にした場合入れたいタネポケモンがヤレユータンくらいで、タネポケモンが8枚以下は基本的にあり得なかったです。(引き直し防止のため)ルギアとミュウ相手したときに、相手目線でこのカードはどうしても無視できないため、場にいるだけで十分圧力をかけられると思いました。倒されてもすぐにダブルターボ手張りではかいのさけびを使いたいため、2枚採用にしてよかったと思っています。

採用候補ポケモン

ヤレユータン2枚目
安定性を求めるならこれもありかと思います。初動で手札にきて困るカードをデッキに埋められる可能性が高まるため。

ナマコブシ
ナマコブシ投げは確かに有用ですが、ナマコブシスタートしてしまったときに回収ネットをこのカードに確定で使わないといけない点が少し厳しかったため不採用にしました。

サポート

博士の研究 4枚
エネルギーの枚数に気を付けながら使うイメージです。ミュウツーのパーツを2枚以上流せれば御の字です。
手札が枯渇しやすいデッキなため、4枚採用以外はあり得ないと考えています。

マリィ 1枚
相手の手札の枚数次第で使うイメージです。アルセウスを倒された切り替えし等。手札が枯渇しやすいデッキなので、できるだけ大事に扱うイメージです。

シャクヤ 2枚
サイドにいるミュウツーを探すカードです。もし仮に探せなくても、ポケモンを倒す算段があればあえてカードをサイドに埋めて置き、必要になったときに取り出す手段でも使えるので1枚に減らすことはあり得ません。
その際に何のカードをどこのサイドに置いたかの把握する練習は必要です。

チェレンの気配り 1枚
すごいきずぐすりを不採用にしている構築なため必須カードです。
デッキにあるかサイドにあるかは最初に把握しておくべきカードの一種だと思います。使うタイミングの見極めも重要です。

冒険家の発見 1枚
アルセウスやミュウツーを持ってくるカード。基本はボールを使って持ってきますので保険のようなイメージです。
早い段階でミュウツーのパーツを2枚トラッシュできれば、アルセウスのVSTARパワーでこのカードとハイパーボールで早期V-UNION完成も目指せます。

セレナ 2枚
トラッシュしてドローもできるしVポケモンを呼べる万能カード。
博士の研究3枚でこちらを3枚にしても良いかもしれませんが、ドローが目的の場合は手札が5枚になるようにドローなため、そこまで期待はできません。このカードを手札補充カードとはあまり考えないようがいいかと思います。

ボスの指令 1枚
本当は2枚ほしいカードです。枠の関係上最低限の1枚になっています。
特に状態異常を使ってくるデッキには必要なカードです。

採用候補サポート

ボスの指令2枚目
もし枠を空けられるのならば、このカード一択です。
環境によってはセレナ→ボスに変えてもいいくらいです。

ポケモンの道具

大きなおまもり 2枚
アルセウスとミュウツーの耐久力をあげるために2枚は必須です。

採用候補ポケモンの道具

こだわりベルト
枠があればほしいですが、必須レベルではないかと思います。理由はワンパンできなくてもいい試合が多いからです。
ワンパンされるほうが厳しいので、おまもりを優先的に採用しました。

ビッグパラソル
これもあれば強いですが、つけるポケモンに悩みます。アルセウスもミュウツーもおまもりをつけたいので、やはりそっちが優先されました。

ふうせん
ヤレユータン、イベルタル、かがやくサーナイトにつけるイメージで採用しても良いかもですが、枠が足りませんでした。

スタジアム

未開の祭壇 1枚
かなり使用感のよいスタジアムです。ポケストップだと必要なカードもトラッシュしてしまうので、いい塩梅なカードです。ロストスイーパー3枚にしていた時期がありましたが、スタジアムを張り替えるにはこれがうってつけです。

採用候補スタジアム

未開の祭壇一択なので無し

グッズ

クイックボール 4枚
タネポケモンが少なめなデッキですが、このカードは4枚必須です。ミュウツーをトラッシュできる点だけでも優秀です。

ハイパーボール 4枚
必須です。アルセウスVSTARやミュウツーのパーツも持ってこれます。

トレッキングシューズ 4枚
ミュウツーが来たらラッキーなカードです。とにかくデッキを掘り進めてミュウツーのパーツをトラッシュしていきたいので4枚が安定です。

ロストスイーパー 2枚
1枚だと心もとないので2枚必要です。このカードは簡単に切らない立ち回りが強いです。必要な場面が来るまではヤレユータンでデッキに戻す使い方をしました。終盤になればボールを使うことがほとんどなくなるので、余ったボールをロストして使うと強いです。

ふつうのつりざお 2枚
このカードで救われる場面は多々あります。エネルギーをデッキに戻すだけではなくて、アルセウスVSTARがサイドにあると1体目が倒されたときに2体目の起動が難しかったりするのでそのときにエネルギーと一緒に戻したりもしました。

回収ネット 1枚
ヤレユータン、イベルタル、サーナイトを入れ替え件回収する役割の重要なカードです。本当は2枚欲しいですが、最低限の1枚です。

採用候補グッズ

ともだち手帳 1枚
枠があれば本当に欲しいカードです。使い道は主にチェレンの気配りとボスの回収です。
ただ、なかなかタイミングがかみ合わずにトラッシュしちゃうこともあるので仕方なく不採用にしました。

すごいきずぐすり 2枚
あれば強いのですが、初手で手札にくると一番困るカードです。
採用するなら2枚ですが、どうしても2枚の枠を作れませんでした。

エネルギー

基本超エネルギー 7枚
6枚の構築をよく見ますが、神殿採用が多いので7枚にしてあります。

ダブルターボ 4枚
必須です。はかいのさけびにも使えます。

Vガードエネルギー 2枚
3枚の構築をよく見ますが、神殿採用が多いので2枚にしてあります。

採用候補エネルギー

環境によってはVガードの枚数を調製といったところくらいで、これで完成されていると思っています。

おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。
大会当日はどのカードも活躍していて、不要なカードは1枚もありませんでした。それくらい完成度の高いデッキだと思っています。
ミュウツーが好きな人はぜひ参考までにお使いください。
参考にしたよ!って方がもしいたら教えて頂けると幸いです。
アルセウスが好きな人はこれを参考に応用してみてもらえると幸いです。
何のデッキを使うか悩んだときに、やっぱり好きなカードが入っているこのデッキを選択したことが一番よかったと思います。
次のシティリーグはレギュレーション変更後なため環境が激変するかと思いますが、ミュウツーV-UNIONはまだこれからも可能性がありそうなので
メインで使っていきたいと思います!

投げ銭箱だけ置いておきます!ジュースよりも安いのでもし記事が参考になりましたら、気が向いたら程度でいいのでお願いします!

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