詩)橋は見えますか。あなた
「深夜に逗子マリーナなんかに行くと、誰もいない港でヨットの帆がカラーンカラーンと鳴って、夜の夜中にそんなところで潮の香りを嗅いでいると、ナルシスティックかもしれませんけれど、なんで自分はこんなところにいるんだろうと不思議な気分になりますね」
「世の中の大半の人間は、橋を渡ろうとしない。渡って向こう側を見てきた人間には、きっと成功も挫折もないのだろう。」
『東京タクシードライバー (朝日文庫)』山田清機著
海の中からぽうっと光りが見える
風にさらされた看板がコトコト音をたてる