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「ともに生きることば」より得るヒント

今回は、「ともに生きることば」という本をもとに、誰もが自分らしく生活・仕事ができる場づくりについて考えていきたいと思います♪

「ともに生きることば」という本は、高齢者向け住宅のケアや場づくりについて大切なことを30個の「ことば」にまとめた本になっています。
高齢者向け住宅はたくさんあり、その在り方も様々ですが、その各々の取り組みをパターン化し、「ことば」に起こすことで、ともに生きるケアを実践するヒントを示してくれています。

その30個のヒントの一つに「笑顔が生まれる場」というものがあります。

簡単に紹介すると、

ケアの現場では、どんな経験豊富な介護士でもちょっとしたミスや想定外の事態は起きてしまいますし、そこで暮らす人も日常生活のなかで、朝寝坊をしたり、忘れ物をしたりしてしまうこともあると思います。
そうしたことが起きたときに、周りの人がきつい態度をとったり、叱責するようなことをしてしまうと、ちょっとしたミスも許されない、息苦しい場になってしまいますよね。
そこで、うまくできないことやちょっとしたミスに対して、みんなで笑い合える場所にしていくことが大事になります。決して嘲笑うということではなく、微笑ましく、笑い話しにする感じですね。
そうした優しい笑顔が生まれることで、お互いに「完璧」でなく、「その人らしさ」を持つ一人の人間だということを感じ合うことができ、それを感じながら仕事や生活をすると、自然とその場が明るい空間になり、一人ひとりの気持ちも明るくなってくるという好循環が生まれるのです。

「ともに生きることば」著者:金子智紀、井庭崇、丸善出版

といったことが書いてあります!

銀木犀〈西新井大師〉で考えてみても、職員・入居者さんともに、おっちょこちょいの人が多いのですが、暖かな目でそのことを笑い合えているので良しとしましょう(笑)
そうした明るい雰囲気があるからこそ、こうした満面の笑顔が生まれるのでしょうか(^^♪

こんな感じで、普段ケアの現場で何気なく行っていることを言語化してあり、ケアに関してのヒントがたくさん詰まっているので、介護に携わる方々におすすめです!
本だけでなく、カードもあるそうなので、何人かで集まってケアについて考えることにも活用できそうです♪
是非、興味のある方は、見てみてください!!



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