さた子さん、100年の軌跡。
令和3年9月26日(日)
銀木犀<柏>にとっては特別な日となりました。
ご入居者の南達(みなみだて)さた子さんが『100歳』の誕生日を迎えられたのです。
トップ画はご本人が一番気に入っておられるという、約20年前、80歳のころのお写真になります。茶道の師範をされていたとのことで、流石にたおやかさと端麗さが伝わってきます。
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さた子さんが銀木犀<柏>にご入居されたのは、約3年前の平成30年10月5日、入居日から数えて1,087日目を経ての本日、めでたく百寿・・・。
この記念すべき日に向け、私たちも粛々と準備を進め、お祝いの式典の場を設けさせていただきました。
式典の場には、内閣総理大臣からのお祝い状と記念品(銀杯)や、ご家族に持参いただいたお花などをセッティング。
100年という生命の証明でもある銀杯、重みが違いますね。美しい。
ご入居者の皆様の会場への参集も済み、いよいよご本人登場の準備です。
皆様より拍手喝采でご登場し、式典開始。お祝いの気持を詰め込んだスライドをご本人と皆様にご覧いただきました。
大正という時代を振り返っていただいたり、
ご本人と同年生まれの著名人を3人ご紹介。
一人目は、国民栄誉賞受賞の作曲家、吉田正さん。
二人目は、喜劇俳優の由利徹さん。懐かしいですね。
三人目は、「りんごの唄」で有名な歌手、並木路子さん。
すごい方々と肩を並べておられるんですね。改めて感服です。
そして、クライマックスにさた子さんの軌跡の数字を。
歩まれた年数はもちろん100年。
歩まれた月数は1,200ヵ月。この辺までは容易に計算できますが・・・
歩まれた週数は、5,217週(+6日)・・・凄すぎて。
そして最後はもちろん、歩まれた日数。単純に1年365日×100年で、36,500日ではないのです。
4年に1度、年間366日を数える閏年を『25回』も経験され、その25日を積算した<36,525日>。途方もなく感じますが、ご本人は一歩一歩、間違いなく歩まれ、今日の良き日を迎えられたのです。
感極まり、号泣されるご入居者も。
さた子さん、ご家族の皆様、おめでとうございます。改めて心よりお祝い申し上げるとともに、大正、昭和、平成、令和と4時代を歩まれつつ、100年という素晴らしい月日、時間を過ごされましたこと、尊敬の念を込めてお伝え致します。
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・・・では、「くす玉用ー意!」
『パッカーン!』
改めて皆さまより拍手喝采。
・・・ただ、これで終わるような<柏>ではありません。
つづいてフードサービスさんお願いします!
構想2か月。特製「おめでとう100歳ケーキ」。
花火つき。
プラスご本人の大好物。「からあげ棒」も準備。
全部は大変なので、ろうそく1本だけ消して。
フードサービスも大成功に達成感。
からの・・・
ご本人のこの表情。※ペロリと完食。
最後に今一度、おめでとうさた子さん!
末永くお元気で。大好きです!
銀木犀<柏>スタッフ一同より
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