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「親切貯金」見返りを求めない小さな親切

自分の存在意義も存在価値も見失い、
誰かに必要とされることもなく、
自分に自信を失い、自暴自棄になりそうな時、
「親切貯金」をお勧めします。

「親切貯金」は、誰に対してでも良いので、
あなたが無理せずに手助けできることで、
小さな親切を繰り返すことです。
その小ささは、目の前で小銭を落とした人に、
小銭を拾ってあげるだけでも構いません。
ただ目についた、あなたが手助けできる人に対して、
親切を繰り返すだけです。

ただし、親切貯金には守らなくてはならない3つのルールがあります。

1.お礼を期待しない
 (無視されてもかまわない)

2.見返りを受け取らない
 (どんなに感謝されてもすぐに立ち去る)

3.何度でも繰り返せる行為である
 (大金が関わるなど、何度もできないことはしない)

相手からお礼の言葉が無くても、
自分のできる範囲のことをしただけですので、
何も期待してはいけません。
逆に何かを渡されそうになっても、
自分のできる範囲のことをしただけですので、
何も受け取りません。

あなたの親切を受けた人は、
あなたに感謝しなかったとしても、
親切を受けて、少しは助かったことがあったはずです。
「親切貯金」は「親切を受けた人がいた事実」を貯金していく気持ちで繰り返すだけです。

「親切貯金」は、苦行に耐えるような仰々しいものではありません。
親切をきっかけに世の中を良くしていくほどの善業でもありません。
貯まった貯金が倍の幸運になって、
あなたに帰ってくることもないでしょう。
ただ、無理せずにできることを、
且つ、僅かでもありがたいと思われることに少し時間を使うだけです。

それでも無償で誰かの役に立ってみることには、
あなたを現実に引き止めてくれる効果が期待できます。

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