【コンビニ】お店の前で座り込む若者に対して私がかけた言葉。

どうもコンビニ店長ギンちゃんです。

お店の前で若者4人が
購入したカップラーメンや飲み物を
座り込んで食べて飲んでいる。

特に深夜のコンビニならあるあるですよね。

若者が座り込んでいると
・ビビってしまうお客様が居たり
・お店に入るのを躊躇うお客様が居たり
・騒音でご近所の方からお叱りを受けたり

と営業の邪魔になることは確かなんですよね。


でも若者に悪気はないんですよね。


大体のお店はお声かけか
警察に通報して移動させる事が多いと思います。
放置するのは下の策ですね。

私は悪質では無い限り
食べるのを待ってから
お声かけして移動してもらいます。

この時に大事にしているのは

【拒絶ではなく承認して移動】

してもらうこと。

あからさまに法に触れるような事が
あれば通報しますがそれ以外は
お声かけで対応しています。

営業の邪魔やねん!をまっすぐ伝えて
強制的に排除すると相手は不快になります。

こうすると地元に敵を増やす事になります。

場合によっては

・この店に仕返ししてやろう!
・困らせてやろう!

と更にトラブルが増えることになりかねません。
実際増えた時期もありました。

このスタイルを続ければ

・年月が経つほど敵が増え
・未来の売上は少しづつ確実に削られて
いきます。

なので拒絶での排除はしません。

ではどうするかというと先ほども書いたように

承認しながら移動を促します。


先日あった例ですが
男女4人組の十代の若者。

朝方お店の前で購入した食べ物を
座り込んで飲み食いしていました。

私がかけた言葉はこんな感じです。

「みんな朝まで起きてて元気ですね〜(*´ω`*)」

 「眠たく無いですか?眠い?そうですよね〜!お疲れ様です(*´ω`*)」

「これから朝のピークで車の出入りが激しくなるので
食べ終わったら移動だけお願いしますね(*´ω`*)」

「あ!食べ終わりました?
ゴミは片付けとくので大丈夫ですよ〜!
この付近の道は車がガンガン走る時間なので
気をつけて移動してくださいね(*´ω`*)」

「また来てくださいね!ありがとうございます〜(*´ω`*)」


座り込む若い子達は
コンビニでは拒絶されることに慣れているので
こういうアプローチをすると
・最初は面食らった顔をしたり
・逆に警戒して無視したり

するのですが承認している事が伝わると
素直な笑顔を見せてくれます。

この時も同じ移動してもらう事は同じですが
ニコニコしながら
「また来ます!」
と言ってもらえました。

また同じ子達が来て座り込んだらまた
同じようにアプローチする。
その子たちに悪気はありません。
ただ仲間との会話が楽しくて
一瞬忘れているだけです。

大人でもあることですよね?

数回も同じようにアプローチすれば
食べ物のゴミはキチンと捨てるし
捨てたらすぐに移動してくれます。

私がお声かけしようとしたら顔を見ただけで

「あ!移動します!!」と言うので
逆にこちらが驚く時もあります。

場合によっては大人よりマナーが良くなります。
(コンビニ業界では解ってくれる方、多いと思います。笑)

悪気はなくてもお店前に居座ると
迷惑は掛かるんだなぁとは
本人達もわかってたりはするのですが

嫌なお店だと
そんな嫌な店に配慮なんていらねぇや!
となるのが人間の心理ですよね。


ここで承認承認と言ってますが
お店の前に座り込む事を認めているのではありません。

移動はしてもらいますが
その子達を邪魔者ではなくお客様としての存在を認めて居る

という事です。

承認の仕方は簡単です。

「しっかり見る」
「興味を持つ」
「相手側の気持ちになってみる」

です。

そうすればかける言葉、
かけて欲しいであろう言葉は
いくらでも出てきます。


長年こういうアプローチを続けていると

・結婚して生まれたお子様と一緒に来てくれたり

・就職して買い物を沢山してくれるようになったり

・同じ大人として仕事の話ができるようになったり

が出来る様になります。

こういう時間があると
(あぁ承認してきて良かったなぁ。)
と感じます。


また承認については
良いお店作りの為の
全てにおいてのベースになるので

おいおい深堀りできればと思います。


ではまた\(^o^)/

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