甲状腺がんだって⑥術後1日目

結局どれだけ寝られたのかわからないまま起床時間。すぐに体温と血圧を測られ、採血も。とにかく横になっているのがしんどかったのでベッドの角度を変えて起き上がっている。最初の食事は3分がゆ、具なし茶碗蒸し、お吸い物にヨーグルト。完食しないと点滴が外れないというので頑張る。投薬が始まるが、特に問題なく飲める。痛み止めは1日3回までと言われているので、朝と昼すぎ、夜寝る前に飲むことにする。午前中に点滴1本打って、針も抜けた。吐き気なし、痛みもひいて昨晩よりだいぶ状態がよい。

寝ているほうがつらいのでパソコンを開いて作業しながらラジオを聞いていると、執刀医の先生が顔を出してくれて元気そうね、と言って去っていった。傷口もきれいとのことでふつうに動いていいと言われる。シャワーは浴びられないので看護師さんが清拭してくれて着替えさせてくれた。お見舞いがあるからドライシャンプーで少し頭皮の手入れなどもする。

昼間はまったく問題なかったが、夜になって寝ようと横たわると体の凝りがひどくてなかなか寝付けない。さらに夕方、外来で倒れたらしい患者さんが隣のベッドに緊急入院してきた。携帯の着信音が最大音量、スピーカーにして話す、心配になるようないびきをかく、ナースコール&バイタルチェックのクリップを外してそのたびに看護師さんが飛んでくるなど、寝付けない状況に拍車をかける。23時ごろに部屋を移されてようやく静かになったが、当日手術の人、次の日手術の人もいたので移してくれてかなりほっとした。

それにしても眠れない。ベッドの角度を変えてみたり、自分で頭を支えて首を固定して寝返りを打ってみたりするも、結局3時すぎまで一睡もできなかった。1時過ぎに観念して導入剤をもらおうとナースコールするも、薬を出せるのは12時までと言われてもらえなかったのも痛かった。午前3時ごろようやく寝付くも、6時には起こされる。

※睡眠障害の気がある上に隣がうるさくてほぼ徹夜。辛かった。


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