見出し画像

2021ゴールデンウィーク前半戦

ふたたび緊急事態宣言が出てしまったけれど、子どもがいるとずっと家の中にはいられない、とはいえ、子どもは特にスペシャルなことをしなくてもちいさなことで喜んでくれることもあるので、家や近所で遊ぶだけでもエネルギーを発散することができるものだなあ、などと思いながら過ごしているゴールデンウィーク。はじめはワーケーションしてみようか、などと夫と話していたけれど、宣言が出たので長期に遠出することはやめて、家の周りで過ごした。何をしたかを書き留めるとりとめもない日記。

5月1日(土) こいのぼり作り

朝、長女(3歳5か月)のスイミングスクールへ。大人の足だと家から5、6分の距離なのに、野花ブームの長女はハルジオンを摘みまくり倍ほどの時間がかかる。疲れて昼寝してくれるならー!と思って付き合うが、寝ない。でも毎度「綺麗ね〜」と通りすがりのおじいちゃんに声をかけられるので、この子と一緒にいるからこうやって知らない人ともコミュニケーション取れるんだなあとしみじみ思う。とはいえマンションの敷地内のハルジオンを全部摘み取ったときは掃除していた管理人さんに「ありがとう」と言われてちょっと笑えた。

画像1

画像2

この日は夫が午後オンラインの講座を受けるというので公園に連れていこうかと思ったが、次女(10か月、8キロ)を抱っこしながら長女を公園に連れて行くと肩が壊れる。翌日からも休日なので体力温存せねばと密かに買っておいた絵の具でこいのぼりを作ることにした。

画像3

我が家には女子しかいないのでこどもの日は何をする予定もなかったのだが、保育園でこいのぼりを作った長女が「こいのぼりつくろー」と言い出したのがきっかけ。「いいよ、じゃあ折り紙で作ろうか」と言うと「ぬのでつくりたい」と。スケールが小さくてごめんね…と思いながら「うちに布はないもん」と言うと「おむつがあるでしょ」と。鋭いな。結局、戌の日のお参りでいただいた腹帯を使うことにした。次女のおんぶ紐として使っていたし、いざとなったら人を担げるように防災袋の中に入れているので使ってしまってもし何かあったら…となぜか急に心もとなくなったが、一匹分切るくらいならいいかと。が一匹で終わるはずもなく、腹帯全部使い切ってしまった。

ゆび絵の具を買ったので、「おててで好きに描いてごらん」と言ったが、手が汚れるのが嫌なのかスプーンをよこせと言う。ぐちゃぐちゃにしてごらんよ、と思っていたが、ふと気づいた。そういう目で見ている私がぐちゃぐちゃにしたくないと思っているんだな。それで私が自分の手でぐちゃぐちゃに描いてみると、急に長女の目がキラキラしてきて、「やってみるー!」と。長女は赤青黄全部まぜて土色の緑のようになった色を見て「ほうれんそうのいろ」と言った。なかなかうまいこと言うなと思った。1時間半ほど遊んでくれたのでよかったが、こうして持ち駒ひとつを早々に使い切ってしまった。そしてカーテンにまで絵の具がついて、カーテンも洗濯することになった。

5月2日(日) いちご狩り

近所の農園にいちご狩りへ。やることないから必死にネタを探して思いついたいちご狩り、農園のウェブサイトを見るとちょうどこの日の予約が始まるところだったのでネットで予約枠をゲット。近所といっても片道徒歩30分の距離をえっちらおっちら。手ではなくてはさみで摘むところだったので、長女がちゃんとはさみを使えるか心配だったけど、ちゃんと摘み取るいちごを支えながら茎を切っていて成長を感じた。「ほら、ここの茎がストローみたいでしょ。だからストロベリーって言うんだよ」とちょっとお勉強的なことを言ってみたが長女には刺さらず。6種類ものいちごを栽培していて、全部食べたい、と思い親(主に私)もテンションあがってしまい数千円の買い物となった!でも大満足。

画像4

これだけ書くとただの楽しいいちご狩りなんだけど、なんていうか、子がいると増える準備というのが。農園にはお手洗いが無いとあったので、長女におむつで行かない?と聞いてみた。でも嫌だと。トイレ行くとこないんだよと。嫌だと。そうか、、ということは念のために予備のパンツとズボンと、紙おむつも持っていかねばということなのだな。起きたことの結果を経験させるのもいいけど、おしっこびちゃびちゃで帰るのはちょっとつらい。そして増える荷物。やられる肩。でも案の定長女は途中で「おしっこ」と言い、やっぱり農園にはお手洗いはなかったので隅っこで紙おむつに履き替えさせてもらってそこでしゃーっとした。よっしゃ、と思った。

夜、夫に唐突に「ねえ、今日の私がすごかったことはなんだと思う?当たったらアイスクリーム買ってあげるわ」と言ったら「おむつ持って行ったこと」と返ってきて嬉しかった。

5月3日(月祝) おうちピクニック?

ちょっと遠い公園に行こうかと。おにぎりを作り、次女の離乳食も保温ジャーに入れて、準備万端で出かけた。電車で4駅、そこから徒歩20分。公園に着いてレジャーシートを広げ、さあ食べようとしたとき、長女が「さむい」と。「えっ!?帰る?」と聞くとうんと。ということで家から1時間かけて行った公園なのにとんぼ返り。次女もへろへろな顔をしている。

家に帰ると長女は元気元気。なんのこっちゃ!と思うが文句ひとつ言わない夫に感服。おうちピクニックとなり、「キウイきってあげるね」と突然のやる気。そしてほんの少しだけ私に分けてくれた。

画像5

画像6

長女が包丁を使うのを見ると寿命が縮む思いがする。心の中でうぎゃーうぎゃーと思いながら見ている。ちらりと見に来た夫が「あっ!」と言って包丁を取り上げた。いつもは私が「あー!」とか「ぎゃー!」とか言う中、夫は動じずにいることが多いので、この夫の反射がちょっと新鮮だった。と同時に、何度か包丁を触らせている私には見守る力(?)がついてきたかと思うとちょっと嬉しかった。

夜は夫と長女がごはんを作ってくれた。白麻婆豆腐と、アスパラガス、玉ねぎ、ぶりの炒め物。酢がきいていてめちゃくちゃ美味しかった。

画像7

こんな感じで前半無事終了。は〜、まだあと1日あるのにはよ寝な。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?