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名もなき文士の独り言(要約:暇人の雑談)Ⅱ

 やることがあるのにやる気がない人がすることは何か。そう、昼寝である。私は16時ごろに帰宅し、ベッドに倒れ込んだのち、そのまま21時半までぐっすりと眠ってしまっていました。おかげでしっかり頭痛に襲われています。そんなわけで余計にやる気がなくなった私は、前回脳死で書けることに気がついた雑談を再びダラダラやろうと考えたったわけです。それでは、はじまりはじまり。


話題① 最近見た映画の話
 最近見た映画は二つ。『Mid90's』と『レザボア・ドッグス』です。Mid90'sは何となく面白そうだったので見たのですが、レザボア・ドッグスはタランティーノ監督の作品ということで前から気になってたんですよね。

 タランティーノ監督は『Kill Bill』で知って、それ以降気にしている監督さんです。私個人の感想では、Kill Billはvol.1のほうが好きです。料亭での戦闘シーンが特にお気に入り。Kill Bill、なにで知ったんだっけなぁ?…あぁ、のばまんさんだ。例によってね。確か『Teardown』っていうゲームの実況の時の導入で話してたはず。それで題名を知ったのかな。…話を戻して、レザボア・ドッグスは時系列が興味深い構成をしていてとても面白かった。言ったらネタバレになるので詳しくは触れられないのが残念。なので内容を推測できない程度に良かった点を話すと、まず導入。男たちの雑談から始まり、それが終わるとイカしたイントロに入る。やっぱりスーツを着こなせる大人はカッコいいね。そっからいきなり話が展開されていくのもまた面白い。「え?」→「えぇ?」→「おぉ?」→「おぉ!?」みたいな。気になった人はぜひ見てみてください。

 Mid90'sはU-NEXTのオススメにあがっていたので見ました。年代と設定が結構好みで、ちょっと古めかしい作品なのもまた良い点。私、親の影響で洋画とか洋楽を好きになっているので、必然的に親の年代、つまり90年代のものを小さい頃からよく見たり聴いたりしている訳ですよ。多分Mid90'sに惹かれたのも、そういった背景があるからだと思うんですよね。当時のアメリカの若者の生活をそのまま切りとったみたいな内容で(この映画の中の若者が送る生活が一般だったのかどうかはさておき)、現実離れした設定があるわけではない。個人的にはスティーブン・キング監督の『スタンド・バイ・ミー』に似た雰囲気があったと思ってます。若者の友情とか悩みとか,人間関係とか成長(変化)とかが描かれていて面白い。こちらも結構気に入っている作品です。


話題② 創作のハナシ(2)

 皆さんご存知の日本の文豪として名高い芥川龍之介は、『今昔物語集』に収録されている話をブレンドし、ピンセットで組み上げた言葉たちを加え『羅生門』という小説を書き上げました。私はこの旨の説明を聞いた時、ふとこの方式を自分の創作に組み込めないだろうかと考えたのです。
 私はいま文学賞応募のために作品を書いているのですが、その作品はとある音楽に一目惚れ(どちらかといえば一聴惚れ?)して一気に筆を進めているものです。とはいえ進行速度はありえないほど遅いんですよねぇ…。とりあえずそんなわけで、私の好きな「音楽」を元に作品を作るというのはどうだろうか、という独り言です。

 今のところ候補に上がっているのは『Just the two of us』『Stand by me』『Fly me to the moon』、ジャンルではChillwaveとかSynthwaveとかChiptuneですかね…。
 ゆっくりした音楽ばっかりなのは、そういった雰囲気がないとどんどん過激な話になっていってしまうからです。いま投稿している『ICONIC』も色々荒れた雰囲気ですし、現在原稿を書いている二作品のうち一つはディストピア反逆系、もう一つはだんだん自我を失う実験の話ですからね。本当はゆっくりした作品を書きたいので,あらかじめイメージを確立しておけるテーマソングって結構便利なんですよ。アサガオの支柱みたいな。それを伝っていけば話がブレることがないっていう。


話題③ ICONICについて
 この雑談を読んでいる方のうち、一体何人が私の書いている『ICONIC』シリーズを読んでくださっているのかは、私には知る術がありません。ですがこの記事のタイトルは名もなき文士の独り言。「独り言」ですからね。なので皆さんが読んでない私の小説について書いても問題ないわけです。
 まぁ、そんな話はともかく。今回お話ししたいのは企業名についてなんですよね。現在ICONICに登場している会社は「GorldEdge」「Hell Dogs」「TECHNO KAISER」「Maximum」「Somerset」「機龍」「 Seventh」「アキモト」「コネクトロ」「ボルト」「Meta-BRAIN」の計11社なのですが、いくつかの社名に由来があるのでそれについて話していこうかと。

 大して何も考えずに決めた社名は確か…「GorldEdge」「Maximum」「アキモト」「コネクトロ」「ボルト」「Meta-BRAIN」だったかな。Meta-BRAINはまぁまぁ気に入っている会社なんですけどね。GorldEdgeも物語で結構出てくる企業なのに名付けた理由が特にないっていう。

 「Hell Dogs」は先ほど書いた映画『レザボア・ドッグス』に影響を受けてつけました。最近見た映画なのに数ヶ月前の段階でこの社名が出ていた理由は、なんとなく名前だけ知っていたからだと思います。ホラ、深層心理がどうとかたまに言うじゃないですか。

 「TECHNO KAISER」は私が好きなパン屋の『MAISON KAYSER』に影響を受けて付けました。メゾンカイザーのバゲット、マジで美味しいんですよ。バゲットとかフランスパンは中がスカスカなものって思っている方は是非食べてほしい。外はバゲットらしい硬さ(たまに凶器みたいな突起があるケド)で、中はモッチモチの生地がぎっしり詰まっている。個人的に好きなのはクリームチーズを塗って蜂蜜をかける食べ方。冗談抜きで無限に食べられます。マジでオススメです。メゾンカイザーのバゲット。

 「Somerset」は私の好きな小説の一つである『月と六ペンス』の作者、『サマセット・モーム(英名:W. Somerset Maugham)』から付けています。ちょうどこの名前を考えていた時に机の上にあったのが『月と六ペンス』だったので、その作者からつけました。この小説もとても面白かったのですが、私はこの先何度か読み直さなければならない本だと思っています。というのも小説(特に名作)あるあるなんですが、「読む時期によって抱く感想が違う」んですよ。昔読んだ時にはわからなかった登場人物の思いが、後々わかるようになるという。それは多分人生経験に基づいていて、自分の経験や心情の変化と重ねる部分があって初めて起こる現象なのでしょう。私自身も、この『月と六ペンス』を読んだのですが、今だに何故なのかと疑問を抱く場面やセリフがあったりします。これはおそらく、その言葉たちを理解するにはまだ人生を長く生きていない、ということなんでしょう。それはともかく、この小説はとても面白い作品なので、まだ読んだことのない方はぜひ。

 「機龍」は、日本の誇る特撮映画の一つ『ゴジラ』に影響を受けています。私は小学校一年か二年くらいの時に見たハリウッド版ゴジラ(MonsteVerse第一作目)に感銘を受けて、それまでのほぼ全てのゴジラ作品を見たんですよね(見れなかったのは一作目「ゴジラ」と二作目「ゴジラの逆襲」)。それでこの「機龍」は2002年に公開されたゴジラシリーズ第26作目の作品『ゴジラ×メカゴジラ』と2003年に公開された第27作目の作品『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』に登場する『3式機龍』からとっています。今の所この企業については詳しくふれていませんが、後々登場すると思います。多分。『ゴジラ』シリーズを怪獣とか特撮だからだとかで幼稚だと思っている方(まぁそんな人そうそういないと思いますが)、普通に面白いので見てみてください。というか撮影にかける様々な方々の努力や想いを知れば、もう二度と"幼稚"だなんて言えなくなりますよ。

 「Seventh」は私の好きな映画の一つ、「SEVEN」からきています。セブンが「好き」だと言うと語弊があるのですけどね。あの映画はなかなかグロテスクですから。とは言え作品内の緊張感や構成、謎解きや恐怖表現はとても素晴らしいので、グロテスクなものが平気な方は是非見てみてください。苦手な方は見ないほうが賢明です。表現等を鑑みると、興味本位で見られるような作品ではないので。この作品についていろいろ話してみたいのですが,この作品はあまり事前情報がない状態で見たほうが絶対にいいと思うのであまり触れません。勿論、二度三度見返しても十分に驚きのある作品なのですが、やはりなんと言いますか、情報が全くない初見だからこそ味わえるスリルだとか興奮があるのでね。気になった方は是非是非。


マトメ
 夏もいよいよ本番ですね〜。外も生のイカを適当に床に置いておけばスルメイカになるんじゃないかってぐらい暑くて気が滅入りますね。まぁ私は学校に友達いませんし、中学校時代の友人からも見捨てられているようなので、この夏は外に出かけることはまずないんですケド。でもやっぱり、祭りのざわめきを片耳に、涼しい部屋で一人麻雀を打っていると悲しくなります。何してんだろうなぁ、と。次回はこの件について話しましょうかね。
 さてと。今回もここまで読んでくださってありがとうございます。それではまた、次回。

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