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ゲームマーケット土曜日12時入場の感想

こんばんは、青井いんくです。

タイトル通り、先日の「ゲームマーケット2022秋」の感想について書きます。

私は今回初めて、土曜日の12時入場をしました(それまで、コロナ前は普通に朝から、その後は早期入場で参加していました。日曜日に参加したことは無いです)。

そこで
「12時入場は早期入場と何が違うのか?」
「結局、どちらの入場方法が自分に合っているのか?」

といった、入場方法の違いについての個人的な感想を書いてみることにしました。

ボドゲ沼の歴戦の猛者達は早期入場一択だと思うので、初めて行くという方や、迷っている方のお役に立てれば幸いです。

※尚、この記事の情報は「ゲームマーケット2022秋」のものです。次回以降は詳しい内容が変わっているかもしれないので、必ず公式サイトをチェックしてください。

1.チケット

早期入場:2,000枚限定、3,000円
12時入場:枚数制限なし、1,500円

私は「すぐ買わなくてもいいか」と思っていた結果、早期入場チケットが完売し通常入場になりました……。そのため、「行けるかどうかギリギリまで分からない」という方は通常入場になるのかなと思います。

また、早起きしなくていいのが個人的には楽でした! 同じ「入場○分前に行こう」でも、一時間遅くできるので。遠方の方、前日に用事があり寝るのが遅くなりそうな方には大きいメリットではないでしょうか。

そして値段。一時間で1,500円(チケット1枚分)の差は大きいかなと思います。後述しますが、欲しいゲームによって、ここに1,500円をかけるか否かが決まると思います。

2.入場まで、待機列

早期入場:11:00入場
12時入場:12:00入場

待機列形成が何時からかは、私が見た限り、公式には明記されていませんでした。

12時入場は、10:00頃(入場2時間前)で約50人、10:30頃で約100人でした。早期入場は、私が行った時にはもう何人並んでいるか分からず……。すごい列でした。
入場自体は、どちらも5分ほどで列の全員が入れた感じでした。11:10頃には、早期入場チケットを持っていれば並ばずにスッと入れていました。

そして、どっちにしろ周囲に日差しを遮るものがなく、暑かったです! 以前は寒いときもあったので、こればかりは運ですね。

3.入場後、完売作品など

早期入場:(入った直後は)完売作品なし
12時入場:完売作品あり

私が入ったときには、既にアークライトさんの「エクリプス」が完売していました。ただ、早期入場でも買えなかった人がいたのでは……というほどの人気だった模様。

通常入場で一番思ったのは「アークライトブースに並ぶ気力が無いな」でした。入ってすぐ目にする長蛇の列に心が折れます。おかげで、買おうかと思っていた「タイガーアンドドラゴン」が、気付いた時には売り切れていました……。

私は入場後はふらっと空気を楽しみ、予約をしていなかったブースを2、3か所回りました。その後はインディーズのブースを端から見ていきましたが、狩り尽くされた感じはそこまでしなかったです。

ただ、「予約だけでほぼ完売状態の新作」「在庫がかなり少ない人気の旧作」は、ブースに辿り着くまでに売り切れているものもあったかもしれません(人混みがすごくてあまりちゃんと見れませんでしたが……)。こればかりは、サークルさんや作品にもよりますね。

また、私はチェックしていなかったのですが、ハンドメイドの作品(ボードゲームモチーフのストラップやアクセサリーなど)や中古のボードゲームは、欲しい物が先に買われる可能性が高いかもしれません。同じ物の在庫が複数無い場合は、どうしても早い者勝ちになってしまうので。

4.全体を通して

今回初めて12時入場をしたのですが、個人的には「思っていたよりも悪くなかった」という印象でした。

チケット・入場について

チケットが安いのは純粋に嬉しいです。入場もかなりスムーズでした。以前のゲムマで「12時入場はかなり待たされた」との情報があり、12時以降も待たされるのを覚悟していたのですが、あっけない感じでした。

今回のみでなく、今後もこういった快適な入場だったらいいなと思います。

お目当ての作品について

今回、積極的に予約をしていたおかげで、欲しかったゲームはほぼ買えました。もっと「完売続出! どのサークルも、もう売るものがありません!」みたいな状態をイメージしていたので、これも嬉しい誤算でした。

しかしながら、やはりこれも人によるかと思います。今回、私のお目当てがほとんど買えたのは以下の要素があったからだと思います。

●必ず欲しいと思ったゲームは予約をした
(元々、絶対に実物を見たい・試遊したいというタイプではないのと、欲しいゲームは予約を受け付けているサークルさんが多かったです)

●予約を受け付けていないが必ず欲しいゲームは、きちんと在庫を十分な量持ってきているブースだった
(今回はしらたまゲームズさん、JUGAME STUDIOさんのゲームもお目当てでした。どちらも予約は無しですが、毎回即完ではないので大丈夫なはずという見込みがありました)

余談ですが、「完売」の文字は景気がいいものの、あまりにも早く完売していると勿体ないな〜と思います。簡単には在庫を増やせないでしょうし、いくつ捌けるかの読みが難しいとは思いますが……。すぐには完売しないブース、安心して買えるので個人的に好きです。

●(予約期間終了などで)予約ができないが気になっている、という作品は「最悪買えなくてもいいか」と考えていた
(専門店への委託や通販もありますし、すぐ売り切れた場合は再販の可能性も高いため。また、「魅力的なゲームは他にも山ほどあるし、今回はご縁が無かったと思おう」と考えていました)

●一点物の作品、中古のゲームは最初からチェックしていなかった
(ハンドメイド作品とか可愛くて好きなのですが、いつも気付いたらゲームだけで予算が飛んでいます。中古に関しては、あの場では新発売の新品のゲームを買いたいと思ってしまうタチなので)

……というわけで、絶対に欲しい作品が「予約できる or 一時間以上は耐えられる在庫がある」という状態だったので、無事に手に入れることができました。

逆に言えば、「絶対に欲しいゲームは予約ができない状況で、しかも在庫が少なそう」という場合は、12時入場だと危ないかもしれません。
(例)アークライトさんの話題作、予約が締め切られていた話題作、試作品のような形で本当に少部数しかない作品など

5.結局、どちらが良いのか

12時入場のメリットとデメリットをまとめてみます。

メリット

🎲チケットが安い
🎲ギリギリでもチケットが買える
🎲早起きしなくて良い

デメリット

🎲列になっているブースに並ぶ気力が消える
🎲作品によっては完売している
🎲一点物(ハンドメイドの物、中古ゲーム)は欲しい物がなくなっている可能性が高い

……という感じでした。

お買い物の内容については、欲しい作品にもよるので、以下に当てはまる作品がお目当てなら平気かも? という感じです。

♠実物を見たり試遊したりが自分のなかで必須ではなく、予約した作品
♠予約はできなくとも、十分在庫があるだろうと信頼できる作品
♠もしも完売したら再販がありそうで、それを待てる作品
(そのサークルさんが過去作を再販したことがあるか、「在庫のみ、再販なしです」といった内容を言っていないか)
♠一点物でない作品

※実物を見たい、試遊してから決めたいという場合は、試遊会などに参加するのもテだと思います。

※上記はあくまでも筆者個人の意見です。「12時入場にしたらお目当てが買えなかった」と言われても困っちゃうので、あくまでも個人の判断でお願いします!

6.そういうお前はどうなんだ?

急にマダミス風大喜利ゲームになりましたが、私の次回の入場方法は未定です。

そもそも次回も同様に早期入場があるのか、チケット代金はどうなっているかが分からないというのもあります。1,000円だったあの頃が懐かしい……。

結論としては、次回のお目当ての作品によって決めようと思っています。「予約ができないけれどどうしても欲しい作品」があれば、早期入場に賭けるしかないかな~と思います。

ただ、欲しい作品が今回と似た感じだったら、早期入場に拘らず12時入場でもいいかなとは思っています。

以上、読んでくださった方のお役に立てれば嬉しいです。皆さま、楽しいゲームマーケット参戦を!

🎲🎲🎲

おまけ・参加者の持ち物について

この記事を読むのは、初めてゲームマーケットに行く方が多いのではと思うので、ゲームマーケットでの持ち物メモを書いておきます。

必須

●財布×2
●スマホ(フル充電)
●(紙の場合は)チケット
●交通系ICカード
●ハンカチ(感染症対策には手洗いが有効)
●マップ(チェック済みのもの)

絶対に持っていく物です。財布が2つあるのは、予約用フリー用(その場で欲しくなった物や交通費など)です。
予約していない作品を買うときに残額を計算しなくて済むのと、今回財布を分けていたおかげで、予約の受け取り忘れを防止できたのでオススメです。
もちろん、お札は崩しておきましょう!

マップは会場内でも配られますが、メモしたブース番号と照らし合わせて位置を確認して……という作業を面倒に感じてしまうため、事前にチェックします。
カタログに付属しているものか、公式サイトからダウンロードして印刷も可能です。
あと、単純に行きたいブースをマーカーで塗る作業が楽しいです。

あった方がいい

●大きいバッグ(しっかりとした作りが良いです)
●飲み物

そんなにもりもり買わないなら、普通のトートバッグでも大丈夫です。
ただ、気付いたらたくさん買ってしまったり、ゲームによってはひとつでも重かったりするので、大きくて丈夫なバッグがあると安心です。
以前はバッグの無料配布もあったのですが、今回はアナログゲームが遊べるホテルのブースのみだったので(そしてすぐになくなっていた模様)、持参しましょう。

飲み物は、会場や駅にも自販機があるものの、売り切れが怖いのもあって持っていきます。特に今回は待機列の暑さがすごかったので、持っていて良かったと心から思いました。
待機列が暑くなくとも、半日から一日いるとなると、無いとキツいと思います。

あると便利かもしれない

●カタログ
●日傘
●折りたたみの椅子
●パンなどの軽食

入場前の待ち時間でチェックしたい、買ってから読む時間がなかった、という方はカタログを持っていくのがオススメです。複数人で見ても盛り上がります。
更に、当日はゲームマーケットの公式サイトが落ちるので、情報収集は主にカタログかTwitterの二択になると思います。

日傘と折りたたみの椅子は、待機列で使っている方を多く見ました。今回は日傘が必要になる暑さでした。
また、椅子は私もちょっと欲しいのですが、荷物になるのがネックだなと思い導入していません。買ったゲームは宅配で送るという方や、待機で疲れてしまうのが不安な方は、必要に応じて持っていくといいと思います。

パンなどの軽食も、列で食べている方をチラホラ見かけました。朝早い上に、入場時間がほぼお昼なので、お腹が減りがちです。

不安で入れたけれど使わなかった

●アルコール消毒液
●予備のマスク

今回、持っていったけれども使わなかったものです。そんなに嵩張らないですし、お守りみたいなものなので、次回も持っていくと思います。

以上が個人的な持ち物リストでした。ご参考になれば嬉しいです。

それでは、青井いんくでした。

スキをしていただけると嬉しいです :)