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天鵞絨書店・1月第2週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第208回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

本という媒体はこんなことができるのか、と心底驚かされ、また唸らさせられた一冊。ミステリー界の巨匠の中ではマイナーな作品ですが、あまりにも完成されています。フーダニットの極限、二択の最果てにあるのは。これ以外の題名は考えられないほど、タイトルが全てを象徴する、傑作推理小説です。(138字)

先週の天鵞絨書店

家庭科の成績が悪かった人も、きっと大丈夫。多少のいびつさはご愛嬌ちょっとした失敗も味になる、そんなグッズが作れる手芸の本です。人気イラストレーターが描くゆるいキャラクターと、とっつきやすく分かりやすいマンガ形式の作り方が魅力。いい意味でハードルが低く、挑戦してみたくなる一冊。(139字)

先週紹介した本
アランジ アロンゾ『かわいいもちもの』(文化出版局)

⇧Amazonでは絶版だったので、公式オンラインショップのリンクを貼っています。

それではまた来週、お待ちしております。


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