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天鵞絨書店・1月第3週

こんばんは、青井いんくです。天鵞絨書店、第209回です。

天鵞絨書店とは、
「題名を言わずに」
「140字以内で」
本を紹介するという記事です。毎週水曜更新です。

それでは、本日の天鵞絨書店です。先週の分はその下にあります。

本日の天鵞絨書店

今ではあまり見なくなったものの一つが、“活気ある商店街”かもしれません。けれども、大事な場所を守りたいという人はいるもの。もちろん、年齢に関わらず。そんな商店街のいつものメンバーに、いつもとは違う不思議な力が芽生えたら――。ぐいぐい引き込んでワクワクと元気を与えてくれる小説です。(140字)

先週の天鵞絨書店

本という媒体はこんなことができるのか、と心底驚かされ、また唸らさせられた一冊。ミステリー界の巨匠の中ではマイナーな作品ですが、あまりにも完成されています。フーダニットの極限、二択の最果てにあるのは。これ以外の題名は考えられないほど、タイトルが全てを象徴する、傑作推理小説です。(138字)

先週紹介した本
東野 圭吾『どちらかが彼女を殺した』(講談社)

⇧Amazonで絶版になっていたので、出版社のリンクを貼っています。

それではまた来週、お待ちしております。


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