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ツンドク?読んどく ⑫

お花を植えてバランス生活 「キャパが愛した女性写真家の生涯 ゲルダ」 キャパの十字架」 2016/03/29

花いっぱいのバランス生活始まる。

春が来たのでお花を植えたくなった。
ポット苗をいくつか買って植木鉢に植えたら、なんか春が訪れたぞ~って光景。

顧みると・・・韓流ドラマにどっぷりハマっていたこともありました。

辰年生まれだけど、けっこう猪突猛進的なオバチャン。
韓ドラにハマっていたころは韓国大好き友だちから回ってくる膨大な量の録画ドラマを徹夜して一気に10時間見たこともあった。
で、目にいいわきゃないっ!

同時に韓ドラ友だちにパッチワークキルトも教えてもらう。ハマる。

これにもハマりました。
やっぱり目にはいいわけなくて、ベビーキルトの製作を最後にきっぱりやめた。だって娘にキルト作品をみせたら「へぇ~これ手で縫ったんだぁ・・・ミシン買えば?時間もったいないんじゃない?」とあっさり言われ、(まぁもともと悪い視力を趣味のためにますます悪くすることもないな)と妙に納得したからだ。

2011年初夏 ブログを始める やっぱりハマった!
ハマって今日に至る。
で、PC専用グラスかけていても目にはいいわけがない。
というわけで春から愛眼生活スタート、天秤座らしくバランス生活。
しかし。
いつも読み始めると一気に読んでしまう。これはあかんあかん。

『キャパが愛した女性写真家の生涯 ゲルダ』

2015年11月に出版されてすぐに図書館に予約。
先週やっと順番がきて、数日かけてじっくり読む。
ドキュメンタリーフィルムや世界史の本などで見たあの時代~「映像の世紀」の ”パリは燃えているか” のテーマ音楽と山根基世さんのナレーションが脳内再生され続けた~がゲルダを通して迫って来る。

本を読むきっかけは、2013年2月に放送された「沢木耕太郎 推理ドキュメント 運命の一枚~"戦場"写真 最大の謎に挑む~」というNHKスペシャル。

観るっきゃないよと3回観て、すごすぎて、その年に出版された『キャパの十字架』を図書館で予約して待って読み、やっぱりすごすぎた。
2013年12月。

『キャパの十字架』

史上もっとも高名な報道写真「崩れ落ちる兵士」。その背景には驚くべきドラマがあった。「キャパ」はいかに「キャパ」になったのか。写真機というものが発明されて以来、最も有名な写真――戦場カメラマン、ロバート・キャパが1936年、スペイン戦争の際に撮影した「崩れ落ちる兵士」。銃撃を受けて倒れるところを捉えたとされるこの写真はしかし、そのあまりにも見事な迫真性が故に、長く真贋論争が闘われてきた。学生時代より半自伝『ちょっとピンぼけ』を愛読し、キャパにシンパシーを抱き続ける著者は、その真実を求めてスペイン南部の〈現場〉を特定し、さらに粘り強い取材を繰り返す。その結果、導き出された驚くべき結論とは。長らく封印されていた「真実」がついに明らかになる。第17回司馬遼太郎賞受賞作〉

「BOOK」データベースより

『キャパが愛した女性写真家の生涯 ゲルダ』

あの「崩れ落ちる兵士」を撮ったのは、彼女かもしれない。ナチスから逃れ、パリに渡り、戦場に散った“もうひとりのキャパ”。その短くも壮絶な一生をたどる。伝説の女性戦場カメラマンの肖像、初の日本語訳。

「BOOK」データベースより

http://www.nikkansports.com/general/special/photo_yokohama/event/photo_yoko-event_03.html


ずしりと重く、読み終えた。
”パリは燃えているか” のメロディーは、今も脳内再生され続けている。

数日前から沢木耕太郎の本を読み続けている。

1976年から2016年までの日本や世界や自分や、家族のことなどを思い返している

日暮れ時の ”天使の階段” 状の空が、なんだか深夜特急のカバー装幀に見えてきた。

さてバランス生活。ゆとり生活。ちゃりっと散策です。



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