デッキ紹介【太陽曰く漆黒よ混沌】~太陽の下に終着する
おはこんばんちは、逆行するオタクのあんぷらです。
今のアニメあんまり見なくて、前に放送してたアニメを見ることが多いんですよね。最近見たアニメはキノの旅です。おもしろい。
キノは男か女かはっきりしていない、みたいな話を聞いた覚えがあるんですけど、アニメを見る限りは女性として描かれているんですかね。僕はキノもセアミンも女性の方が良いです。
こうやってうん年前のアニメをよく見るのは、そこに自分の原風景を感じるからかもしれませんね。当時キノは見てないけど。
プレミアムパックが好きなのも同じ理由かもしれません。あの日憧れたカードをようやく自分の手で使えるというね。
その最たるものが『漆黒の太陽』でした。
条件付きの3つの効果を持つ詰め込み永続魔法。
原作では3の効果がなくて、急に面白そうな効果が生えてきたので頭を抱えました。
『漆黒の太陽』のデッキにするなら、これら全てを活かさないとな、と思って考え始めました。
あと、デッキから引っ張り出す手段も欲しい。
この2点を解決するカード群として、【ファーニマル】と【ティンダングル】が選ばれました。
ファーニマル:トイポットについて
【ファーニマル】を選んだ最大の理由は『トイポット』にあります。
このカードを捨てて『漆黒の太陽』で拾うだけで、めっちゃサーチできます。ターン1がないので。
『ファーニマル・ドルフィン』『ウィング』のお陰で、ドローソースとしても超強い。
理想は『おろかな副葬』で『トイポット』落とし、『ドルフィン』サーチ、『ウィング』落とし、とかで初動で『ウィング』の効果を使うことですね。 2ドロー+サーチ。強すぎる。 『副葬』以外でもその流れは作れるので、単純な枚数以上の成功率があります。
というのがわかりやすい強み。
このデッキの真価は1の効果にあります。
引いたカードが【ファーニマル】じゃなかった場合、そのまま捨てる。
これはドローしてからそれを捨てているので、手札から捨てることになります。
つまり、『漆黒の太陽』の影響下で魔法罠を引いた場合、それを手札に加えることができます。
これ、めちゃくちゃ楽しいです。
所々に挿してある汎用魔法はそのためです。
各【ファーニマル】についても話をします。
『エンジェル』が肝で、継続的な蘇生手段になり、終盤の戦いを支えてくれます。『太陽』があれば、融合しなくても充分な打点を確保できるのも良い。
『ベア』は『トイポット』に触る手段を増やしたり、『ウィング』の効果を使いたいときに、手札から切れることで助かるシーンも多いからです。蘇生して『融合』を回収する効果も使いたいので、『ウィング』で除外されてもいいように2枚。3枚は多いなと感じました。
『ペンギン』は僕がペンギンという動物を好きだからです。2ドロー1ディスは強いし、『太陽』に対応している捨てるなので、びっくりアドバンテージになるかもしれません。
『オウル』は【ファーニマル】の動きから『融合』を引っ張ってくるため、柔軟性を高めてくれます。『ガーディアン・キマイラ』や『共鳴の翼ガルーラ』へ行くことで事故回避にもなります。
そうやってデッキを回して、フィニッシャーの【デストーイ】の融合まで繋ぎます。
『デストーイ・クルーエル・ホエール』はセルフブレイク要素も持っているので、『漆黒の太陽』の回復効果も誘発できます。
また『デストーイ・サーベル・タイガー』の蘇生効果は攻撃力上昇効果を誘発できますね。
もちろん『デストーイ・シザー・タイガー』も強力。セルフブレイクに回ってもいいし、打点強化のあわせて一気に攻められます。
これらを『デストーイ・サンクチュアリ』でEXデッキに戻したり、『魔界特派員デスキャスター』で普通に蘇生したりして、相手を倒しに行きます。
ティンダングルについて
【ティンダングル】を使おうとしたのは、『ティンダングル・ドールス』の存在が大きいです。
要は『副葬』ですね。これで『漆黒の太陽』を落とし、拾うことでコンセプトを達成しようと思いました。『トイポット』にも伸ばせていいですね。
拾う方法、というか動きとして、『ティンダングル・ドロネー』からの大量展開を目指します。
これで『ドールス』『ジレルス』『エンジェル』『イントルーダー(勝手に出てくる)』を相手エンドに並べます。
そして自分ターンに反転し、
『ドールス』→『漆黒の太陽』を墓地へ
『ジレルス』→『聖なる魔術師』を墓地へ
『エンジェル』→『聖なる魔術師』をセット
4体で『ヴァレルガード・ドラゴン』をリンク。
これで『聖なる魔術師』を表にして『漆黒の太陽』を回収します。
とはいえこれを1ターンで行うとか、そういうことは狙わず、段々と集めてどこかで解き放ちます。 『ジレルス』なんかは2枚もデッキのカードを引き出してくれますし。
動き出しが遅いので、【ファーニマル】が動いている隣で準備をするか、後述する要素で『イントルーダー』を落としてから動けると理想です。
【ティンダングル】というテーマ。カジュアルではかなり強いです。準備は必要だけど、それが整ったら無類の強さを発揮するタイプ。
隠れたカジュアル番長だなあ、と思いながら使ってます。
補助要素(解門、ドラグマ、インフェルノイド)
次は柱となっている上記2テーマを補助する要素の話をします。補助とか言ってるけど全然強いです。
まず『七精の解門』。サーチ先は『幻魔の召喚神』『幻魔王ラビエル』『幻魔王ラビエル-天界蹂躙拳』のみ採用しています。
出張でよく使われるパッケージはカットしています。
『キュリオス』で『トイポット』墓地へ送って【ファーニマル】に繋げるとかも考えたんですが、結局召喚権食い合ったら微妙だよな、となって外しました。
『幻魔の召喚神』が強力で、パッと4000打点用意できるのはやばすぎます。
手札を切るカード多めなので、サーチした『召喚神』を『解門』の蘇生効果で出すのは早いです。もしくは『ティンダングル・ジレルス』のサーチ先が余ったとき、『デス・ドーナツ』を落としておいても解決できます。
『太陽』があれば、ここで出した『ラビエル』を破壊して4000回復! もよくやります。安心感が違うな。
ただたまに『天界蹂躙拳』が全てを吹き飛ばします。
『天界蹂躙拳』は『ラビエル』がいなくなったときのレベル10要員であり、回収効果を『エッジインプ・シザー』と組み合わせて、『解門』のサーチ先切れを防ぐ役割もあります。 強制サーチきちぃ~。
このカードの存在はやはりデカいですね。状況によっては【ティンダングル】の動きを全カットして『漆黒の太陽』に触ることも可能ですし、単純にデッキの強度がかなり上がっています。
次は【ドラグマ】と【インフェルノイド】です。『天底の使徒』と『教導の大神祇官』、そこで墓地へ送るEXのみ採用。
これは『インフェルノイド・イヴィル』を落として『煉獄の災天』をサーチするためです。
召喚権を食わない汎用性の高さもポイント高い。普通に強いです。
そこでサーチされた『災天』は、『ティンダングル・イントルーダー』を落として『ティンダングル』を加速させるのが第一。『魔神童』を落として、『イントルーダー』を誘発させることもします。
さらには2の効果で【インフェルノイド】を使っていきます。
メインに入れたのは『アドラメレク』と『ベルフェゴル』の2枚のみ。
『太陽』の打点強化を受けて強い『アドラメレク』と、レベル6の『ベルフェゴル』ですね。
基本的には『アドラメレク』ばっかり出します。3800の2回攻撃は強い。
また『イヴィル』は除外されたときも反応するので、第2サーチ先として『熾動する煉獄』も入ってます。『インフェルノイド』の蘇生を1回足すのと、捨てるができるドローソースです。『太陽』下では魔法罠を1枚戻せ、都合よくドローできます。
『災天』も永続魔法なので、『解門』で拾ってこれのコストにしたりします。
【ドラグマ】【インフェルノイド】の枠は、悪魔族を墓地に送ることが重要だったので、最初は【キマイラ】にしていたんですが、馴染めなくて変わりました。
自己蘇生のある【インフェルノイド】にすることで、『漆黒の太陽』を活かすこともできるようになったのは、良かったと思います。
その他のカード
『破械神シュヤーマ』
最強です。『煉獄の災天』で落とすなどして触る。
『漆黒の太陽』のライフ回復と打点強化のどちらも引き出すことのできる秀才です。『トイポット』を割ることもでき、とても強いです。せめて魔法罠破壊は対象取れよな。
『月牙龍-クレセント・ドラゴン』
相手ターンの『漆黒の太陽』の打点強化効果が余りガチだったので、相手ターンに蘇生して打点になってくれるモンスターとして採用されています。
また、ループさせれば、手札を切り続けるモンスターとなるので、デッキに合っているなーと思って、後から加入しました。意外とやってくれる。
『ライフハック』
2の効果を目当てで入れてます。『漆黒の太陽』のライフ回復の終着点として、かなり手軽です。これで決まったデュエルも何度かあります。
隠れ強カードだと思います。
『サン・アンド・ムーン』
リバースモンスター最強の速攻魔法だと思います。単純に【ティンダングル】の速度を上げられるし、適当に撃っても強いし、汎用性が高いから3積み。
『振り出し』
『トイポット』の当たりとして1枚。最近『ランセア』みたいな、こちらの除去に反応して強く展開してくるカードが厄介なので、それらに対応できる当たりとして入れました。あと手札を切れる。
『ライトニング・ボルテックス』
『トイポット』の当たりとして1枚。『サンダーボルト』じゃないのは、手札を切りたいからです。『トイポット』や『エッジインプ・チェーン』などを切ることでデッキを回すことのできるタイミングがあり、そのトリガーとしても使えるこちらを選びました。あとかっこいい。
『コズミック・サイクロン』
『トイポット』の当たりとして1枚。ライフコストは『太陽』のお陰であまり考えなくてもいいので、撃ちやすいと思いました。『ツインツイスター』にしなかったのは、個人的に除外除去を使いたかったのと、『ツイツイ』があんまり好きじゃないからです。上二つの理由と反しているのですが、ここは感情です。
自分が置物系のデッキなので、相手も置物で粘られると辛いところがあり、その対策でもあります。最近は置物に耐性を付けてくるので。
『百鬼羅刹の大饕獣』
ランク6の戦闘要員です。3の自己蘇生効果が『漆黒の太陽』と相性が良く、大きな打点を作れます。魔法罠の対策としても優秀。どうしてもと言うなら、『トイポット』を食べて身投げしてもよいです。
使ってみてわかったのですが、かなり強いです。テキスト読んだ以上のパワーを感じる。
その他EXの汎用カードにも理由はありますが、大したことないので割愛します。
気になったら、あんぷら本人にあらゆる手段で聞いてください。
あとがき
『漆黒の太陽』は10年以上使いたいと思っていたカードだったので、こうしてデッキになってくれて嬉しかったです。
その力を全て引き出せていたでしょうか。いると思います。
特に『トイポット』でガチャガチャできるという気づきを得られたのは、本当に嬉しかったです。めちゃくちゃ楽しい。
デッキのエンジンになっているギミックは、【ファーニマル】以外はほぼほぼ召喚権を食わずに動いていくので、『ウィング』のドローでそれらのギミックを引けたとき、さらにデッキが回転していくのが使ってて楽しいポイントその2であります。
【ティンダングル】のリバーステーマ特有の遅さもそういった点でカバーできたかな? と疑問符をあげます。
個人的に、『デストーイ・サーベル・タイガー』が好きなので、合理的な理由の元投入できたのもよかったです。もっとアニメに出て欲しかったな~
これが2024年に取り組んだデッキの中では、初めて完成したデッキになります。
各エンジン、【デストーイ】の活躍の仕方など、『漆黒の太陽』周り以外も気に入っている要素の多いデッキです。
ちなみにデッキが60枚なのは、ガチャガチャするにあたって、入っているカードの枚数が多い方が楽しそうだったからです。たぶん抑えようと思えば、50くらいになると思います。
デッキ名の【太陽曰く漆黒よ混沌】は、這い寄れ!ニャル子さんというアニメのオープニングです。
混沌はカオスと読むので、『アンヘル』も入っていたのですが、抜きました。このデッキではシナジーが薄い。
みんなも『漆黒の太陽』という最強カード、使ってくれよな。
お相手は、ニャル子さんはクー子派のあんぷらでした。
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