デッキ紹介【迷い猫】~迷宮に迷い込んだ猫
おはこんばんちは、あんぷらです。
最近とあるシリーズ(禁書とか超電磁とか)のアニメを一気に見返しました。初見のときは本当にただ見ていただけだったようで、記憶に全然ないキャラとシーンが超出てきました。
でも見返すことで記憶を補完して、気になるキャラもできたんですよ。誰だと思います?超わかんないと思いますけど。
というわけで、キャラの多いテーマを使いました。
『ゴーストリックの猫娘』は、種類の多い〈ゴーストリック〉の中でもあまり見ないカードだと思います。
しかし『猫娘』は特殊な状況を作り出せるモンスターで、決まれば相当強い。レベル4以上のモンスターは場に出ただけで裏側守備表示になってしまいます。
そんな『猫娘』の影響下では、レベル4以上として特殊召喚される罠モンスターは即座に魔法罠ゾーンに再セットされます。
つまり、発動時の効果を使い回すことができるんですね。
今回はこのコンボをデッキの終着点とした、【猫娘ロック】です。
デッキの起こり
元々、『ラビリンス・ウォール・シャドウ』でシステムモンスターを守りたいな、と思ったのがきっかけでした。
要は戦闘を困難にするカードですね。
ここではシステムモンスターっていうのは、維持して強いみたいなモンスターを指しています。
肝心のシステムモンスターが思いつかなくて、最初は〈イビルツイン〉とか試していました。
そしたら友達が「猫娘は?」と言ってくれたので、そこで急にデッキになりました。
『猫娘』は前述の強力なロック効果があるものの、守備力は900しかなく、リンクモンスターやレベル3以下のモンスターなどにはすぐ殴り倒されてしまいます。
そこを守ってくれるのが『ラビリンス・ウォール・シャドウ』というわけですね。
『ラビリンス・ウォール・シャドウ』と『猫娘』が揃うことで、ロック性能がさらに向上。
レベル4以上のモンスターは出た瞬間裏になり、
レベル5以上以外は出たターン殴れない。
事実上、全てのモンスターが場に出たターンの攻撃を封じられます。
しかもこのカードには三魔神の合体をサポートする効果が内臓されており、永続魔法として置くのでデッキを回すエンジンにもなり得る。〈ゴーストリック〉ではなく、こっちで伸ばそうと思いました。
そうして出た『合体魔神-ゲート・ガーディアン』はアタッカーになります。『猫娘』と『ラビリンス・ウォール・シャドウ』も守れてお得。
墓地からでも融合できるので、コストにしてれば召喚条件整うのがいいですね。僕はよく出し忘れます。
三魔神は基本的に『ラビリンス・ウォール・シャドウ』で置いていきます。1ターンで揃えることは基本的にないです。悠長ですが、どちらかというとコスト要に使っていることの方が多いのでね。
スーパーエンジン スネークアイとソウルズ~初動について
『ラビリンス・ウォール・シャドウ』と相性が良くて採用したのが〈スネークアイ〉と『マジシャンズ・ソウルズ』。
三魔神をコストにして展開していきます。 また、初動にもなっています。『蛇目の炎龍』+モンスター1体で『猫娘』と『ゴーストリックの駄天使』までいけます。
『ワンチャン!?』が使いやすいので、『スネークアイ・エクセル』と『マジシャンズ・ソウルズ』で行くことが多いですね。
↓から初動
『エクセル』で『ローラン』サーチして『蛇眼の炎龍』。
『ソウルズ』を特殊召喚し、2体で『閃刀姫カメリア』をリンク召喚。
『蛇眼の炎龍』効果で『エクセル』『ローラン』蘇生し、『ゴーストリック・デュラハン』をエクシーズ召喚。重ねて『ゴーストリックの駄天使』。
『駄天使』で『ゴーストリック・ショット』をサーチ。そのまま発動し、『デュラハン』蘇生。『カメリア』とリンクし『スプライト・スプリンド』召喚。
『スプリンド』で『ゾンビキャリア』を落とし、蘇生。その2体で『ギガンティック・スプライト』をエクシーズ召喚。
『ギガンティック』効果で『ゴーストリックの猫娘』をリクルート。
↑おしまい
これでフィールドには『ギガンティック・スプライト』『ゴーストリックの猫娘』『ゴーストリックの駄天使』が並びます。
途中墓地へ行った『デュラハン』と『ローラン』の効果で、それぞれ手札を回復しているので、『ゴーストリック・ショット』と『セリオンズ・ブルズアイン』があると思います。
次のターンの準備もできて安心ですね。
『ブルズアイン』にしたのは、〈セリオンズ〉の性質がデッキに合っていたのと、捲りが欲しかったからですね。
『猫娘』は既に盤面にいるモンスターには無力なので、除去が1枚あるとだいぶ違います。
『スネークアイ・エクセル』や『原罪宝-スネークアイ』の次のサーチ先として、『レアメタルフォーゼ・ビスマギア』を『錬装融合』と共に採用。
単純に『マジシャンズ・ソウルズ』のドロー枚数をプラス1できますね。
あと、このデッキは『猫娘』の効果条件のために盤面が埋まりやすいので、空けるために退かすこともなくはないです。
『マジシャンズ・ソウルズ』に関しては、普通に使います。
『風魔神-ヒューガ』を落とすこともでき、『ゲート・ガーディアン』へのカウントを進められるのも都合が良い。ついでに『魔術師の再演』や『セレーネ』といった魔法使い族関係にも繋がりやすい。
魔法使い蘇生は『猫娘』の再出力にも使えるので、本当に良いですね。
『ソウルズ』か〈スネークアイ〉のどちらかがあればデッキの体裁を保つので、安定性にも寄与していると思います。
あと『蛇眼の炎龍』について
①と③の効果をよく使います。特に①が重要。
『デュラハン』を置いて落とせば『ショット』の回収。『カメリア』を置いて落とせば除去に(後述)。
他にも色々、とにかく仕事が多い。そもそも除去を飛ばせるのもいいですね。
猫娘下での挙動~黄金郷について
『スネークアイズ』『ラビリンス・ウォール・シャドウ』『マジシャンズ・ソウルズ』の3つの要素で、このデッキは成り立ちました。
でもどうせなら、『猫娘』の影響下という特殊な状況で活きる要素を入れたい。
そこで目に付いたのが、最初にも話した罠モンスターです。
罠モンスターの、裏側守備表示になると魔法罠ゾーンにセットされるという性質を利用し、発動時に特殊召喚されながら効果の出るレベル4以上の罠モンスターを使い回したい。
ちなみに〈ゲート・ガーディアン〉には『地雷蜘蛛の餌食』というレベル5の、しかも発動時に効果のある罠モンスターがいます。都合が良すぎるだろ。
流石にそれだけだと引きや相手に左右される要素が多く、厳しそうなので、〈黄金郷〉を追加しました。
〈黄金郷〉をどれか1枚でも引けば『ソウルズ』や〈スネークアイズ〉で落として、『エルドリッチ』と任意の〈黄金郷〉罠に繋がるので、良い感じに他の要素とマッチしていますね。
『エルドランド』や『赤き血染めのエルドリクシル』から入ってもいいので、どこから引いても同じ動きに持っていけます。
なので特別サーチ手段は設けませんでした。
『黄金卿エルドリッチ』の蘇生コストは前述のものが共有できるので、困ることは少ないです。助かることの方が多いくらい。
ちなみに、〈黄金郷〉罠は『黄金卿エルドリッチ』が存在していればいいので、『蛇眼の炎龍』で永続魔法にしても効果が出ます。できなかったら教えてください<(_ _)>
その他~その他のカードについて
『閃刀姫-カメリア』
初動の中継点として使い、墓地へいった後は『蛇眼の炎龍』で永続魔法にした後、落として使ったりします。 また『ラビリンス・ウォール・シャドウ』との相性も良く、効果を使って相手フィールドにいっても殴れないで戻ってきます。 とはいえメイン1で除去されるとリンク素材などにされてしまうので、並べておくと攻撃を牽制できるくらいで。
『警衛バリケイドベルグ』
『ラビリンス・ウォール・シャドウ』と並べても強く、回収もするし、手札を切りたいこともあるので、全てが噛み合っている。
『暗影の闇霊使いダルク』
汎用枠で、『迷宮に潜むシャドウ・グール』をサーチできるカードなので入れています。このデッキの『シャドウ』は素引きで引き合わせたら嬉しい感じなので、一応って感じです。
『トロイメア・フェニックス』
手札を切れて、『ファイヤー・バック』で回収できる炎属性だから。噛み合いで入れてます。後、無限リソース系の魔法罠を割ったりしたいです。
『破械雙王神ライゴウ』
最近入れました。相手のカードを取れなくて負ける、盤面にモンスターが余る、の2つがよく起こったので、そこを解決したいモンスター。
生きてれば生きてるだけ盤面に触れるのもいいですね。
『ヴァレルエンド・ドラゴン』
『ライゴウ』と同じ理由で最近入ったモンスターです。入れ替え枠かな。
『ラビリンス・ウォール・シャドウ』との相性はなんなら悪いですが、このデッキなら解除も簡単なので、試しておきたいなという枠。
『リンクリボー』
『猫娘』を守れるカードは多い方がいいので入ってます。なくても回りそう。
『ソウルズ』と『魔術師の再演』しか動けるカードがないとき、ここを経由してリンク値を稼ぐためにもいます。
『黒き森のウィッチ』
1枚なら入れてもいいかなと思って採用。起点となるモンスターが1500以下ばっかりなので。中盤は特に召喚権余りがちだし。
『クリスタル・ガール』と『ふわんだりぃず×すのーる』
『ワンチャン!?』から触れるフィニッシャー。『猫娘』が裏にしまくると盤面にモンスターが残りまくるので、貫通付与で決めに行けるorライフを削れるカードが欲しかった。
生贄には意外と困らない。
『ファイヤー・バック』
超強いので3積みしているカード。『蛇眼の炎龍』のできる仕事が多いので、撃てるほどに強いという感想。
②で『ブルズアイン』を戻して『ローラン』で引っ張り続けるのが理想。
『抹殺の使徒』
使いたいから入れた。『猫娘』デッキなら使うタイミングは多いだろうと。
リバースモンスター対策とも言える。
『やりすぎた埋葬』
元々『蛇眼の炎龍』と相性が良い。『地雷蜘蛛の餌食』の墓地効果で三魔神を手札に入れたとき、すぐ切れるカードでもある。 なにせ解除が簡単なので、使いやすい。ちょっと展開過剰な気もする。
『メテオ・ストライク』
『ローラン』のサーチ先が余るので最近入れた。なにせ無限リソース系の防御を崩せないのがきついので。
まあ〈ゲート・ガーディアン〉だし。
『地雷蜘蛛の餌食』
素引きして嬉しい罠モンスターですね。罠モンスターの再セットはゾーンを選び直せるので、特に奇妙な挙動をします。できれば積極的に使いたい。
本当はサーチできるのですが、サーチ要員の『雷風魔神-ゲート・ガーディアン』があまりデッキに合わなかったので抜けました。出るタイミングが合わないんですよね。
序盤に『ソウルズ』で切っても墓地効果が使いやすいので、腐るタイミングも少ない、気がする。
あとがき
このデッキ、超褒められて超嬉しいです。
でも欲望には限界がないので、もっと褒めて欲しいです。
個人的には、使いたいなーと思っていたカードを使いまくってデッキにまとめられたのと、ここまで巧くやればロックしても堂々とできるだろう、というところが気に入っています。
デッキ全体としては55枚のうえ、〈スネークアイ〉と積極的に動かない3テーマで構成されていて事故りそうですが、内2テーマ引ければデッキが回っていくので、意外と事故らない。
入れてないサーチもあるのに、全然動く。不思議ですね。
あと『猫娘』が2なのは、初動で立てた『ギガンティック・スプライト』が結構余るからです。みんな『猫娘』をなんとしても退けようとするから、倒しきれないことも結構あります。あとビーステッド警戒。
結果として、『ゴーストリックの猫娘』を存分に活かせたかな、と思います。
『猫娘』ロックを決める再現性も高く、デッキのエンジン部分も回してて楽しいのでいいですね。
デッキ名の【迷い猫】はかなり安直に付けました。
迷宮にたまたま迷い込んだ猫が状況を強化してしまう、アニメの展開とかでありそうなやつをイメージしていますね。
というわけで、お相手は原作単行本の迷宮ゲームで遊んだことある、あんぷらでした。
p.s.
最近、私は特殊な挙動をするデッキにハマり気味だったので、そこに一歩近づけた気がします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?