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「砂と形 (sunatokei)」展 で「時」を観てきたお話。

砂と形(すな と かたち)
だけれども
sunatokei
砂時計

作詞家 松井五郎さんの個展に行ってきました。
いくら天下(?)の松井五郎さんと言っても、
それだけでは正直重い腰を上げない私。

今回は、私が大好きな歌い手、
森川美穂さんが行ってきたというので、
私もということです。

時を端的に表す砂時計。
そして「」を意味づける数々の言葉。
流石、天下の松井五郎さん。

言葉の一つ一つから想像力が膨らみ、
どう言った意味なんだろうと
考えたり、感じたりの連続でした。

単に言葉を紡ぎ出すだけでなく、
配置にも気を遣うことで、
さらに奥深いものになっています。

私が一番気に入ったのは、
傍観者のsoliloquy

傍観者のsoliloquy

雄弁な
沈黙に
潜む
匿名の
視線
関わらない
という
関わり方で
「時」
を免れる

傍観者のsoliloquy

関わらないという関わり方
この言葉が、
正しく自分自身を表している
と感じてドキリとしました。

しゃれこうべ
どくろ
ずがいこつ

どんな風に言い表すのが、
自然なんだろうと問いかけてくるような
砂時計。

もう一つ、素敵だと思ったもの。
monolith-01

monolith-01

ガラスのような透明なモノリスに
言葉が彫られていて
光が当たることで
影が紙に映しだされています。

自分のデスクにメモスタンドして欲しいです。

5/31までと残り少ないですが、
素敵な空間だったので、
ぜひとも足を運んでみてください。

砂時計は全て売り切れていて、残念。
そんな今日この頃。

#日記 #松井五郎

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