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我々一般人は政治を語る必要があるのか

私は20歳の大学生です。平均的な同世代と比べると政治への関心は10倍ほど高いと思います。しかし、最近は「私が政治に関心を持ったところで何も変わらないのではないか」と考えるようになってしまいました。というのも、日々様々な政策を見比べて是々非々の判断をくだしていますが、それ自体に意味はない気がします。また、導き出す結論にも投票先が変更するような大きな意識改革が起こるようには思えません。さらに、自分がどの政党とも異なる新しく素晴らしい考え方を導き出すことはできません。グラデーションはありますが、常に誰かの意見に同意をするだけで十分のように思えます。

このような考えに至った私は「政治について考える時間を減らす」という結論を出しました。なぜなら自分の伸び代の少ない分野に時間を投資し続けることは機会費用の損失であり、他のことに時間を投資すべきだからです。今まで政治に興味を持ってきたからという理由でダラダラと自分の時間を浪費し続けることはサンクコスト効果の罠に嵌っていると言わざるを得ません。

しかし、政治への関心を無くすというわけではありません。先程の結論を補強するならば、日々のニュースに踊らされてお気持ちを表明することが無駄だと考えています。むしろ、普遍的な政策への理解を高めるような政治の勉強をする必要があると思います。具体例としてはマクロ経済学の個々の事象への理解を深めることなどが挙げられます。

最後にこの話題に関係がありそうな話をして論の補強をしたいと思います。

要約
Q.新人作家へのメッセージ。
藤本タツキ「Netflixを見たほうがいい」

この話を耳にしたところ、ちょうど最近考えていたことに通じる話だと思いました。要するに良質なアウトプットには良質なインプットが必要だということです。ニュースに踊らされて政治を語っているようでは質の低いインプットとアウトプットしかできていません。俺は頑張るからみんなももうちょい頑張ろうぜって話です。

以上、銀島でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もよろしくお願いします。失礼します。

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