出会いと縁
どうも!
毎日吃音症と生きている管理栄養士のあられです。
昨日、TikTokを見ていたら、
初耳学という番組でUSJの業績回復に貢献した、森岡 毅さんという方が吃音症持ちを告白していました。
・とてもひどい吃音症だった
・小学生の頃は周りが自分の話し方を真似していた
・自分は好きで話してるわけじゃないのに…
吃音症持ちの方は誰もが共感する共通項ではないでしょうか?
私も小中学生の頃は今よりも吃音がひどく、よく真似されていました。
真似されるならまだしも、話すと変な話し方がうつると言われていました。
森岡さんは小学校の時にいい先生と出会えたと言っていました。
その先生のアドバイスは、
『上手に話そうと思わなくていい。頭の中で思っている信じてる事を喋れ』というもの。
森岡さんはすごくいい先生と出会えて、すごく羨ましく思いました。
私はこれに気づいたのは自分自身であって、しかも成人してからでした。
それまでは、
・上手に話さなくちゃいけない
・変な話し方をしないようにしなきゃいけない
と、そんなルールを勝手に決め、
(今日吃音出そうだな…)
と思う日は、声も出しませんでした。
なぜ、こんなルールを勝手に自分に課していたのか
それは私が人生の中で1番吃音が酷かった、小学生の頃のときに遡ります。
小学生の頃、音読がうまくできず、よく吃音が出ていました。
周りからは、もちろんクスクスと笑われ、
『どもりちゃん』とも呼ばれていました。
先生が音読中、『あられさん、もう少し上手く話せないかな?』と私に向かって言ったとき、心の中で先ほど書いたルールが出来上がったと思います。
普通に話そう。普通に話そう。
ずっと普通を意識する毎日でした。
それは成人してから、こんなルールやめてしまえとルールを捨てることになるのですが、
それは自分自身で、森岡さんの恩師が言っていた考えに気づいたからです。
『うまく話せなくても、自分の思ってる事感じている事を話そう』と。
今、吃音に悩んでる方も、
うまく話そうとしなくていいし、話し方をバカにしてくるやつに傷つかなくていいし、落ち込まなくていい、頭で思っている信じている事を話そう。