口約束
なんで守れない約束なんてするんだろう?
不満を持ちそうになった次の瞬間に、
そうか、守れないかもしれないから約束なんてしたんだ、と思った。
一生幸せにする!!!なんて言葉に対して、一生って言葉を本当にわかって使ったのか。一生なんだからな!わかってるんかいな日本語を!あまりに儚い言葉だ、と当時は思った。
今の私はもう、こうゆう言葉を「はいはい、わかった〜」と流してしまうような気がする。すこし悲しいような気もする。しかしながら、「一生幸せにしてくれるって言ったじゃないの!」なんて言う気は起きない。
あのときそう思った、それで十分美しい。
それがいつまで続くかは、その伝えた人のお楽しみ。答え合わせなんて、必要ない。
言葉には意思が宿りすぎるので、言葉自身を少し遊ばせてあげる。つまり、「もう何も信じない!」と閉ざすのでもなく、「騙されてもいい」と諦めるのでもなく、浮かせておく。そっと見守るだけ。もはや、見守らなくてもいい。
言葉に囚われず、もっと自由に。
今日の感覚が昨日と違くたっていいよね。
私がそう思えるようになったきっかけは、アメリカ育ちの友人が、ランチが美味しかっただけで「Jesus Christ!」とか言うので、あぁ言葉ってその人の表現の自由だ、その人自身だ、と思ったからです。
良き週末を。
励みになります。