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(全体公開)ガチガチに舗装された道が自分の正解とも限らないよねみたいな話

こんにちは、夜枕ギリーです。

というわけで昨年末から「裏であるプロジェクトの手伝いをしている」みたいな話をずっとしていた件について、ようやく告知させて頂きました。「平井オープンボックス」という、マニアやクリエイター向けのコミュニティスペースで、5月22日に総武線の平井駅前にオープンします。

詳しくは21日に自分の配信でも説明するつもりですが、プレスリリースや運営の「別視点」さんの会社概要を見てもらえば分かるとおり、ここ数年V界隈でよく聞くような「VTuber向けの支援サービス/プロデュース」みたいな感じではないです。なのでワークスペース兼イベントスペースといったリアルの拠点が普通に組み込まれている。

この辺は「別視点」さんの文脈を知らないと理解が難しい経緯であったり、構想段階でやわらかい部分が多かったりしたので、人に説明するのが本当に骨が折れました。なんなら私も疑問や疑念を運営と一つずつ潰している状況だったので……。とまあ説明しだすと10,000文字とか越えてくるので、続きは3日後の配信に託します。

で、準備段階とはいえ何度かプロジェクトに関わるマニアやクリエイターといった生身の方々(これを言うと生身の人にウケる)とお話をする機会があったのですが、やはり私自身がVTuber界隈にいて「VTuberの成功」みたいなものを考えていると視界が狭くなっていたんだなと思わされました。

例えば(趣味は例外として)VTuberの成功ってチャンネル登録者数やファン数を獲得することとイコールになっていて、そこが欠けては成功はあり得ないという感覚が普通だと思います。収入もファンからのスパチャや定額支援が基本で、確かにそこを頼りにするとファンの母数が大きくないと成り立たない。

でもV界隈の外のマニアやクリエイターの話を聞いてみると、別にネットで有名じゃなくても活躍できる場を持っている人がたくさんいる。収入につながる線をいろいろ持っていたりする。もちろんそれらを同じように試せば伸び悩んでいるVTuberにも道が開けるとかそんな単純な話ではないんですが、登録者数を増やすというガチガチの固定ルート以外にも可能性がありそうだと感じました。

しかし個人がスパチャやメンシで稼ぐって比較的新しい手法なのに、言われてみればその新しい手法にだけ頼っているって見方によっては歪なのかもしれませんね。勤める以外で個人が稼ぐ方法が他にあまりなかったからこそ注目されたとも言えますが……。

まあバーチャル体なのでいろいろ制約は大きいし、ネット上での活動に最適化されていたり(=依存しがち)という大きな性質の違いがあるので一概には言えないんですが、平井オープンボックスはその辺の別ルートを考えてみる一助になるのではないかなぁと思っています。

というわけで、ひとまずは21日の16時からの配信に来て頂けるともう少し伝えたい通りのニュアンスで伝えられると思いますので、お時間あればぜひ見に来てください。


ちなみに私の活動頻度が減ったり内容が変わったりはしないのでご安心頂ければと思います。むしろVTuberとしてお手伝いをする上で、私の今までの活動方針から外れないコンテンツが、平井OBに提供する分だけ増える予定です(月イチくらい?)。

というわけで引き続きよろしくお願いいたします。

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