毎日更新の小説

昴視点

昴「…………」


「ピコピコ」「ビチビチ」「カシャンカシャン」「パチパチ」「チリンチリン」


昴「…………慣れるとこれでも寝れんなぁ………」

最初の頃は快君の音に爆笑してたけど………なれると眠くなるもんだな

「ピコッ」

昴「ん?快君どうした?」

快「少し喉が渇いて………」

昴「冷蔵庫の中に水が入ってる  持っていって良いよ」

快「ありがとうございます」

今は昼の12時30分………大和は寝てるだろうしこの時間は昼後で快君達も各々部屋………陸は多分薬品調合の試作中だし………


つまりこの時間帯昴は暇なのだ


昴「…………」

暇だな……


ということで仕事がないかを確認する昴


「チリン」

昴「………陸」

陸「うん?何?」

昴「仕事に出る  日が落ちれば大和が起きてくるから食事は適当に  暫く家を空ける」

陸「分かった」


仕事内容を確認した昴は陸の部屋にわざわざ行って私室で武器を装備しそのまま仕事へ


昴「ラミ  いつ俺のデスクに仕事を?」

ラミ「気を抜いていた時だな  陸達がいるから安心しきってたみたいだし」

昴「勘弁してくださいよ………片目見えないのに??」

ラミ「だからこそだ昴  この依頼は45年前から雅から預かっているんだ」

父さんはこうなることが分かっていたんだ………だから俺や聖に「眼だけは気をつけろよ」って言ってた

昴「………長期戦になります  陸達を頼みます」

ラミ「元よりそのつもりだ  それと  聖も同時進行で同じ内容の別々の組織に対して行っている」

つまりこれは「試験」なんだな………


昴は理解した………ラミが出した依頼内容は昴と聖への試験であると………


〜それから3週間〜

陸「昴さん帰ってこないね………」


家を空けると言ってから3週間  昴からの音沙汰はなく陸達が心配をしていた


快「もう3週間もたった………」

海「昴さんからの音沙汰はないし………」

空「無事かどうかも分からない………」

夜摩「昴さんなら大丈夫だとは思うけど………」


3週間  音沙汰もなく無事かどうかも分からない中  大和だけが冷静に物事を判断していた


大和「陸君達  食事の用意をして  俺は風呂の用意するから」

陸達「分かりました」


大和は分かっていたのだ………昴が無事で  今  帰路に着き時期に帰ってくることを


〜2時間後〜

昴「ただいま………(›´ω`‹ )」

大和「おかえり  風呂湧いてるから先に入ってこいよ  その後に飯を食えばいい」

大和がいて助かった………


2時間後  げっそりとした顔の昴が漸く帰宅し先に風呂へ


昴「…………」


そして風呂の終わった昴は髪を乾かして陸達が用意した食事を食べた直後気絶した



大和「たくっ………無茶すんなよな  お前若くないんだから」


そう言いつつも大和は昴を(昴の)私室に運んで寝かせた………


もう昴にも自分にも残された時間が少ないことを理解しながら………

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?