【漫画感想】僕の心のヤバイやつ Karte.54 僕は参拝した

作品へのリンクは以下。
 https://mangacross.jp/comics/yabai/59

9/25 とりあえず初稿を書きました。
 文章の不備等は、週末にちょこちょこ直していきます。

今回も感想通話の書き起こし形式です。

-感想通話 登場人物-

ぎ る
 カードゲーマー。
 文責。会議通話の発起人。
 前回は一週間、ずっと関根のことを考えていた。

じーく (別名義: コジエズ Twitter:@First_kzez )
 同人漫画家。
 「名義に"コジエズ"を加えてツイ垢も書いといて」
 今回、そんなことを頼まれた。
 僕ヤバの絵も描いているらしい。凄い。

ふぇけ
 文芸畑。
 メンバーの中で唯一、恋愛モノを読む。
 CLAMPに育てられた男。

-9/22(火)晩 discordにて-

-1ページ目-
じーく: 家族で写っているコマ。
    左3人がそっくりで笑っちゃう。
ふぇけ: 母の血、強いなぁ。
ぎ る: 黒い三連星じゃん。
    これ、市川のマフラーは当然赤いだろうね。
    それを見るだけで山田大喜びでしょうよ。
    ......そういえば扉絵って更新された?
    一応カラーで確認したいんだけど.....
じーく: されてるよ。
 https://twitter.com/lovely_pig328/status/1308346044829196288
ふぇけ: 山田とおねぇだね。
ぎ る: 山田ァ!服装を黒で統一してるなァ!
    女子大生と......女子中学生ですよね......?
じーく: 完璧にキメてる山田と、
    ダメージジーンズのおねぇ。
    戦力の差が......
    てかこれ、ホラー漫画の扉絵でしょ。
    神社背景に赤文字で
    『僕の心のヤバイやつ』
    はおどろおどろしすぎる。
ぎ る: ちなみに場所は『目黒不動尊』ですね。
 http://www.tendaitokyo.jp/jiinmei/6ryusenji/
ふぇけ: あ、実際にあるんだ。
ぎ る: 地図で見ると割と大きい神社っぽい。
じーく: 関東三十六なんちゃらにも入っているって聞いたぞ。

ふぇけ: 京太郎のタイムスケジュール……
    家族30分、山田∞。
    ∞てお前......
じーく: ざっくりにもほどがある。
ぎ る: 俺も常にこれくらいの粒度で
    「完璧なタイムスケジュールだ...!!」
    って言える男になりてぇ。
じーく: このコマ、
    「完璧なタイムスケジュールだ...!!」
    を2コマに股がらせてるんだよね。
    視点変更がすげー上手い......
ぎ る: あ、ほんとだ。
    これ左コマの市川に繋げてるのか......

-2,3ページ目-
ぎ る: というわけで、山田登場。
じーく: なんでッ いつもッ
    少し刃牙感あるよね。
ぎ る: 普段の冷静な市川なら、
    山田が早く来ることくらい想定出来そうなものだが?
じーく: 相手が山田だから、それどころじゃなかったんだろうね。
ふぇけ: というより、遊び慣れてなさとか、
    友人との待ち合わせ経験の少なさを感じる。
ぎ る: 渋谷では早く着きすぎたしね。
ふぇけ: そう。
    市川の中では、
    『XX時から、山田と、初詣、開始』
    というスケジュールが入っているだけで、
    そのときそこにいれば任務達成、みたいな。
    そういう不慣れさを感じる。
ぎ る: 解像度解像度。

じーく: ところでこれ、何月何日だ?
ぎ る: 「1/1ではない」としか.....
ふぇけ: というと?
ぎ る: 山田はにゃあ宅で年越ししているからな。
ふぇけ: あ、そうだ。そりゃ無理だ。
ぎ る: 流石に友人宅で年越しして、
    一度帰宅して、ここまでキメるのは無理だと思う。
じーく: 三が日のどこかだろう、としかわからんか。
ぎ る: 次回わかるんじゃない?

じーく: 「わーっ 生山田さん......」
ぎ る: おねえかわいい。
じーく: 「デカくない?」
ふぇけ: おねえ驚愕。
    そりゃあ、通話越しで顔を見ただけだもんなぁ......
ぎ る: 女子大生の視点になってみようぜ。
    山田は「顔がめっちゃ可愛い女子中学生」だぞ。
じーく: 大学生的には、中学生なんて子供だもんな。
    「どれ妹分として可愛がってやろう」
    くらいのスタンスだろうね。
ぎ る: そこでぶつけられる圧倒的な『女』よ。
ふぇけ: 「思ってたのと違う......」
    そりゃ震えるわ。
ぎ る: 次、わからんポイントです。
    「てか 重要なこと聞いてなかったんだけど」
    「山田さんって彼氏いる?」
    何が重要なん?
ふぇけ: うーん。
    「普通は最初にこれを聞くのに、忘れてた」
    みたいな感じだと思う。
    山田を女子中学生として認識していたから、
    『彼氏』ってワードと結びつかなかったんだと思うな。
    実際に会ってみて、
    「いや、あれ彼氏待ってるでしょ」
    と思ってしまったため。
じーく: まぁまぁ近い。
    おねえは京太郎が山田を好きだとわかっているので、
    その場合、女としてはそこ聞いておくの大事でしょ的な。
ぎ る: おねえはKarte.51で
    「脈、あるんじゃない?」
    って言っていたので、
    京太郎と山田の恋愛を楽しもうとしている節があって、
    「いや、待って。山田さんに彼氏いたらダメじゃん」
    と気づいた説はない?
ふぇけ: そうだとしたら、次ページの1コマ目
    「京ちゃん話してきなよ」
    とはなりづらそうじゃない?
ぎ る: 確かに。
じーく: しかしおねえ、
    「明らかに好きな人を待ってる感じの...」
    ってわかるんですね。

-4ページ目-
ふぇけ: 「絶対 陰からのぞいてニヤニヤするつもりだ!!」
    やっぱり京太郎視点は、そういうおねえ認識か。
ぎ る: 山田、目撃ッ!
    気づきからの、右下コマ。
    ここの感情配分、難しい.....。
じーく: んー。
    「あ、ご家族いる.....。
    挨拶するチャンスだ......
    頑張れ山田杏奈......!」
    の、決意の握りこぶし。
ぎ る: その「頑張れ山田杏奈」って言い回し、めっちゃ好き。
    もう一つは軽い怒りの感情だと思うんだ。
    これ、後で別のコマでも話すんだけど......
    山田には、
    「まだ待ち合わせの時間じゃない。
    市川の先約だろう。ここは一度待つ」
    という選択肢があったんだ。

    市川は渋谷で、
    「まだ今じゃない」
    って山田とおねえの邂逅を止めた。
    そして山田はそれを了承した。
    だから家族と山田の出会いは、
    市川主導で行われるべきなんだ。
    山田にもその認識はあるはず。

    でも、ここで山田は『行く』んだよな。
    それは『初』詣を大切にしていたからで.....
    「初詣は私と...って約束したでしょうが!」
    の、おこ。
ふぇけ: その2つはちゃんと両立しそう。
じーく: ここから先の山田の捉え方の話をしていいか?
ぎ る: どうぞ。
じーく: この話に関して、ここから先、
    山田を一つのフレームで見るのは危険だと思うんだ。
    市川の家族と行動するときの山田って、
    モデルの『秋野杏奈』的な立ち振る舞いに見える。
    ちょっと作っている。
ぎ る: ≪杏奈モード≫ね。
じーく: 一方で普段、市川に対するのは
ぎ る: ≪山田モード≫ね。
ふぇけ: 区分けそれでいいんか......?
じーく: 呼び方はなんでもいいけど、
ぎ る: おい
じーく: フレームを2つ持っておかないと、
    読み違いを起こしそうな話だな、と思った。
    だからこのコマは、
    山田がスイッチを入れてるんじゃないかな?
    って見方もしている。
ふぇけ: なるほどなぁ。

-5ページ目-
ぎ る: 「お......親に先に挨拶を...」
じーく: ≪杏奈モード≫ですよ。
ぎ る: 確かに。
    挨拶の順番とか大事にするの、
    これ、芸能活動の賜物か。
ふぇけ: 面白いな。
    どんなに成熟していたとしても女子中学生。
    親に先に挨拶は、普通出来ん。
ぎ る: 大学生のおねぇが圧倒される『大人』っぷり。

ぎ る: 中段右。間のコマがあるんだけど......ここ何だ?
じーく: うーん......山田がおねえに目を移すコマ......だよな?
ぎ る: 山田の表情から、感情が読み取れんのよ。
ふぇけ: ......これおねえ視点じゃねぇか?
ぎ る: ......!
ふぇけ: おねえ視点の「山田さんがこっちを見た!」というフリーズ。
じーく: .....なるほどー
ぎ る: 山田じゃなくて、おねえが主体のコマか!
じーく: 次のコマで挨拶されて、
    フリーズが解ける描写もあるね。
ぎ る: あぁ......もう絶対そうじゃん。

ぎ る: 「ア.....エ...フヒッ...ども...」
じーく: 「キモッ」はもはや暴言。
ふぇけ: 「僕もあんななのか...?」て。
    実の姉を『あんな』呼ばわりですよ。
ぎ る: というか緻密に
    「ア...エ...フヒッ...」
    って言語化しなくていいから!
ふぇけ: 「ども...」もひっそりと緻密。

じーく: 焦る山田。
ふぇけ: 挨拶するところまでは準備して来たんだろうよ。
じーく: 想定外の質問にタジタジと。
ぎ る: ...ここ、邪推があります。
じーく: はい。
ふぇけ: はい。
ぎ る: 山田さん。
    「いえ...きょ...」
    本当に言おうとしたのは「今日は」でしょうか?
じーく・ふぇけ : あー......
じーく: ...邪推では?
ふぇけ: ...邪推だなぁ。
ぎ る: Karte.20を思い出してください。
    山田さんは先生の、
    「ゴミ箱にお菓子の袋が捨ててあった」
    に対して、
    「私はゴミ箱に捨ててないので、違います」
    と答えた。
    これに対して市川は、山田をこう弁護します。
    「普通ならば質問の意図を汲み取って答える」
    「脊髄反射的に額面通りにしか答えない人もいる」
    山田が本当に100%そうとは限らないけれど、
    少なくとも山田にはそういう側面があると思う。
    さて今回、市川母はこう尋ねた。
    「山田さんもご家族で(初詣)?」
    山田ならばこう答えるのではなかろうか。
ぎ る: 「いえ、京太郎君と初詣です」と。
ふぇけ: むぅ。
ぎ る: だが山田杏奈。
    自分が口走ろうとしていることに気づく。
    ここで咄嗟にごまかした。
    焦って汗が出るほどに。
    ......邪推かね。
    いや実際、この説を通すためには
    「きょ...」の後にもう一個3点リーダーが欲しいな、
    とは思うんだけど。
ふぇけ: 確定とは断じれないけれど、
    十分採用でいいと思います。
じーく: 同じく。

-6ページ目-
ぎ る: 「ダブルブッキングした~~~」
ふぇけ: ちょっと市川に意地悪?してるよね。
じーく: ≪杏奈モード≫ポイントです。
ぎ る: AMP。A(nna)M(ode)P(oint)
じーく: ダブルブッキングって表現。
    普通の女子中学生は使わない。
ふぇけ: た、確かに......
ぎ る: これは『モデル: 秋野杏奈』ですわ...

ぎ る: ダブルブッキングって表現も少し面白くて。
    普通、ダブルブッキングって時間に対して使うよね。
    時間は一つしか無いのに、
    そこに二つの予定を入れてしまった状態。
    でも今回の市川、ちゃんと時間ずらしているんですよ。
    だから、時間のダブルブッキングじゃない。
    これは『初』詣という『一回限り』のイベントに対して、
    『山田』と『家族』の二つを入れたことに対して、
    山田は怒っている。
    市川には伝わってませんが。

    -7ページ目-
じーく: 山田が市川に手を合わせるシーン。
    髪型がほんと市川そっくりなのな......
ぎ る: そこまで"寄せる"かよ......
    髪型を合わせる話はツイヤバにもあったな
 (おでこ
 https://twitter.com/lovely_pig328/status/1243115906349199362)
ふぇけ: ここネイルもしてあるんだよな。
    もう本気も本気じゃん......
ぎ る: ネイルまで黒かったらどうしよう......
ふぇけ: それは純粋に怖い。
ぎ る: ちょっと黒いネイルの意味を調べてみよう。
    えっと、
    「黒いマニキュアの心理は圧力をかけたい願望の表れ」
じーく: 山田さん!?!?

ぎ る: 今ふと思ったんですけど......
    どうして山田は市川と手を合わせたんですか?
ふぇけ: ......必然性の話か......
ぎ る: うん。
    前回の「何故、市川は関根にカミングアウトしたのか」
    と同じ。
    誰か考えた人いる?
ふぇけ: いや、全く。
じーく: 考えてないですね。
ぎ る: ちょっと考えよっか。
(1分ほどシンキングタイム)
じーく: ......とりあえず、一番カジュアルな発想からいい?
ぎ る: うい。
じーく: 「山田は手を握りたかった」
ふぇけ: わかりやすい。
じーく: 「合掌できないね」からの「......うーん...」で、
    「あ、手握れるじゃん」という判断。
    多分、作者は「まず、そう読める」ように描いてる。
ぎ る: よし、じゃあ次は俺。
    山田はさ、市川の
    「いいんだよ。こういうのは気持ちで」
    に対して思うことがあるから、
    「......うーん...」
    なんだよ。
    そして市川と手を合わせたあと、こう言う。
    「ちゃんとお願い 叶いますように」
    山田はさ、市川にちゃんとお願いをしてほしかったんだ。
    気持ちだけじゃなくて、形も。しっかりと。
    山田は概ね勘づいているんだよ。
    市川が「自分との未来」をお願いしてくれるって。
    次のページで、
    「ふーん......変わらなくていいの?」
    って市川に言うように。
    そして、その市川の願いが、山田の願いでもあるわけ。
    だから、二人が手を合わせるっていうのは。
    これは『二人の願い』だってこと。
    だから、中央左で山田は結構マジな顔をしているわけ。
    .......という解釈。どうでしょう。
じーく: ......めちゃくちゃエモいなそれ。
ぎ る: エモいよな!
じーく: いや、二人が手を合わせて同じ願いをするって。
    ちょっと構図があまりにもエモい。
    けど......
ふぇけ: セリフと動作だけで追うと正しいんだけど、
    ちょっと空気が違うんだよなぁ。
じーく: そう。そうなんだよ。
    俺が聞いて思った感想は
    「そういう同人誌、めっちゃ読みたい」
    だったんだよ。
ぎ る: 無意識的に、正史っぽくなさを感じているわけか......
じーく: まぁ......そうね。
    一応、具体的に挙げていくと......
    「......うーん...」
    のところ、表情と軽さに違和感が出る。
    あと、次のページの
    「何をお願いした?」
    という軽い投げかけを見ると、
    「市川が自分との未来を願っている」
    と山田が考えているのには無理があるかな......
ふぇけ: あとはまぁ、
    「ちゃんとお願い、叶いますように」
    のところの悪戯っぽさがね。
    ちょっと違うかな、と。
ぎ る: ......
ぎ る: おっしゃる通りです。
    これが一番エモいから、
    これが正史になる逆転の一手を探しているけれど、
    それも見つからないです......
じーく: はい。

ふぇけ: じゃあ最後に俺。
    割とシンプルよ。
    「山田は市川と一緒に、ちゃんと初詣をしたかった」
    これ。
ぎ る: 説明をば。
ふぇけ: ここまでこれが出てこないのが、
    「俺しかラブコメを読まない」って事なんだろうな、多分。
    例えば、ダブルブッキングのところ。
    結局山田は「市川と一緒に初詣をしたかった」から、
    怒ってたわけだよな。
    なんなら、家族での初詣に合流という荒業まで使った。
    んで、参拝よ。
    「いいんだよ。こういうのは気持ちで」
    という市川。違う。そうじゃない。
    山田は「お願い」がどうとか、そういうんじゃない。
    欲しかったのは「市川と一緒に初詣をした」という体験なんだよ。
    「二人、一緒にお願いをする」のが大事なんであって、
    何を願ったか、とかは次のページで描かれているような、
    世間話程度で十分なんだ。
    で、山田が「一緒に初詣をした」形を求めた結果が、本編。
    以上です。
ぎ る: 正史です!!何も言うことは無いです!!

じーく: それを見た不動明王なんだけど......
    これ最初誤解してたわ。
    怒りで燃え上がっているのかと。
    でも違うのな。「?」だもん。
ふぇけ: 数多届く願いの中で、突然
    「ん"ん"ん"ん"ん"ん"」
    だもんな
じーく: 願いが伝わっていないだけだった。
    不動明王はこんなことじゃ嫉妬しない。

-8,9ページ目-
ぎ る: 「ふーん... 変わらなくていいの?」
    これはKarte51の
    「友達。とりあえず、今は」
    にかかっているわけど......
    その言葉に込めた市川の意図と、
    山田の認識は食い違っているのに、
    このシーンは全くもって正しいの面白い。
じーく: 「では...私はここで...」
    のとき、おねえはどこにいるんだろう。
    吹き出しで隠れてるのかな。
ぎ る: てかその次の
    「お邪魔してすみませんでした」
    のシーン。
    右壁伝いに屋台があるはずだよね?
ふぇけ: ほんとだ。
    その前のコマから移動しているとは考えづらいし......
じーく: 作画ミスっぽい?珍しいけど。

ふぇけ: 「おいッ!めちゃくちゃ大人だなァ!」
じーく: マジ殴りですよ。
ぎ る: 左腕も折れるわ。
    ここまでのおねえ、
    完全にファンガールだよね。
ふぇけ: モデル杏奈に落とされてる。
ぎ る: コミュ力おばけのおねえですら、
    そりゃ緊張してしまう。
ふぇけ: 嘘くせぇ
ぎ る: これ、どうなんでしょうね。
    個人的にはコミュ障は嘘でも自分のこと
    「コミュ力おばけ」と呼ばないと思うんですけど。
じーく: でもコミュ上手って感じではないよね。
ぎ る: 個人的なおねえ像だけど......
    おねえは自分のこと「コミュ上手」だと思っているんだよ。
ふぇけ: ほう。
ぎ る: 実際は違うかもしれない。
    だけど、おねえはそう思っているんだ。
    何故なら、実績があるから。
    おねえにはとてつもない行動力がある。
    そうやってなんやかんや、最終的には
    上手くねじ伏せてきた。
    だからおねえは自分を
    「あれ、私ってコミュ上手じゃね」
    と認識している。
    コミュ上手ってより、コミュ強者って感じ。
ふぇけ: あー、わからなくもないかも。
じーく: だってここから
    「やっぱもっとちゃんと挨拶したい!!」
    だもんな。行動力の化身.......。
    次のシーンさ。
    探すおねえより、あっさり山田を見つける市川。
    良くない?
ふぇけ: わかる!!!
ぎ る: あ、ほんとだ。

-10ページ目-
ぎ る: ≪山田モード≫!!
ふぇけ: いやー、ここで山田が山田になるのいいよな。
じーく: あのさ、1コマ目の巾着なんだけど......
ぎ る: ああ、夕方にふぇけと少し話したわ。
ふぇけ: これどこから出てきたんだろうな......
    山田。ちゃんとしたバッグ持ってたろ。
ぎ る: 直前のコマまで、右肩にかけてたよね。
ふぇけ: 最後のコマにもある......

ふぇけ: からあげを頬張る山田を見て、
    冷静になるおねえ。
ぎ る: 渋谷でも市川待ちながらファミチキ喰ってたよな。
じーく: いや量多すぎだろ。
ふぇけ: パックのはこれ焼きそばか?かつお節っぽいの見えるけど。
ぎ る: たこ焼きじゃね。シェア出来るし。
ふぇけ: ともあれ、ここでおねえの山田認識がやっと
    「女子中学生」になったな。

-11ページ目と次回の話-
ぎ る: 『名探偵』を載せるの。優しいね。
ふぇけ: これで次回、
    おねえがどういう認識で臨んでいるかわかるからな。
ぎ る: 関根。ノーヒントだったもんな......
    今回の話、全体的にどうでした?
じーく: 2人+コメディリリーフという構図がね、やっぱり安心する。
ふぇけ: 純粋に次回が楽しみだなって。
    次回予告で卒アル見てたから、
    京太郎の過去に踏み込むんじゃないかなって期待している。
じーく: 山田がお見舞いで市川の家に来た過去がある以上、
    「言われるまでもなく家の構造を知っている」みたいな、
    さりげないワンパンチが欲しい。

今回の通話記録は、今のところここまで。

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