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行脚録【3-1】ぐるり西日本の旅・前編(2018年)


■まえがき

2017年初頭に16都道県まで行脚したが、その後は特に旅することもなく一年が過ぎていった。

翌2018年4月、唐突に九州に行くことを決めた。
親戚が鹿児島に住んでおり、かなり長いこと疎遠になっていたので、ちょうど会社でまとまった休みが取れることもあり、ひさしぶりに顔を出してみようと思い立ったのだ(そして昨今のコロナ禍からすると行っておいて大正解だった…)。

せっかくだからと、入念に旅程を組んだ。前回の東北縦断弾丸ツアーの旅程がゆるゆるだったために、山形を断念せざるを得なかったことが悔しかったこともあるだろう。
何より、この機会を逃すと、今後いつ九州に行けるかわからない。行脚先輩の某氏にも話を聞いたりして、一週間という限られた休みをフルに活かす旅程をどうにか組み上げた。
ちなみに行脚先輩、相談を振ったときも行脚中で、にもかかわらず当時の旅のしおりをサッと送ってきてくれたのはスゴいなと思った。


■1日目:大阪まわり

鹿児島に行くルートはいろいろあるが、今回は大阪国際空港(いわゆる伊丹空港)から飛行機で行くことにした。いや羽田からも直行便は飛んでるけど、ほかに見たいところがあったのと、近畿圏の行脚もついてにやっておきたかったのだ。

4月15日、まずは新幹線で一路京都へ。お昼過ぎに到着したが京都ではどこにも行かず、すぐさま滋賀へ。

Twitterに貼れなかったパノラマ写真。
横に親子連れがおり、お父さんの顔がバッチリ写ってしまってたのでカット。

じつは現地に来るまで知らなかったのだが、京都から滋賀はめちゃくちゃ近い。電車で20分ちょいぐらいで行ける。


ちなみに時期的に『DANCERUSH STARDOM』が出たばかりで、
グルコスの横で子供がキャッキャしながら踊ってた。

かくしてラウンドワンスタジアム浜大津アーカス店【滋賀勢】を獲得。

琵琶湖、そもそもがレジャーランド的な雰囲気が強く、ラウワンもかなり賑わっていた。淡水湖だからか吹き抜ける風もすがすがしく、ここはいつか普通に遊びに来てみたいな、と思わせるところだった。


京都に戻り、京都伊勢丹で開催されていた写真展(これも大阪経由にした目的のひとつ)を観たあと、プレイランドキング七条店で【京都勢】をゲット。

唯一撮った京都勢GETの写真が、このボケボケである。

店は駅から近いというだけで選んだのだが、とにかく音が爆音で、サブウーファーの低音が下半身にビリビリきて最高だった。爆音過ぎて、グルコス真正面の筐体で遊ぶ人にはちょっと迷惑なんじゃ…と気にしちゃうぐらい。あと大音量すぎてアドリブ音のVer.2が耳にキーンとなったのも驚き。

しかしここも2020年に閉店してしまっていた…。


デパ地下でご飯を食ったのち、一路大阪へ。

大阪はもう夜遅かったので、寄り道せずに空港へ向かう。
地下鉄の千里中央駅で、大阪空港行きのモノレールに乗り換えるのだけど、ホームから階段を上がると、改札の外を飲み屋街がぐるりと取り囲んでいる面白いシチュエーションだった。
立ち寄りたかったけどカートを引きずった状態なので、そのままモノレールに乗車。空港に向かい、空港併設のホテルにチェックインする。


翌日は鹿児島に向かうのだが、ここは割愛。

余談ながら、鹿児島ではテレビで「降灰予報」が流れるのだ。


■3日目:鹿児島~宮崎の夜

夜になり旅に戻るが、その前に鹿児島のゲーセンに行かねば。

鹿児島中央駅直結のタイトーステーションアミュプラザ鹿児島店【鹿児島勢】を得る。その後、当時鹿児島在住だった友達と呑み、もう一度ゲーセンに寄ってから別れ、一路宮崎へ。

ちなみに、ここのタイステにヘドンホホを忘れてしまい、かといって行脚の途中なので取りに戻ることも送ってもらうこともできず、泣く泣くあきらめることとなった(高級品じゃなかったのは救い)。


鹿児島から宮崎は、特急きりしまに乗ったが、それでもたっぷり2時間以上かかる。そんなこんなで23時前に宮崎着、駅前のホテルにチェックイン。

しかしここで旅程の甘さに気づく。
元々、宮崎は行脚だけでなく思い出の地にも観光に行こうとしてたのだが、県庁所在地だけどJRの本数がめちゃくちゃ少ない! 朝夕の通勤時間帯でも最大で1時間に4本。
ホテルの部屋で夜中の2時まで半泣きになりながら必死に旅程を組んでみたが、一日で終わらせるにはもうタクシーを使う以外ないという結論に至った。


■4日目:九州の南から北へ

ホテルを出ると、まず隣の南宮崎駅まで。

なんでか撮ってた、日豊本線の写真。

南宮崎駅のコインロッカーにカートを預け、ラウンドワン宮崎店まで歩く。途中、タクシー営業所を見つけたのは暁光だった。
そして【宮崎勢】と20エリア行脚称号【日本半周】をいただく。

その後タクシーを駆使して思い出の地を訪れたのち、南宮崎駅で荷物を回収しつつ、宮崎空港へ。
ここが今回の行脚のキモ、宮崎→福岡を飛行機で移動したのだ。
というのも、九州は西側は新幹線が通っていてそれなりに早く移動できるのだが、東側は陸路主体だとかなりの時間がかかる。そして宮崎は東側にあたるので、新幹線に乗るべく鹿児島まで戻ろうにも、それだけで2時間以上を費やしてしまうのだ。
ほかにもいろいろなルートを考えてみたが、結局は福岡にひとっとびした方が後々ラクだという結論に至った。


福岡空港は街中にあり、電車ですぐに市街地に行ける。
そしてホテルにチェックインすると、鹿児島に忘れたのと同じヘドンホホをヨドバシドットコムで買い、ヨドバシ博多で受け取る。いやー、ネットって便利だねぇ。

この時点で日が暮れかけていたが、そのまま新幹線で熊本へ。
こっちは所要時間約40分。まさに新幹線さまさまだ。

熊本では路面電車に乗り、アムズ下通り店へ。【熊本勢】を獲得。
しかし、ここにチュウニがないことに気づき、あわててアムズ上通り店へ。時間的に混雑してたが、後ろの人に断ってワールズエンド即落ちを3回やらせてもらう。行脚ではこんな時もあるのだ…。

その後、アムズ上通り店は2019年5月に残念ながら閉店。
アムズ下通り店は2019年8月にザ・サードプラネット下通り店へと生まれ変わった。


プレイもそこそこに、新幹線で福岡までとんぼ返り。
そして駅前のnamco博多バスターミナル店【福岡勢】を取った。


行脚後は豚骨ラーメンとブラックモンブランを食い、無理矢理博多を満喫するのであった。


ちょっと長いので後編につづきます。


行脚実績【22 / 47】

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