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初心者あつまれ!吹奏楽部でコントラバスを始める時にあると素敵な物たち

ここ最近この動画が伸びていて。

チャンネル登録100人記念にいつもと違うことをしたくて撮った動画です。(一人でカメラに向かう事に照れが隠せない、なかなかに芳ばしい感じ😂

そうか!6月から学校再開だからコントラバスを部活で始めたい子or後輩入ってくるから教えたい先輩や顧問の先生が多いのかな?

動画でも紹介してるのですが、なかなか長いので物品の紹介の部分を改めて文字でも紹介しようかと思います!


必要な物たち


松脂

コントラバスの太い弦をしっかり掴むには粘着力のある松脂がオススメです。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ用だとさっぱりしすぎなので、コントラバス専用のものを使ってください。

ポップス

赤いバケツに入った透明感のある松脂。ぱっと見ゼリー。よく溶けるので買ったらすぐに紙を剥がして厚手のビニールくるんで赤いバケツにポンっとしておくと後が楽です。

よく溶けますが、個人的にはわりとさっぱりした使用感でカリカリした音になると思っています。冬の常温だと引っかかりにくいかも。

カールソンorニーマン

薄紫or黒or薄青のプラケースの中に金属で包まれてる焦げ茶の松脂。ど定番。使う部分だけ金属を剥がして使ってます。この松脂達は一度溶けると使い物にならないので気を付けましょう。

個人的にねっとりした使用感で渋い音がすると思ってます。

コルスタイン

金色の紙パッケージに黒いゴムの容器に包まれた焦げ茶の松脂。使うときにむにっとむいて、使い終わったら元に戻す。とてもいい容器だなぁ…この容器にポップスを詰め替える方もいるそうです。

この松脂は硬さが選べて。オススメはソフト。名前の通り柔らかくてよく引っかかる松脂です。個人的に上記の松脂らよりかなり引っかかり、カールソンとポップスの間みたいな音だと思ってます。

次にオススメはオールウェザー。名前の通りいつの季節でもいけるよ!という松脂ですが、個人的には夏用にたまに使います。他の季節はさっぱりしてて合奏ではものたりないのです。


教則本

吹奏楽部で渡される薄い本達は合奏用の基礎本なので残念ですがそれだけだと楽器、弾けないです。コントラバスにはコントラバスの教則本。

うげろー🤮と思う事なかれ!基礎がしっかりしてたら課題曲も自由曲もさくっと弾けるようになります!初めこそちゃんとした教則本を使って欲しい…!

シマンドル

定番で王道な教則本です。これ一冊あれば長く付き合えます。しかし一人だと取っ付きにくいかもしれません。幼き頃の私はこの本を初めて手にしたとき、言い回しが難しくて半泣きでした😂

たぶんこちらは旧版でちょっとお手頃。どちらでもいいと思います。私が買った当時はこの版が新しかったのでした…

ヒヤマノート

シマンドルが難解すぎてむり…そんなにレッスンの機会ない…という方にはこちらがオススメ。

シマンドルの半分、ポジションの部分を詳しく説明してあります。部活ならこれで十分だと思います。なにより見やすい!!見やすいは正義!!これが終わってなお探究心が止まらなかったら続きはシマンドルの後ろ半分や30エチュードに行くと良いと思います。

いちばん やさしい コントラバスレッスン

これは、日本で一番慈しい教則本。

かどうかはわかりませんが、個人的に今まで見た中で一番見やすくて取っ付きやすい導入教則本だと思います。

その親切さたるや、音符の読み方からのっているくらい。シマンドルでいうファーストポジションまでが説明されていて、最後にちょっとしたソロまでのっていて初心者に楽しめる本だと思っています。

しかしファーストポジションまでしかのってないので長くは付き合えないです。でも楽譜を読めない子でも取っ付きやすいので、音楽初めてな子達はこれをやってシマンドルやヒヤマノートに行くのがいいと思います


筆記用具

2B以上の濃い、柔らかい鉛筆

楽譜に優しく書き込めてさっと消せる。あと最初はポジション取るのに楽器に印をつけると思うんだけど、気候によって微妙に変わっていくからシールより鉛筆の方がわたしはオススメです。(シールそのうち汚くなるしね…

HBシャーペン、ダメ、ゼッタイ! 筆圧あげないと譜面に書けないし圧かかると譜面台倒れるし楽譜に穴空くし…楽器に印つけようものなら傷がつく…楽器へのDV。

でも何故か部活では使ってる人を見ないので、濃い鉛筆をレッスンの時にサッと出されると「お、やるやんけ!」と思われるよ!私に😂

個人的に好きなのは4B。書きやすくて消しやすい。最近は濃くても可愛い鉛筆多いのでいい時代!

鉛筆キャップが消しゴムになるものもオススメ。鉛筆使う時に反対につけておけば、合奏やレッスンでサッと消せるよ!

どうしても鉛筆が嫌な人は製図用などの芯の太い濃いシャープペンもありです。専用の替え芯をいれてね!


チューナー

調弦。それは吹奏楽のコントラバス弾きには孤独な戦い…吹奏楽ではB♭で全体チューニングされがち。個人練習前と合奏前に調弦しておくのがスマートな弦バス奏者の嗜みです😂

謎メーカーのものより安心して使えるメーカーのものにしましょう。YAMAHAや KORGとか。クロマチックチューナーにしましょう。

メトロノームとセットになったチューナー。一つで済むので便利。

このタイプのチューナーはマイクがあると捗ります。周りうるさいとなかなか音を拾わないのですが、これをつけると煩くても調弦出来ます。

いまは可愛いチューナーも沢山あっていいなー😭❤️

もっとコンパクトなものもあります。

楽器の駒に直接つけるタイプのチューナーです。持ち運びと便利です。メトロノームは別に買ってね!

※チューナーを買うとき440HZ固定ではないものにしましょう。


メトロノーム

個人練習を見守ってくれるお友達。チューナーと一体型ならそれでokですが、クリップチューナー買ったらこちらも一緒に。

昔ながらのねじまき式。レッスン盛り上がってきたところで切れたり、水平なところじゃないと正確に刻まないし、落とすと簡単に壊れるし…なかなか手のかかる子ですが、やっぱりレトロでいいよなぁ…

勿論電子タイプも!小型なものは譜面台にはさんでおけたりして便利です。

今はメトロノームすらも可愛い時代なのか😭❤️


掃除道具

掃除といっても毎日する事は基本的に松脂と手汗を拭き取る事なので、松脂用タオル1枚と手汗用タオル1枚有ればOKです

弓で擦った弦と楽器本体、弓の竿を松脂用で、指板やネック、左手で触った弦やフロッシュを手汗用で拭き取ります。

あとタオルで太刀打ちできないくらい弦が汚れていたら、革の端切れで下から上に擦り上げたりもします。

ゴリっとけずり落とします。

それでもどうしようもない場合はアルコールで弦を拭き取ることもありますが、そんなにしょっちゅうしないと思うのでまた今度!今、売ってないしね…(ちなみにアルコールでふけるのは弦だけです。弓や楽器本体につけないようにします


譜面台

これは部活だとまとめて注文とかだから大丈夫と思いますが、基本的には黒が安心です。本番にも使える安心のフォーマルカラーです。

ほかにも安い譜面台ありますが、上のものは譜面台の角度の調整が確実に固定できて好きです。譜面の重さによってはネジ式だと譜面の重みに負けて倒れたり😂

2台目以降やお家用はカラフルなのでもなんでも!

いつか全色揃えたかったり😂


個人で持ってたら良いものはこんな感じかなぁ🤔

是非それぞれいいな!と思ったものを選んでみてくださいね!


決められなーい!


そんな方はこの写真のもの揃えたら困らないんじゃないかと思います💪(教本はどっちかでokです

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準備万端にして是非コントラバスをエンジョイしてくださいねー!😊








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