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街頭補導

以前、青少年補導員のボランティアをしてた時のお話。

毎月2回ほど(夏休み中とか年末はもう少し多めの回数)、19時から21時の間にボランティアメンバーで街頭補導をするんですよ。
活動日には近くの駅前交番に集合して、巡査さんたちに挨拶し、巡回コースを確認し、じゃぁ行ってきまーす👋、て出かけるんです。
だいたい毎回、「異常ナシっ🫡」て活動を終えるんですがね。

ある夏の日の街頭補導の日。
いつものように交番に行くと、面会用のデスクに並んで座る2名の巡査さん。2人とも苦虫を噛み潰したような表情。デスクを挟んだ向かいには、中学生と思われる2名の男の子。2人ともうつむいてデスクを見つめて。その男の子達の両脇には、母親と思われるご婦人さんが1名ずつ。2人とも硬い表情だったね。

どうも、この男の子が他人の自転車をパクって乗り回してたらしいわ。つまり、窃盗やね。

巡査さんが、なにやら調書のような用紙にいろいろ書き込んで、「もうやったらアカンで。お母さん方、以後宜しくお願い致しますね」と、説諭。

「あぁーあ、見たくない場面だなぁ」、て遠巻きに眺めてた私。
男の子たちはそれぞれの母親に連れられて交番の外に出て。
「このあと、こっぴどく絞られるんやろな」なんてなおも眺めてたら、「えっ?!」と思わせる展開に。

母親たち
「あんたら何やってるのよ!」
「まっすぐ家に帰っときよ!」
て。
すると男の子たちは自宅方面と思われるほうへ歩き始めた。
問題は、母親たち。
なんと、男の子たちとは反対の方向へと自転車を走らせた。「ちょっとお茶でも」て言いながら。

おいっ!!そこのお母さんたち、待てぇーー
と、思わず言いかけたね。
怒るだけかい!叱らんのかーーい!
ていうか、家まで連れて帰るやろ、フツーは。

いやぁ、重ね重ね見たくない場面と見たくない結末だったわ。

子が子なら、親も親
蛙の子は蛙
カエル君、ごめんね🐸

親の背中は子供の道しるべでしょ。
怒るのは、自分自身の考えや予定なんかが邪魔された時、つまり身勝手。
叱るのとは違う。
叱るのは、相手の行く先を慮ってのこと。親が子に対して叱るのは、親心から。

子に対する親の姿勢、見たくなかった場面だったけど、ふと自分自身の子に対する日頃の姿勢を振り返る良い機会になりましたよ。

それにしてもバカ親だっ❗️
思い出すだけでも(当然、書いてる今も)、情けなくなるし、腹立たしいわ。

『親の背中は子の道しるべ』

※ごめんなさい、今週のnoteはあと味悪いですね🙏
これ👇でもご覧になって笑ってください😆

娘の髪を編み込みするためにYouTubeを見て学んで実際に編み込んで娘の笑顔に癒される父親が撮った“親バカ”ショット。バカ親ではありませぬ😆

また来週ぅ〜〜👋

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