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みたまさま

①なんとなく

御本部の朝夕のおつとめの時は、、、
なんとなく、北と西の境あたりでおつとめ。
なんとなく、御用場の左がわでおやさまを参拝。
そして、
なんとなく、教服の列に扈従して祖霊殿付近の廊下にてみたまさまを参拝。
なんとなく、朝夕おつとめ参拝場所のルーティン。
神殿→おやさま→みたまさま。
と廻ります。
よっぽど時間がない、て時はおつとめのあとはその場からおやさまとみたまさまを参拝するんですがね。

ある時、みたまさまを参拝しててふと思ったんです。
あれ?親神様にお尻を向けてるやん、て。
おやさまへの参拝時は、なおさら思いっきり真っ直ぐに親神様にお尻を向けてるやん、て。ま、これは建物の構造上の問題で、致し方ないことなのでその後は特に気にもしてなかったんですね。

今回は神殿の“構造上”から思ったことを綴りたいと思います。

②教会での祀り方

国々処々のほとんどの教会では、親神様・おやさま・みたまさまが並んで祀られてますね、構造上。
しかし、うちの大教会では、実は参拝場からはおやさまとみたまさまが直接見えません。戸障子を取り除くと見えます。かつての高岡大教会の旧神殿や、撫養大教会も、おやさま・みたまさまは別棟にて祀られています。しかし、構造上はやっぱり並んで祀られいて、参拝場から自身の膝の向きを変えるだけで全部参拝できますよね。
現代の教会ではほとんど全てで、親神様・おやさま・みたまさまが見えて、参拝場から全部参拝できます。

③親神様とおやさまは並んで然り

親神様とおやさまを並べて祀るのは、分かるんです。それは

実に、天理王命、教祖、ぢばは、その理一つであつて、陽気ぐらしへのたすけ一条の道は、この理をうけて、初めて成就される。

天理教教典第4章

とお教えいただく通りです。
余談ですが、親神様とおやさまの御床は、壁を一部分だけ襖にしたり御簾にしたり床続きにしたりという造作をしている神床を見かけますね。“理一つ”の表現として。
ま、厳密には親神様とおやさまへのご祈念や内容は違うでしょうがね。

一方、みたまさまは御床は壁などで仕切られていますし、参拝の言上も、私なんかは、「おはようございます」「こんばんは」「行ってきます」「ただいま帰りました」みたいな、人間同士のコミュニケーション的な言上に加えて、「見守り」をお願いする感じでしょうか?

神社仏閣ではどうなんでしょうね。
祖霊舎とか仏殿とか、それは御神体や御本尊とは別棟どころか別場所に事分けてお祀りしてるという印象です。特に教義などを勉強したわけではありませんから、あくまで印象です。

④じゃぁ、なんで全部並べるの?

親神様・おやさま・みたまさまは並べて祀りましょう、ていう教会本部からの通達ってあったのか、なかったのか知りませんが、そこになんの違和感もないし、当たり前だし、“左にみたまさま”は通例ですよね。(国内に3か所だけ、建物の構造上、左におやさま、右にみたまさま、ていう教会がありますがね)

では、どのように思案したらよいか?
いよいよ本題です。といってもほぼ最終章です。つまり前置きが長いのよ、私の話も文章も。

信者さんの年祭を勤める時は、最後に必ず一言お話をするんです。
今日は年祭にご参拝、ありがとうございます。みたまさまは大変お喜びだと思いますよ、
て。
お家の方々は、朝夕に親神様を参拝し、同じようにみたまさまも参拝。そして今日は年祭だから、親戚の方々も参拝。年祭の日を決めて、その日に予定を合わせてみんな集まり、みんなで心一つに参拝し、次の年祭への新たな門出、この先も見守ってね、みんな元気だよ、いつもありがとう、これからもヨロシク、感謝感謝🙏という心を捧げますよね。
これって、みたまさまに対する素晴らしい親孝行なんだよっ‼️て。
みたまさまも満足して喜んで下さっているはずだからね‼️て。

と、親々の年祭をしっかりと勤めるのは親孝行なんだと私は考えています。

⑤つまり、、

親神様の御教えは人間創造と日々の御守りが根幹であって、つまりは「親の教え」。親の教えを信じて通ることは、つまりは「親孝行」
親神様は理の親。
みたまさまは肉の親。
親神様の御教えを信じて通り切ったみたまさまへの親孝行は、親神様への親孝行に通じる。
みたまさまに手を合わし、感謝を申し上げるのは素晴らしい親孝行。それって、私たち親神様を信じる者の大切な心の持ち方。

つ、ま、り、みたまさまも、親神様・おやさまと並べて祀って、感謝の心を奉るんですねー
そして孝心を涵養するんですねー

ちょっと思案が強引ですか??私的には、「なんで並べて祀るのか?」というクエスチョンに対して、今のところ一番しっくりくるアンサーなんです。

もし、他にも「ナルホドッ」という思案がありましたら、そっと教えてくださいネ

最後までお読みくださってありがとうございました。また来週👋

追伸 この手のお話しからおやさま年祭へと繋げて「年祭活動がんばろう」的に展開していくのは常套手段でしょうが、あえて繋げないという奥ゆかしさ😆
それにしても、薄っぺらいなぁ💦

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