見出し画像

”今早稲田で一番有名な顔面”オカダダイキさんインタビュー

それは、2019年春の早稲田駅。

画像1

その謎を明らかにすべく、我々じーおくんはアマゾンの奥地へ向かったのであった…

画像2

読者の皆様に不快なものを見せてしまい大変申し訳ございませんでした。

では気を取り直して。
本日のゲスト、好きな四字熟語は「証明写真」、
早稲田と地元を愛して止まないこの男、
オカダダイキさんです。

画像4

画像3

(オカダは写真一番左、ロンブーの淳さんともラジオで共演してるよ。しかもフォロバされてるんだって。すごい。)

オカダダイキさんは早稲田大学社会科学部3年生で、東北稲門会の会長も務めています。(任期終わってしまいました)
2019年4月24日から1週間、早稲田駅の駅広告にサークル広告を掲載。駅広告に就職用の証明写真を「間違えて載せてしまった」という体にしたその広告はあっという間に日本中にその名、いや、その顔を轟かせ、一躍時の人となった。本日はオカダダイキさんにあの名広告が誕生した経緯を聞いてみたいと思います。

狙いすました「ミス」

――あのバズりから二ヶ月が経ちました。相当世間にインパクトを与えました。リツイート12万で、「いいね」は34万。これほどの大バズ、どのように思いついたんでしょう。

ツイッターでは「ミスが伸びる」という特性から得た着想です。どこかの売店が発注間違えてプリンを100個注文したのがあったじゃないですか。これをツイッターに載せると、みんなが買いに来てくれたおかげで無事に売り切れました。このような愛嬌のあるミス、“誰も傷つかないミス”がバズるんだなって思いました。
――完璧に再現しましたね。

そうですね、再現するには

『本当に間違えそうなこと』✖︎『面白いコンテンツ』

が必要だと思いました。

ちゃんとミスじゃないといけないし、だからと言って飲み会などで調子に乗ってる写真を送るのも面白くないと思いました。どのぐらいのちょうどよさが間違いそうで面白いかなと考えたところ、その間に証明写真がありました。証明写真ってマジで送っちゃいそうじゃないですか。メールで何かの資料を間違えて送っちゃった感じで。笑

しかも証明写真は『面白いコンテンツ』にも当てはまります。友達の学生証を見るときに、お前なにその顔マジでウケるとか、昔そんな顔だったのとか、よくありますよね。証明写真自体でも十分面白いのです。

こうして『本当に間違えそうなこと』✖︎『面白いコンテンツ』がうまく掛け合わさった結果あのバズりが生まれたのです。

――使われた証明写真は広告のためにわざわざ撮影に行ったのですか?

わざわざ取りに行ったね、しかも2回撮りました。これが早稲田駅に貼られるのだなって思うとにやけが止まらなくて、でもにやけると一気に面白さ無くなると思うんですよ。1回目は失敗しましたが、2回目は頑張ってにやけを押さえました。

なのでみなさんが見たのは2枚目の顔です。顔は2枚目じゃないですけど(笑)

――記事にしますね今の言葉。

バズった!のに…

――東北稲門会としての広告でしたね。見事な大バズりを果たした結果、入会者は何人でしたか。

0です。(6人ライングルに入って、活動に来てくれた人は0人です涙)

――え?!

一応6人が新歓(新歓ライングループに入ってくれました)に来てくれました。そのあとは顔を出してくれませんでした。実質0です。ただバズっただけでした(笑)

――バズったことから何かを得られましたか。

テレビの取材、ラジオの仕事やトークショーの依頼は来ました。でも自分の中の悩みとしては、僕のコンテンツとして何も残せてないことです。

このバズりに関して面白かったのはあくまでも「駅広告に顔を出してしまった過ち」なんです。僕ではないのです。そうするとまたバズりたかったらもう一回駅広告でミスらないといけない…

それに対してくつざわさんは違います。くつざわさんは元々人々を楽しませるような動画をツイッターに載せていました。バズったことで、その動画たちも評価されて、くつざわ自体が面白いコンテンツとしてバズった後でも残りました。

画像6

(左がくつざわさん。仲良し。多分。)

自分というコンテンツを作るために、僕はPRを極めたいです。今は広告会社でインターンしていて、引き出しを増やしたい。ちゃんと一人前になってから、もう一度バズらせたいです。(今度は作品を作るのではなく、現象を作りたいと思っていて、バズるだけでなく行動に移してもらったり、誰かに勇気を与えたり、と価値が残る広告を出したいです。)そこでみんなが、あ、あの駅広告の人またバズった!こいつ本物だ!って思わせたいですね。

将来の夢、そしてこれから

僕には三つの夢があります。有名人になること。好きな人と結婚すること。そして山形県知事になること。この三つともPRと絡んできます。オカダダイキというコンテンツをPRして有名人になって、好きな人に惚れてもらって、山形県というものをPRして日本、世界に広めたいです。駅広告はその一環として試しにやってみました。

――これがオカダダイキの最初の選挙ポスターといっても過言ではないですね。

まさしく、未来への履歴書です!

――時の人となった今年ですが、早稲田王や男祭りに出場することは考えていますか。

早稲田王には出たいです。男祭りは考えてないですね。僕には叫ぶような夢を持ってないので。(早稲田王に2年連続予選落ちしました。)

実は今年の早稲田祭で行われる新たなプロジェクトには応募しました。紺碧のエア(「空」(エア))バンドというプロジェクトです。早稲田王は早稲田王や早稲田への愛を語ります。男祭りは自分の夢や挫折を叫んでもらいます。でも、そこまでマイクを通して話せる立派なことがなくても、持っている思いがある。そういう人たちに輝ける場所を早稲田祭で作ろうというのが紺碧のエアバンドです。

元カノがまだ好きだ!親めっちゃありがとう!弟受験頑張れ!このような早稲田王や男祭りで言えないが、その人にとっては早稲田王や男祭りでも言いたいぐらい強い思いがあることだと思うんですよ。その表現する場所を作りたいなと思います。

――なぜエアバンドですか。

あえて自分の言葉で言わないところに趣があると思います。自分の思いに合致するような音楽をひたすら聴きまくって、この歌、このメロディーは自分の思いをものすごく伝えている。それをひたすらエアバンドで表現してもらいたいです。

https://twitter.com/okd_oops/status/1188037182520344576?s=21

2019年春、早稲田駅で金髪で紺色のネクタイで哀愁の漂った顔を見せてくれたオカダダイキさん。秋の早稲田祭でどんな顔を見せてくれるのでしょうか、楽しみです。

また、11/2(オカダの誕生日)にベーシックインカム支給のクラウドファンディングも立ち上げます。そのリターン内容にあなたの広告したいものをオカダが企画し、広告するというものがあります。最小5万円から広告を出せるので、もしも広告したいものがありましたら、支援していただけると助かります!微力ながら精一杯尽力したいと思っています!!!よろしくお願いします!!

画像5

追伸:インタビューが行われたのは7月です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?