研究会「日本の入管政策とこれからの入管運動について考える~SYIでの取組みをもとに~」のお知らせ

2024年6月、改定入管法が施行され、日本の入管政策に新たな変動が生じました。この変化がもたらす移民・難民の人権への影響と、これからどのような取組みが求められるかについて、深く検討する必要があります。

そこで、この重要なテーマを掘り下げるため、入管問題に長年取り組んできた柏崎正憲先生を講師としてお招きします。

◎研究会概要

タイトル:日本の入管政策とこれからの入管運動について考える~SYIでの取組みをもとに~
日時:2024年8月6日(火)18時~19時30分
場所:オンライン(参加申込者にZoomURLをお送りします)
報告者:柏崎正憲(SYIメンバー、一橋大学専任講師)

◎報告内容概要

1.SYIでの取組み:SYI(収容者友人有志一同)での2009年からの取組み・経験、弁護士との連携について等

2.入管問題の本質:管理に「接ぎ木」された移民政策という問題

3.対抗言説の形成:日本の厳格な入管体制、「不法移民」言説への対抗言説をどう形成するか

◎参加方法

参加費:無料
参加申込方法:以下のURLよりお申し込み下さい。
https://forms.gle/Pjz3J7LDZsMAzyjt5

◎講師紹介

柏崎正憲(かしわざきまさのり):一橋大学講師。専門はジョン・ロックと青年期カール・マルクスの社会思想研究。2009年からSYI(収容者友人有志一同)で入管問題に取り組む。執筆論文に「日本の「入国管理」体制 事実上の移民政策と制度化された人権侵害を問う」(季刊経済理論60巻2号、2023年)、「難民条約締結前における日本の入国管理政策と在留特別許可」(平和研究48号、2018年)等がある。

SYI(収容者友人有志一同):入管収容者への非人道的な待遇、およびこの国の入国管理システム全般に対して、抗議する有志グループ(https://pinkydra.exblog.jp/)。

◎主催者紹介

入管情報グループ(GII)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?