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『素晴らしきかな、ぼくが愛した3本の映画』

 こんばんは!!
今夜は、映画の話です。

中学校2年の時、ギターに夢中になり、ろくろく勉強もせず
ひたすらギターばかり弾いていた。
中・高と勉強しなかったので、当然と言えば、当然のことだが、大学受験に失敗。

そして、20歳で社会人となったぼくは・・・
デパートのメガネ売り場で働いていた。
このメガネ売り場、池袋西武百貨店に次ぐ、当時日本で二番目に忙しいと言われた
神戸そごうメガネサロンだった。
この職場、忙しいばかりではなく、とても厳しい指導が有名で・・・
ここでの経験が、それからどんな場に出ても、なんとか困らずやっていけてるぼくを育ててくれた気がする。
『メガネとぼくの話』は、後日。

仕事を終え、自宅に帰る最寄りのバス停前に当時流行り始めた
レンタルビデオのお店が出来た。
もともと映画好きだったぼくは、いつからか、バスを降りたら
そのお店でレンタルビデオを借りることが日課になっていった。
店長さんとも映画の話をよくするようになり、
ある時「手伝ってもらえない?」と誘っていただいたことがきっかけで
仕事を終えて、午後8時から午前0時まで・・・
週に3日と、休日は、レンタル店の店員。

実は、音楽か映画に関わる仕事ができたらと・・・
思っていたので、レンタル店は、
好きなことしてお金がもらえるという、ぼくにとって
何とも有り難いお仕事となった。

そして毎日好きな映画を無料で借りられるので・・・
当時は、年間で300本以上の映画を楽しませてもらってた。

ずーっと時を
さかのぼると・・・中学の頃は、マカロニウエスタンが好きで・・・
ジュリアーノ・ジェンマやクリント・イーストウッドに夢中。
初めて好きな女の子と二人だけで映画に行ったのもこの頃。
その時に観た「ロミオとジュリエット」・・・
初のデートに何だかすっかり舞い上がってて、映画のストーリーの記憶がなかった。(笑)
甘酸っぱいというより・・・ただただ酸っぱい記憶。


基本、アクションやスペクタクル、そんな映画が大好きだったぼくだが、
レンタル店を手伝うことで、ありとあらゆる映画に触れることが出来たのは、
幸せなことだったと思う。


そんなぼくの心に色褪せず残る好きな映画は・・・

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『わんぱく戦争』 1962年 フランス映画
隣村に住む子ども同士の争いをユーモラスに描いた作品。

相手の服やスボンのボタンを取り合う戦争・・・
小学生の頃、テレビの映画劇場で見て、なんと面白い映画なんだと感動。
今も大好きなレイモン・サビニャックが、この映画のポスターを描いていてました。

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『ベルリン天使の詩』
1987年 フランス・西ドイツ合作

ヴィム・ベンダース監督の代表作。
何年もの間、人間を見守るうち「人間になりたい」と思った守護天使が
サーカスのブランコのりの女性に想いを寄せ・・・
人間に恋することは、天使の死を意味するのだが・・・。

ベルリンの図書館で・・・
図書館にいる人たちの傍に守護天使が寄り添うようについているシーン。
見えていないけど、実際こんな風に守護天使が寄り添っているんだと・・・
この映画を見てから思うようになった。

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『ニュー・シネマ・パラダイス』
1988年 イタリア映画
映写技師のアルフレードの死を知らされた映画監督が、イタリアの田舎町で映画に魅了された少年時代や青年期の恋愛を映画への想いとともに記憶を蘇らせる物語。

もうこの映画は、故郷への郷愁と映画への愛に溢れ・・・
今、部屋で一人見ていても・・・ずーっとウルウルしてしまうほどの
私の中の一番の映画です。

好きな映画を聞けば・・・
その人の「ひととなり」が、わかると言います。
ぼくの好きな映画・・・
3本とも観た方は、いるでしょうか。
この3本が好きだというぼくは、どんな人としてあなたに映ったでしょう。

印象を聞かせてもらえたら嬉しいです。

映画にまつわる話・・・
レンタル店時代のお話・・・
いっぱいあるので、記憶の扉が開いた時にまた・・・。(笑)



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