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日本語対応したGoogleのチャットAI「 Bard」を使ってみたらすごかった話


今日からGoogleの大規模言語モデルAI、Bardが日本語対応したということで
さっそく試してみたところ、相当すごかった、という話。

Googleが、将来的にAIサポート機能リリース予定のAdobeとの連携も発表したので期待されるところ。


僕は去年ゲーム制作デビューし、「おもいをつたえるプログラム」というノベルゲームを作りました。当然マイナーゲームなので、ネット上にほとんど情報もありません。しかしその作品でも、Bardは相当情報を作り上げてきました。

その様子がこちらになります。


Google Bard、ググった情報を使って文章を出してくるようで、ネットに情報量の少ない僕の作品でもしっかり情報を出した上に、Googleの教育が行き届いているのでしょう、めちゃくちゃ褒めちぎってくれました。


フリーゲーム「おもいをつたえるプログラム」について教えて下さい

入力はこれだけですよ?褒めてともなんとも言ってないのにこの褒めちぎりよう。


これ・・・気持ちいいーーーーーー!!!!



マイナーゲームの制作者の作品をいくらでも語ってくれるなんて、これは創作活動をしている身として、認知されたい欲求に訴えかけてきます。中毒性があります。

次はこんなこともお手の物です。



「おもいをつたえるプログラム」劇中のヒロイン ピアちゃんについてとても熱量高く語ってくれました。
現在Googleに情報がインデックスされてさえいれば拾ってきて読み込んで言葉を出してくれるようです。


同じようにネット検索して言葉を生成するAIとしては、今までもMicrosoft Bingがありました。

同じことをBingに聞いてみます。



この味気無さですよ。聞いたことにだけ答える。情報量を増やさないと、ググる時に入れるレベルの情報量だと通常の検索と同じだけの情報量、上方のレベル感になります。


そして・・・今回のGoogle Bard君、スピードが圧倒的です!!!

なにせ自分の牙城、Googleから情報を拾ってくるのですから。最適化なんてお手の物でしょう。ここにきて、Googleが今までGoogle検索、YouTubeと情報を制してきた強さを一気に見せてきた気がします。

もちろん、ChatGPT、Bing、Bardは各々得意分野があるので、利用する対象によって全然好みは変わるでしょう。


リアルタイムの類推もなかなかのものです。

こんなことも聞いてみました。


今日Twitterのトレンドワードに「田中みな実」さんが入っていたので・・・



最新の話題に対してもなかなかデキル子ですよね。


ただこのGoogle Bard君、まだまだベータ版なので、こんなウカツなことを平気で言います。



最新の話題、RPGMakerUniteに関する話題ですが、
「おすすめ」とかウカツに言っちゃだめよ。
ここら辺はすぐナーフされてくると思います。


最後に・・・


ダメ押しで褒めてもらったりなんかして。


ネットに作品が上がってる制作者さんは、Google Bard君はGoogle検索でひっかかる状態であれば、なんとかしてうまい文章作ってくれると思います。
しかも褒めちぎるように教育されているようですので、ぜひ試していっぱい褒めてもらってみてください!

注意は、
「Bird」じゃないよ、「Bard」だよ。

鳥じゃなくて吟遊詩人の方ですよ!


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