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40歳を前に人生振り返ってみたら自分の頭で考えてこなかった生き方だった

40歳を迎えるまで残り3年を切ることとなった。

40歳を迎える実感がない。40歳とはなにか、40歳までにこうしたい、という目標がないからだろうか。

何か感情を搾り出すとしたら、「40歳ってもっと大人だと思っていたのに、こんな私が40歳か」という感想である。

振り返ると、20歳、30歳を迎える時にも同じ感想ををもった記憶がある。

こんな私が40歳か、とはどんな私なんだろうか。
どんな自分だったら満をじして40歳を迎えられるのだろうか。
これまでの40年間を思い返すと、自分の将来を深く悩んでこなかった40年だったと言える。

高校までは野球ばかりの日々だった。父の影響で始めた野球だった。高校3年間は野球だけに時間もエネルギーも割いていた。他のことは適当に流していた。野球だけを考えていた。けれど、結局、最後は初戦敗退。結果は何も残らなかった。

今でも野球は好きだし、日本へ帰れば草野球するし、バッティングセンターにも通う。このアラフォー野球好きおじさんを作ったのは間違いなくこの3年間だった。

高校卒業して大学へ進学した。野球ばかりして何も考えていなかった私は、担任の勧めるまま地方大学へ入学した。大学進学を決めたのも、周りが行くから自分も行くか、その程度だった。

そして大学でも部活にはまった。セーリングというマイナーなスポーツを始めた。大学で4年間部活漬け。合コンってなに?美味しいの?っていうレベルでなんの遊びもせずに一心不乱に部活していた。多分高校野球よりものめり込んでいた。

そんな大学生活だから就職活動もまともにしなかった。ポンコツなのですぐに内定もらえるわけでもないのに、部活のことしか考えられなくて、就職活動を開始3ヶ月で止めた。卒業後のことを何も考えることはなかった。今振り返ると異常だった。部活に集中するためだけに就活を止めたのだった。

結局、そんな私を見かねた両親の勧めで地元公務員へ就職することとなった。

大学でなぜマイナースポーツを選んだのか、今でもはっきり覚えている。私には全国大会コンプレックスがあったのだ。高校野球では夢のまた夢だった全国大会甲子園。なんでもいい、大学ではどんなスポーツでもいいから全国大会にいきたかった。ではなぜセーリング部を選んだのか。それはただこの部活に美女の先輩がいたから。それだけだった。

一応結果を書くと、大学では運がたくさん重なり、全国大会に出場した。全国大会コンプレックスは解消された。けれど、全国大会では強豪校に圧倒され、結局は悔しい思いをして部活を引退した。

就職してからは、仕事に没頭していた。部活よりも断然面白かった。気づいたら、海外に来ていた。そんな感じである。海外にきたからどうとかそういうのはなく、ただえらく長い距離を移動してきたなという感慨深さはある。仕事はいろいろやったが、今は内容を書くことはできないので、書けるようになったら書いてみたい。



約40年間、私は就職などの節目で将来のことを自分で考えようともせずに周りの勧めにただ従ってきただけだった。

将来のことを自分で考え始めたのはここ数年だ。特に単身赴任になってから将来のことを少しづつ考えるようになった。

約1年前に「何したらいいかよくわからないけれど、なんとなく興味あったからプログラミングを勉強してみる」という軽い気持ちでSUNABACOさんの講座を受講した。

Twitterで知ったのがきっかけだった。

SUNABACOさんの講座は単にプログラミングだけでなく、これからどう生きるか、という問いを向けてくる講座だった。WEBデザインコースなど他のコースも何個か受講したが、講座の内容を扱いきれていないというか、掴めていないというか、まだふわふわとして自分の中に収まりきっていない感じだ。繰り返し勉強を繰り返す必要がある。

まだまだ全然足りていない。

コツコツとした学びと実践の積み重ねをするのがこれからの課題だ。

こうやってnoteを書いているのもSUNABACOさんを通して知った方々のおかげだ。元々はネットで発信することはしなかった。自分が変わってきているとは思う。

この記事を書くきっかけもSUNABACOを通じて知ったドイさんのおかげである。

まずはキャリアについてちゃんと考えなければならない。
今回の振り返り記事を書きながら強く思う。
私は私のことを説明できない。
他の方のnoteを読むことで一層その必要性を認識する。

結論、私のこの40年間は自分の頭で将来を考えてこなかった期間だった。自分で考え、決定するようになれば、そこそこ納得して40歳を迎える、という状態に少しは近づけることもあるかもしれない。

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以上40歳をテーマにした記事でした。
誰かを応援する記事にできませんでした。
どこまでも自分を見ている記事でした。
情けないけれど、どんな内容であれ応援する記事を書けなかったのが現時点の私だなと思います。
これからどうなるか、観察したいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ちょっとでもいいな・面白いなと感じられましたらハートマーク押していただけると嬉しいです。




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