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博報堂とベンチャーで培ったプロデュース力を武器に、「ギフタイゼーション」で新しいギフトを生み出す!ハワイ在住の事業推進メンバーが、ギフトモールで働く理由

こんにちは。株式会社ギフトモール採用広報担当です。
公式noteでは株式会社ギフトモールで働く人々や事業、文化にまつわる様々なコンテンツを配信しています。私たちのことをより深く知っていただくため、当社で働くメンバーがどのようなバックグラウンドを持ち、何をモチベーションに仕事をしているのか、社員や業務委託パートナーに行ったインタビュー内容をお届けします。今回は事業推進メンバーとしてハワイからリモートで働く木村沙友里のインタビューをご紹介します。

今回は、ギフトモールで新規事業「ギフタイゼーション」を推進する木村沙友里のインタビューをお届けします。新卒で博報堂に入社した木村は6年に渡り大手企業の営業を経験します。その後、エウレカの「Couples」、Wondershakeの「LOCARI」でセールスマネージャーを務め、結婚を機にハワイに移住。現在はハワイからのリモートで、法人向けに「商品のギフト化」をサポートする「Giftization (ギフタイゼーション)事業」を担当しています。自身をプロデューサーだと語る木村は、これまでどのような仕事をプロデュースしてきたのでしょうか。またギフトモールのどこにプロデュース力を生かせると感じているのでしょうか。話を聞きました。


木村 沙友里 
Giftization (ギフタイゼーション)プロジェクト推進担当

海外の大学を卒業後、博報堂に入社。6年間大手企業の営業を担当し、株式会社エウレカに転職。カップル向けコミュニケーションアプリ「Couples」のセールスマネージャーを務めた後、株式会社Wondershakeに転職。オトナ女子向けライフスタイルメディア「LOCARI」のセールスマネージャーに。2019年から業務委託としてギフトモールに参画し、現在はハワイからのリモートで新規事業のギフタイゼーションを手がける。

博報堂の営業を通して気がついた、自分の強みを発揮できる環境

−これまでのキャリアからお話を聞かせてください。

海外の大学を卒業後、博報堂に入社しました。入社後は営業として大手企業のコミュニケーションプランニングを担当しました。テレビCMをはじめとするキャンペーンのプランニングやプロジェクト進行、予算管理、中長期のプロモーション企画や戦略を練るのが主な仕事でした。

博報堂に在籍した6年の間に、3社の企業様を担当しました。かなり毛色の異なる3社を担当してわかったことがありました。それは、自分のパーソナリティに合った環境で仕事をしてこそ強みは発揮することができる、ということです。

担当した3社のうち1社は、インターネットサービスを展開するベンチャー気質の会社でした。私のキャラクターにマッチした企業様で、競合プレゼンで3連勝したりと如実に成果を出すことができ、社長賞も受賞しました。その後担当した老舗の外資系メーカーはその真逆で、あまり肌に合わず結果を出すことができませんでした。私に合うのはベンチャー気質の会社で、そんな環境でこそ介在価値を発揮できる。そんなことを考えるようになったタイミングでお声がけいただいたのが、婚活アプリの「Pairs」で知られる株式会社エウレカでした。

−相性の問題とは言え、博報堂からベンチャー企業に転職するのは大きな決断だったのではないでしょうか。

周囲からはそう言われましたが、迷いはありませんでした。大企業の中にいると、大きな仕事の小さなパーツを担当します。結局自分には何ができるのか、博報堂の看板がなかったら全く外で通用しない人間なのではないか、漠然とした不安がありました。博報堂という会社は大好きでしたが、もっと外の世界を見たい。自分のパーソナリティーに合うフィールドで貢献したいという思いが強くなり転職を決めました。

2社のベンチャー経験でさらに磨かれたプロデュース力

−エウレカではどのような仕事をしたのですか。

私が担当したのは「Couples」というカップル向けのコミュニケーションアプリです。新規事業として生まれたこのサービスは順調に会員数を伸ばし、マネタイズフェーズに差しかかっていました。私のミッションは営業としてアカウントを開拓し、企業とのコラボレーションを仕掛けていくことでした。

ベンチャー企業というフィールドでカルチャーフィットを感じながら充実した時間を過ごしていたのですが、自分自身とサービスのユーザーに距離を感じるようになり、バリューを出すことが難しいと感じるようになりました。また、自社サービスを開発する会社より、社外との関係性があるサービスの方が合うのではないかという考えも芽生えてきました。

そんなことを考えていたタイミングで、ヘッドハンターに紹介されたのが「LOCARI」を運営する株式会社Wondershakeでした。LOCARIは当時、日本で一番大きな女性向けのメディアでした。自分自身がターゲットユーザーであり、社外との関係性が欠かせないメディアです。ここでならよりバリューを発揮できるかもしれないと転職を決めました。

−Wondershakeではどのような仕事をしたのですか。

営業マネージャー兼営業企画のような仕事をしました。LOCARIはユーザー数こそ多く、日本の女性の縮図のようなメディアだったのですが、営業をする上でもう少しエッヂを立たせたいという想いがありました。そこでLOCARIユーザー6,000人のパネルを定量/定性で分析し「オトナ女子図鑑」という調査レポートを作成しました。制作にあたっては博報堂のマーケティングチームに協力を仰ぎました。「現代のオトナ女子を知るならLOCARI」というブランディングをBtoBで構築すべく、セミナーを開催してセールス案件に繋げる活動を展開しました。

−営業という枠を超え、事業開発に近いお仕事をされてきたのですね。

そうですね。ギフトモールでも「Giftization (ギフタイゼーション)」という新規事業に挑戦しています。やっていることの根本は、エウレカやLOCARIと同じです。それはプロデュース業です。人と人を繋げたり、人と企業を繋げて何か新しいものを生み出し、育てる。何かを仕掛けて新しい価値を生み出すプロデュース業を得意とし、楽しんできました。

結果が数字に表れ、ユーザーの喜びの声がダイレクトに届く。ギフトECの面白さ

−その後、ギフトモールに参画されていますが、どのような経緯で参画を決めたのでしょう。

前職に2年ほど在籍したところで結婚とハワイへの移住が決まったのを機に、独立してフリーランスになりました。この時期に出会ったのがギフトモールのCSO川崎でした。川崎からの依頼でギフトモール社運営サイトのディレクション業務に関わるようになり、その後は社長の藤田直下でサイトのLPを作ったり、広告のコピーを考えたり。何でも屋として関わってきました。そして昨年、「Giftization (ギフタイゼーション)」という新規事業が立ち上がり、現在はその担当をしています。

−Giftization (ギフタイゼーション)とは、どういった事業なのでしょうか?

Giftization (ギフタイゼーション)とは「世の中のモノやコトをギフト化する」ことの総称として、藤田が打ち出した考え方です。この考えを体現すべく、法人向けのギフトサービスを担当しています。

具体的には、ギフトモールの持つノウハウを法人クライアントに還元し、新しいギフトを生み出すことをミッションとしています。自社でギフト商品を開発しようにも、ノウハウやリソースが足りず、手をつけられずにいる企業様は多くいます。そうした企業様にギフトモールのビッグデータを活用してどんなギフトを、誰をターゲットに、どれくらいの価格帯で提供すべきか設計・提案しています。さらにはパッケージのデザインや名入れなどのパーソナライゼーション機能、ロジスティクスもギフトモールでご提供しています。

事業スタート1期目に当たる前期(2022年度)は、ヴェレダ様ABCクッキングスタジオ様をはじめとする企業様数社とコラボレーションして商品をギフト化し、それを販売するお手伝いをさせていただきました。

WELEDA様とのコラボレーション
ABCクッキングスタジオ様とのコラボレーション

−うれしい反響はありましたか?

実際にギフトを購入いただいたお客様の喜びの声がたくさん届いています。そしてそれが、企業様の喜びへと繋がっています。自分たちの商品が「ギフトとして贈られる」というのは、良いイメージを生み出すのはもちろん、単に売れている以上の価値があります。結果としてライン数の拡大に協力いただいたり、ポジティブな反響がたくさんありました。

私個人としても、ECを通じて売れ行きの動向をリアルに見て手応えを感じることができるのはもちろん、買ってくださったお客様の喜びの声がダイレクトに伝わってくるところにこの事業に携わる喜びを感じています。こうした仕事ができるのはギフトモールならではだと思います。

心理的安全性がある職場環境。1日1日を着実に積み上げてきた強さがギフトモールにはある

−これだけの仕事を、ハワイからのリモートでしているのですよね。

そうです。私はハワイで、日本にいるメンバーも山梨や静岡とエリアはバラバラです。ギフトモールの働きやすいところは「全員がリモート」という点にあると思います。みんなが離れているからこそ、コミュニケーションが丁寧でお互いをリスペクトする空気が根付いています。こんな発言をしたら怒られるんじゃないかとか、否定されるんじゃないかと不安に感じることのない、心理的安全性が担保された組織だと思います。

またオフィスで顔を合わせることで生まれる雑談やランチがない分、打ち合わせの最初は雑談から始まります。空気感はすごくフラットで、居心地がいいです。

数少ないオフィス出社時、メンバーと和やかに過ごしている様子
(左:木村、右:営業の金澤をはじめ、チームメンバー)

−仕事量はかなり多いと思います。労働時間も長いのでは?

昨年はギフタイゼーション初年度ということもあり、手探りな仕事が多かったですが、一緒に働くメンバーが皆、本当に優秀なので適切な労働時間で高いパフォーマンスをあげることができました。日本の10時がハワイの15時なので、打ち合わせは夕方に入れるようにスケジュールを組み、現地時間で午前から夕方まで働いています。

会社としては中長期で成長していくことを大事にしているため、短期視点で無理をして働くことは良しとされていません。目標数字に帳尻を合わせるために社員がヘトヘトになってしまったら、トータルのコストは高くなります。1日、1日、着実に積み上げている強さがギフトモールにはあると思います。しっかり積み重ねてきた分、固くてしっかりした土台が築かれている。まさに社長の藤田の人間性が表れた組織だと思います。

藤田と川崎は本当に人を大切にする優しい人柄で、そんな彼らが率いる会社だからこそ、ギフトモールは絶対に多くの人に愛される会社になると確信しています。気づけばギフトモールの在籍期間が博報堂と同じくらいになりました。その背景には藤田と川崎へのリスペクトと、この会社、サービスをもっともっと多くの人に愛されるものに作り上げていきたいという思いがあります。

−強い想いで働いている様子が伝わってきます。木村さん個人が、今後ギフトモールで実現したいことや、形にしたい仕事があれば聞かせてください。

ギフトという領域にはすごく可能性を感じています。というのも、ギフトというのはつまるところ「コミュニケーション」だからです。人と人や、人と会社、人と組織。コミュニケーションの数だけギフトが生まれる可能性があり、そこに介在していきたいと思っています。

今、目をつけているのは法人同士のビジネスギフトや、人とコミュニティの橋渡しとなるようなコミュニティギフトです。例えばお子さんのサッカーチームの記念品のような、メモリアルな瞬間を形にして残したり、感謝を伝えられるようなプロダクトを作っていきたい。そのためにもどんどん新しい仕掛けをして、ユーザーのコミュニケーションに介在するギフトをプロデュースしていきたいです。


《ギフトモールではエンジニア・ディレクターなど、一緒に働く仲間を募集しています!!》
https://open.talentio.com/r/1/c/careers.giftmall/homes/3958

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