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向上心ある人は素敵ですか? 常に自分を高めようとし、知識やスキルを次々と身に付けようと努めている人を、皆さんはどう思うだろうか? 多分ほとんどの人が、こういった向上心溢れる姿に魅力を感じるだろう。 現状に満足せずに学び続ける姿勢。 上を目指し続けるハート。 溢れる熱意。 自分もそうでありたいと、これを目指そうとしている人もたくさんいるのではないか。 けど、実は皆さんが思ってる程、必ずしも向上心ある人全員がプラス思考ではないとしたら
私は昔から涙もろい。 刺激に弱いせいか、ちょっとしたことですぐ涙がこぼれる。 人前ではあまり泣かない。 それどころか、「よく笑う人」と思われているようだが、一人で家にいる時は結構わんわん泣いている。 涙を流すとリラックス効果があると言われている。 また、ストレス発散や免疫力を高める力もあるらしい。 そのように、私も辛い時は自ら泣くを時間作り、気が済むまで悲しむようにしている。 熱い涙が頬をつたって滴るのを感じると、とても安心するのだ。
この記事を書いている今、私は29歳である。 来年でいよいよ30歳を迎え、私の20代生活がこれにて幕を閉じようとしている。 20代の日々は、本当に長かった。 10代迄が幼虫としたら、20代は蛹真っ只中で、中身がドロドロに混ざっていて自分が何者かが全く分からない状態なのだ。 きちんとした形になっていない。 にも関わらず、体力も時間も無駄な程有り余っていて、狂ったように当てもなくエネルギーを持て余していた。 30代を迎えると、過ぎ去った若さを嘆き、「
前回書いた記事、『雑用係のプロを目指す』の続編。 「私はプロの雑用係になります!」と上司に宣言した私。 「もっと良い言い方あるだろ……」と苦笑いしながらも、やる気を褒めてくれた上司は、私の希望に応え、多岐にわたる仕事を任せてくれるようになった。 私は今、「事業推進本部」という部署に属している。 立ち位置が特殊で、全部署の上に立ち、全社的にサポートを行う部署だ。 だからある意味、私の宣言を実現するのにぴったりなポジションでもある。
何を食べても、いくら食べても、カロリーがゼロ。 好きなものを好きなだけ食べられる、そんな国際ノーカロリーデーがもしあったら? 科学根拠は全くないが、この日だけ、人類がカロリーを吸収しない身体になるのだ。 栄養士に「食べてはいけない」と言われたあの食べ物も、ダイエット中で我慢していたお菓子も、この日は思う存分食べ放題。 各レストランでは「ノンカロバイキング」が行われ、飢え渇いた人々の為にカロリーたっぷりの食品がたったの2,500円で提供される。 前菜
気分が異常に高揚している日、ふと空を見上げると満月だった、ということが普段から非常に多く、 「もしかしたら満月の日は気持ちが高まりやすいのでは?」 ということで仲間達と話してみたところ、多くの人が同じくこのような体験をしていることが分かった。 スピリチュアル的でこれを不思議に思い、ネットで調べてみたところ、どうやら 月の満ち欠けは 確かに人体に影響を及ぼしている ようだ。 古い医学書物にもこういった記述はあり、現代の研究では 月の引力によって気圧が変動する
学生時代に見ていたアニメに、「他の人にはそっけないが、主人公の前だと優しくなる」というキャラクターがいた。 そのキャラクターは普段物静かでクールだが、とある出来事をきっかけに主人公に心を許すようになる。 それで主人公を特別扱いしたり、主人公と二人きりになった時にだけ素直になったりと、普段と違う一面を見せるのだ。 私は当時、「あなただけ」といったそのような関係が素敵に見えて、「自分も誰かの特別になりたい」なんて夢をふくらませていた。 けど今は、それはなんて
叱るって難しい。 ただどこがどう間違っているかを指摘するだけなら簡単だが、相手に納得してもらい、受け入れさせる為にはそれだけでは全然足りない。 もちろん緊急時やとんでもない過ちを犯した等、怒鳴らざるを得ない場合もあるが、大抵の場合、 相手がどうしてそのようなことをしたのかを把握する必要があるし、 自分自身の表情や話し方に気を付け、なるべく感情をぶつけないようにしなければならない。 時と場所も考慮しないといけない。 これらの要素をバランス良く調整し
私は根っからのインドア派だ。 休日もあまり外出はせず、たまに近所のカフェに行くぐらいで、ほとんどは自宅で過ごしている。 静かな部屋。 ミニテーブル一つ。 好物な飲み物とお菓子。 そして本一冊。 これだけで、時間が飛ぶように過ぎていく。 私にとっての「これぞ休日」な環境だ。 本は「隠れ家」に似ている。 ごちゃごちゃした現実から一時的に距離を置き、様々な物語の世界で気持ちの調整を行う。 読書に没頭することで脳が落ち着
「色弱補正メガネ」というものがあるらしい。 色盲の方向けに作られたメガネであり、それをかけることによって、今まで識別出来なかった色が分かるようになり、より世界がきれいで鮮やかに見えるようになるのだそうだ。 ネットでも「色盲の方が色弱補正メガネで初めて色を見た」という動画がたくさんあって、色弱補正メガネをかけると、ほとんどの方がうっとりするような目で身の回りを眺め、涙を流している光景が映っていた。 「色が存在している」。 私からしてみれば、これは
あまり信じてもらえないかもしれないが、私がしっかりとした「感情」を持ったのは、ほんの最近のことである。 長いこと、私はしきりに「感情が無くなれば良いのに」なんて思っていた。 自分自身の為にも、感情なんてあってはならないと信じていたのだ。 きっかけは、10代の頃。 家庭不和、いじめ、仲良かった友達の裏切り…… 不安定な思春期の心に、これらは嵐のように激しく襲い掛かってきた。 私には逃げ場が無かった。 そして、もちろん現実を変えることも出
冬は私の「試練期間」である。 嫌いな要素が盛りだくさんだからだ。 まず、寒いのが嫌い。 冷え性の私の手足は、どんなにモコモコの手袋をつけても、分厚い靴下を履いても、ほぼ温かくなることはなく随時冷たい。 活動量が少ない夜の間は特にひどく、両足を毛布でグルグル巻きにしても寒過ぎて眠れないことが多い。 あまりの寒さに指先がジワジワと痛むこともある。 それに耐えるのがとてもストレスだ。 次に、厚着で動きづらくなるのも苦痛だ。 ヒートテックの
つくづく嫌に思う。 自分はなんでこんなにうるさいのか。 無駄話が多い。 相手に話題をふるのが苦手で、いつも自分のことばかりペラペラと話す。 一刻の沈黙も怖く、他人がうんざりしているかないかに関わらず、次から次へと喋り続ける。 しかも夢中になってしまうと、どんどん大声になる。 嗚呼、実にうるさい。 特性のせいか、私の脳は常にフル回転しており、次々と様々な情報を生み出している。 その情報らが溜まっていくにつれて気持ちも窮屈になるーー 話が体内
そもそもメンバーが私一人しかいない時点で「部」と言えるかどうか自体が問題だが、 私は、わが社の「朝勉部」部員(自称)だ。 「朝勉部」とは、朝早めに出社し、勤務時間前の空きを利用して、会社で資格勉強をする部のこと。 日々仕事に忙殺される中、せめて15~30分でも勉強に集中したい思いから、この部が生まれた。 いや、勝手に私が作った(しかもまだ社内では社長しかこの部の存在を知らない)。 「部室」は、会社の会議室。 いつもは打ち合わせの声でガヤガヤし