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新しい取り組みをブロックしてくる人たちのかわし方

  • インデックス投資を始めてみようと思うんだよね

  • 副業に興味があって

  • 転職を考えてて

何げなく話した内容に

  • 投資なんて危ない!!

  • 副業ってなんか怪しい!!

  • 今の会社が一番だよ!!

と、真っ向から否定してくる人たち、いませんか?
友人や同僚ならまだしも、夫・妻・パートナーに否定されると悲しいですよね。
悪意を持って否定してくる人たちは無視できますが、
「あなたのためを思って」否定している人たちが一定数います。

今回は、なぜ新しい取り組みをブロックしてくるのか、ブロックしてくる人たちのかわし方を紹介してみます!


なぜ、ブロックしてくるのか

  1. 現状維持バイアス

  2. 未知への不安

  3. 生活がおびやかされる恐怖

1.現状維持バイアス

ヒトは基本的に変わりたくない生き物です。
変わったら、今より良い未来があるかもしれない。
でも、今より悪くなるかもしれない。
と感じた時に「変わらない」選択をしてしまうのです。

「もっと良くなるかもしれないけれど、今の幸せが失われてしまうかもしれない。じゃあ、今のままでいいや。」となってしまうのですよね。
めちゃくちゃわかります。
今の状況がそこそこ良いと、簡単に手放したくないですよね。

でも、変わらなければ、予想通りの着地点で人生が終わる。
思い描いた夢があったけれど、あの時行動できなかった。
死ぬ前にこんなこと思うの、イヤじゃないですか?

現状維持バイアスを一緒に打破していきましょう!

2.未知への不安

反対してくる人の多くは、それをやったことがありません。
やったことがないから、知らないから、やめておく。
大人になればなるほど、知らないものへの恐怖が大きくなるように思います。

初めて行く場所、初めて会う人、初めてやる仕事。
どれもドキドキしますよね。

でも、一定回数こなせば慣れます。
要はさいしょの一歩を踏み出せるかどうか。

もちろん、絶対にやめておいた方が良いこともあります。

  • 貯金を全額リスク資産につっこむ

  • 借金の連帯保証人になる

  • ギャンブルの負けをギャンブルで取り返す

などなど、破滅への道には近寄らないことです。
それ以外は「1回やってみる。向いてなかったらやめる」でいいのではないでしょうか。

3.生活がおびやかされる恐怖

最後は夫婦や事実婚でよく起きがちなパターンです。

  • 大企業勤務の夫が転職したいと言ってきた

  • 妻がフリーランスになりたいと言っている(←わたし)

  • いつでも会社を辞められるように副業しようと思う

家族は、小さな単位で会社を経営しているようなものです。
そのパートナーが、リスクある行動をしようとしている。
自分や子どもの生活が危ぶまれている。

そう感じて、パートナーの行動にブロックをかけてしまうケースがあります。
時には、本当に危険な選択から助けてくれるかもしれません。
でも、それほどのリスクではないのに、パートナーがネックで行動できないこともあります。
ちまたでは「夫ブロック・嫁ブロック」なんて言ったりしますね。

「似たもの夫婦」という言葉がありますが、夫婦で性格が真逆というパターンも多いように思います。
自分にないものに惹かれたり、生存戦略として自分の弱い部分を補ってくれるパートナーを選ぶケースです。

わが家も、夫は保守的、わたしはとりあえずやってみようという性格で、お互いのバランスを取っています。
性格が違うからこそ、相手の考えを理解するのが難しいのです。

ブロックのかわし方

  1. 同じ土俵に立たない

  2. パートナーを説得しない・全力のプレゼンをしない

  3. 相手の立場に立つ

1.同じ土俵に立たない

まず大事なことは「相手と同じ土俵に立たない」ことです。
新しい提案をして、相手が否定的な態度だった場合、
こちらが何をいってもファイティングポーズで対抗してきます。
この状態では、自分の意見を聞き入れてもらうのは難しいでしょう。

相手の立場に立って、とにかく相手の意見を聞く。
意見がちがっても、戦わないことが大切です。
相手の意見を受け取って、それでもなお自分の意見を聞いてもらいたい。
そんな時は、時間をおいて、作戦を練ってから再チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

攻撃的な言動や態度はNGです。
伝えたい側がひとつ視座をあげて、落ち着いて対応してみましょう。

2.パートナーを説得しない・全力のプレゼンをしない

「自分の想いを伝えたい」「意見を聞いてほしい」
ときに「説得・全力のプレゼン」は逆効果になるケースがあります。
ただでさえ、相手はあなたが「変なことを言い出した」と思って身構えています。

説得しようとすると、自分の意見を押し付ける傾向があり、相手が抵抗感をさらに高めてしまいます。
遠回りなようですが「相手を説得しない」ことが、以外と近道だったりします。

説得・プレゼンしない代わりに何をするか。
自分がやりたいことの結果や実績を小出しに伝えてみてください。

例えば、会社員の方がライターで独立したい場合。
会社員をやりながら副業ライターとしての実績を積み上げます。
そして、小さな積み重ねをパートナーに「さらっと」伝えます。
自慢したり、見せびらかしたりは厳禁です。
「初めて案件がもらえたんだよね」
「仕事ぶりをほめてもらって文字単価が上がった」
「先月よりも売り上げがあがったよ」
などなど、日常会話の中で不自然でない程度に織り交ぜていきます。

インデックス投資なら、お小遣いの範囲内、少額で積立投資を開始します。
数か月後、投資成績を「さらっと」伝えてみましょう。
もちろん少しでもプラスの時に。
投資をしていないことをバカにしたり、情弱あつかいしてはいけません。
「こんな世界があるんだね」
「10年20年単位の長期投資だから、短期的な結果だけでは何とも言えないね」
など、あくまで中立的な立場で「やらなきゃ絶対損だよ!」みたいな押し売り営業マンはやめましょう。

3.相手の立場に立つ

あらゆる場面で有効な「相手の立場に立つ」という視点。
ブロックのかわし方でも非常に役立ちます。

「新しいことをやってみたい!」
「挑戦を応援してもらいたい!」
と思っているときは、気持ちが前のめりで、周りがついていけません。
時には、強引に「えいや!」と行く方が良い場合もありますが、あくまでそれは結果論。

相手が大切であればあるほど、相手の立場に立つことを意識しましょう。
相手はあなたの邪魔をしたくて反対しているわけではありません。

  • 大切なあなたが傷付いてほしくない。

  • 失敗してほしくない。

  • トラブルに巻き込まれてほしくない。

と「あなたのためを思って」意見してくれています。
それが、一般的に見て正しいか正しくないかという論点はいったん横に置いて。

相手の気持ちを想像して「どうやったら納得できるか?」を考えてみると、打開策が見えてくるかもしれません。

まとめ

今回は「ブロックのかわし方」についてまとめました。

ブロックをしてくる理由

  • 現状維持バイアス

  • 未知への不安

  • 生活がおびやかされる恐怖

ブロックのかわし方

  • 同じ土俵に立たない

  • 説得・プレゼンしない

  • 相手の立場に立つ

自分のやりたいことを、大切な家族やパートナーに理解してもらいたいですよね。
冷静になって、相手の気持ちを考えて、少しずつ前に進めてみてください。
あなたのやりたいことが上手くいきますように。

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