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知的ギフテッドとWISC-Ⅴ

検査レポートを書きながら気になっていたことがあった。
主要指標間の差はギフテッド特有なのか。WISC-Ⅴの採点マニュアルに主要指標得点間の差での累積出現率:能力別を眺めることにした。FSIQ90~109とFSIQ120以上を比較することにした。
フラナガンさんが差を指標間の差を25としていたので。
ひとまず指標間の差が25と20における出現率及び5%水準を満たす差の数値で比較検討することにした。
当たり前だが,FSIQ90~109の群はばらつきが少ない。それに比べてFSIQ120以上は指標間の差にばらつきが見られる。
WISC-Ⅳの知的gifted群のデータと同様,言語理解>ワーキングメモリー,言語理解理解>処理速度。差を25で見ると出現率が15.4%に17.3%。差を20で見ると23.1%に25%。
やはり。
興味深かったのがVCIとVSIのの差。この間の検査でも気になっていた。
それとFRIの振る舞い・・・興味深いですね。

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