円からの脱出#2円安の根源
こんにちは、円からの脱出#1の続きになってます。今回は、円とは何なのかを説明いたします。
円とは法定通貨と呼ばれる貨幣であり、これは日本のあらゆるものを評価基準とした貨幣です。
つまり、日本の土地や、人、物、生産力、貢献力、など様々なものが円の評価基準になっています。しかしこれらは私達の目では見ることができず、数値として設定することもできません。なぜならすべて付加価値で評価しているからです。
では付加価値で成り立っている「円」を扱う時に間違った値段の付け方をしてしまうのではないかという疑問が浮かび上がってきます。
例えば、コカ・コーラ500mlに対して160円を払っていますが果たして160円を出すだけの価値がコーラにあるのでしょうか?逆に160円は安すぎるのではないでしょうか?
答えは人それぞれです。しかし、これを決めるのは顧客の私達です。高いと思う人が多ければ買わないため、値段は下がる。安いと思う人が多ければ多く買われるため値段が上がる。こうして企業は適正な値段を見つけます。
しかし、いつまでも同じ値段というのは不思議ではありませんか?なぜ円の価値が下がっている今も160円なのか。今の日本の商品はほぼ必ず輸入品が絡んでいます。円の価値が下がっている今、なぜ値段が上がらないのか。
答えは政府が円を増刷しているからです。そしてそれを未だに政府は隠している。
表面上は産業に対する支援金と名乗って円の増刷だなんて言葉は使いません。
しかし隠しきれない面もある。それが、政府の借金です。
1200兆円の借金を日本は抱えており、一時期ニュースにもなりました。この原因は円の増刷であり、増刷した円を銀行は企業に貸します。そのお金で企業は生産活動を行います。この悪循環が繰り返された結果が1200兆円の借金です。
これが法定通貨の罠であり、円安の根源です。
詳しくはまた次の回で説明します。
ありがとうございます。🙇
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