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旅の記録#31 和歌山県 地形好きは和歌山へ行け

三重県のキャンプ場を出発して、沿岸をひたすら走ります。途中で山道へ入り、またずんずん登って熊野本宮大社を目指します。

八咫烏をお祀りする熊野本宮大社

青緑色の綺麗な熊野川を横目に山を登っていくと、ちらほらとお店が並ぶ人里に入ります。観光客向けのお店の並ぶ道を数百メートル進むと、大きな鳥居と上り坂の参道が見えてきます。熊野本宮大社は古代より熊野巫大神の鎮座されるお宮であり、熊野の神といえばこのお宮の事を表していたとも言われています。
大きな鳥居をくぐってまっすぐ上に続く階段を登るとお守り授与所や祈祷受付所があり、奥には本宮敷地へと入る門が見えます。
参拝した後は、雄大な熊野川流域を南下して和歌山県串本町を目指します。

熊野本宮大社は八咫烏がトレードマーク。八咫烏は導きを象徴する神様です。
なかなか険しい階段を登っていきます。
立派な門をくぐっていきます。ここから先は写真NG。
かわいいヤタガラスくんのおみくじもありました。
おみくじ自体も八咫烏。こだわってます!
八咫烏マークが刻印された木製のメダルも付いてました。財布に入れようかな?
南下する途中で見た、熊野川流域の美しい自然。
ゆったりしたカーブの外側は深くなっており、綺麗なエメラルドグリーンが見られます。
落ち着いた水面をずっと見ていたいと思いました。
とても広い河原にこの川の雄大さを感じます。

本州の最南端へ

熊野本宮大社を出て、新宮市方面へ続く道から南へ向かいます。どうせ行くなら日本の先端に行ってみようと思い、本州の最南端の串本町で泊まることにしました。串本町に行くまでの道は、イルカで有名な太地町など曲がりくねった海沿いの道に民家が並び、それが海のすぐ隣にある美しい場所でした。
熊野から南下して串本町に泊まった後、最南端の潮岬へ行ってきました。

観光地で有名な「橋杭岩」岩の硬い部分だけが海の侵食に耐えて残ったものだそうです。
岩を近くで見ようと、観光客がたくさん浜辺に降りています。
潮岬にある県の施設「南紀熊野ジオパーク」
紀伊半島が如何に特殊な地形で、どのようにできたのかがよくわかります。
パネルだけでなく、触れたり実験できたり、説明ムービーが見られたり色々な角度で紀伊半島の地形を知ることができます。
床には反応するプロジェクションマッピング。歩くと川魚がピョンと逃げます。
紀伊半島と海底地形がお出迎え。
行ってきました最南端!

熊野本宮大社をお参りし、美しいエメラルドグリーン見ながら熊野川沿いのカフェに寄り、ジオパークを飽きるまで見る!なんて旅行を改めて計画したいなと思ったくらい、まだまだ見足りない和歌山県でした。後は串本の宿のテレビで見た、市堀川の夜市もいつか行ってみたいんですよね。
そんな後ろ髪を引かれながら、今度は最南端からまっすぐ北に向かい、奈良県を目指します。


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