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最近、ぐさっときたこと。


 こんばんは。椿です。

 あ、ちょっとわけわかんないから、整理のために書いとこ。って思った文章が結構長かったからメモ代わりに。ちょっと内省的なので他人様に読まれることをあまり考えていない文章になります。ごめんなさいね。
 それでもいつも読んでくださる方、ありがとうございます。まぁ、なんだろ。
 ゆっくりしていってね。






 自虐とかじゃないんだけど、わりと本当に自分の良いところとか、アピールポイントがずっと分からないでいる。

 会社勤めしてる時はまだ基本給が入ってたから自分の存在の価値みたいなのが毎月のお給料でちょっとは表されていたっていうか、ある種のバロメータになってた部分があって、「あ、これでちょっとでも家にお金をいれられる」とか、「今月も奨学金を、無事に返済できる」とか、考えてたんだけど、今はたとえおんなじようなことを考えていたとしても、その毎月入ってくるお金をバロメータとして考えることは、もう、できない。
 もともとそんなに稼ぎがあったわけでもないけど、社会の一員として繋がっている、一番わかりやすいバロメータをわたしは失ってしまったんだな、と改めて感じた。

 どうしてそんなこと今更考えてしまったのかというと、ちょっと前に、(あれはたぶん文脈てきに婚活関連の呟きだったかと思うのだけど)「自分で自分のことちゃんとプレゼンしないとダメだよね」みたいなことが書いてあって、ぐさっときたのである。
 改めて、現段階でわたしという人間と一緒にいることによって他人様は何かメリットがあるんだろうか? と考えてしまった。いまのわたしにアピールできるとこなんて、なんにもないかもなぁ。と、思ってしまった。

 そう。なんだかしんみりしちゃうよね。
 あ、でもね。

 よく海外映画とかドラマで危険な仕事しなきゃいけない主人公かその仲間の1人が「これが終わったら別れた女房に会いに行くんだ」とか「恋人に告白するんだ」とか言うシーンがあって、ついこの間もおんなじようなことを言っていたのを見かけた。クライマックスなわけだ。
 あれって、もちろん、生きて帰ってくるための験担ぎの面もあるかと思うんだけど、「こんな仕事を成し遂げた価値のある自分」っていう、アピールポイントの作成でもあるように思う。

 つまり自分の価値を高めることを成し遂げて、会いに行く口実を、強化してるんだと思う。
 
 でも、わたし、アレを見るたびに「そんな危険な仕事する前にもっと普通に日常的に会いに行ったり、平和にゆったり過ごしたり、告白しようよ。大丈夫だよ。相手は普段のあなたのこと見てんだから。なんにもしなくても受け入れてくれるよ。もー、あなた達ね、両思いなんだよ!!」って、心中でツッコミ入れてるんだよね。ほぼ毎回。

 自分自身のちょっとうんざりしたあのツッコミを自分で反芻してみて気がついたんだけど、どうしてそのツッコミを他人に入れることはできるのに、自分に入れることはできないんだろうか。
 
 たぶん自分では気づけないけど、わたしにだって良いところあるんですよ。たぶん。(にわかには信じられないが。)
 だから、べつにアルマゲドンを防がなくても、むしろそんな危ないことしないで、もっと自分を大事にして! って思ってくれる人がいると思うんです。(にわかには信じられないが。)

 自分の価値を高める行動をやめよう、って言ってるわけじゃないけど、過剰にドカンと価値を爆上げしなくても、それは結局自分が受け入れられる可能性を強化して安心したいだけであって、相手が望んでることとは実は違うことなのかも、ってことだ。
 そしてそれは、傍目から見たらわかることなのに、当事者だと全然見えないよね、ってことでもある。自分が自覚しているはずの価値が、他者がその人に見出している価値と同じとは限らないんだよね。

 だから、自分の価値についてのプレゼンなんて、ほんとはやりようがないのかも。Aという人間のどこに他者がメリットや魅力を感じるかなんて千差万別だから。そしてそれはAさんが自覚してる「自身の価値」とは全く別物かもしれないから。
 その価値観がパズルみたいにうまく噛み合うこともあるし、噛み合わないこともあるかもしれない。利害が一致するかもしれないし、一生、しないかも。
 その一致した状態やタイミングが運なのか自己洞察なのかはよく分からないけど、大局的に極論を言ってしまうと、価値のない人間なんていないんじゃないか? ということだ。

 強いて言うならば、日常をしっかり自分なりに大切にして生き続けることが、そのまま自分のプレゼンになるのかもしれないけど、プレゼンするために生きてるわけじゃないわけで。

 なんか、つまり、自分なりに生きていくしかないんだよね。結局。って、思いました。

 はい!おしまい!おしまい!
 おやすみ!
 良い夢みてね!

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