K11 Maxのキースイッチ交換
今回はGateronロープロファイルChocolate軸(フルPOM)も入手してましたので、そのレビュー含めてお伝えしたいと思います。
Gateronロープロファイルキースイッチについて
今まではRazerのDeathstalker V2 Pro TKLというロープロファイルのオプティカル軸キーボードを使ってましたので、それとの比較も交えながらとなります。
ロープロファイルオプティカル軸はKeychronバナナとRazer静音赤しか使ったことはないです。
Keychronオプティカルバナナ軸はアーリィバンプのタクタイルで、そのままではカチャカチャうるさいですが、スイッチの静音化をして使ってました。
Razerオプティカル静音赤軸は静音性は良いものの、軽すぎるのがネックで一部を上記バナナ軸に変えてました。
(一応互換)
性能や静音性としては満足してたのですが、歳による肩こりが増えてきたことと、テンキーを出すのが面倒になってきたので、今回のように負担が軽くなり汎用性の高いアリス配列に手を出したのがきっかけです。
K-33 Brown(茶軸)
元々のラインナップを占める、いわゆる茶軸です。今回購入時にはこちらを選択してました。
茶軸と言っても、ゴリゴリのタクタイルフィードバックではなく、かなり小さい触覚となります。
そのままだとうるさいので静音化を施して使う予定です。
オプティカル軸よりも入力検知が深く、比較的ノーマルプロファイル寄りな打鍵感にはなります。
(とは言ってもロープロファイル範囲内ではある)
K-33 Chocolate(チョコレート軸)
最近出たばっかりの茶軸のフルPOMバージョン(とは言っても、トップハウジングはPOKというPOMの上位互換のような材質で、密度は低いが強度は高い)です。
Lofree版KailhフルPOMの対抗馬として作られた感じでしょうかね。
打鍵音としてはカチャカチャ感が抑えられ、打鍵感としては若干マイルドになったかな程度の違いです。
静音性は静音軸には届かないですが、多少上品な音にはなるので、打鍵音重視の方には多少オススメできるかなと思います。
茶軸とChocolate軸の比較
細かくはなりますが、大きな違いとしては音の違いとタクタイル感の違いとなります。
素の状態では、Chocolate軸の方が高音の打鍵音が少し抑えられるのですが、フルPOMであっても押下時の滑らかさに差は感じられませんでした。
しばらく使ってると滑らかになるかもしれないですが、現状では自分が求める静音性という点では差がないに等しいのでカチャカチャ音を減らしたいのであれば候補に挙がるとは思います。
一応分解して中を確認してみました。
違いの1つとしてはChocolate軸にはLED用のレンズが追加されております。
また、ステムとの接点部の端子は少し出っ張っており組み戻しづらくなっておりました。このことからもタクタイル感が強くなるような設計になってそうです。
また、ルブも標準スイッチよりは多めにされてる印象です。
POKのトップハウジングはPCよりも柔らかかったので、打鍵音に多少は寄与していそうです。
最後に
今回新しく出たキースイッチChocolate軸は茶軸と比較すると打鍵感や打鍵音は多少なりとも良くなることがわかりました。
私は静音性を特に求めているので、Chocolate軸でも物足りなく感じてますが、頻度の低い修飾キーや記号キーには十分かなと思いました。
今回は35pcsしか購入してなかったので、アルファベットやEnter、Spaceキーには茶軸を静音化して入れてみようかと思います。
まだ出て間もないGateronロープロファイルのChocolate軸なので、何かの参考になればと思います。
要望等あればX(旧Twitter)@BliceJISにご連絡いただけたらと思います。
追記)打鍵音比較(動画)
noteに動画はアップ出来なさそうなので、X(旧Twitter)に投稿したのでリンクを貼り付けます。
実際に直接聞いた音よりも、動画の音声は高めに聞こえます。ただ、それでも高音、特に戻り音が差が出ている結果となります。
配信者ではないので稚拙で申し訳ないです。
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