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アランの幸福論 007

この話では、人は幸せをいくつでも作り出せる。だからその圧倒的な幸せの前では、不幸の1つや2つは気にならないだろう。という内容を言っています。

僕も全くの同意見ですね。俗に言う「前向きなことを考えよう」ということです。

少し僕の実体験を話すと。
僕は友達に絶縁を言い渡した時、それまでの友達との付き合いの長さを思って、いささか喪失感を憶えたんです。
今を楽しもうとするだけの若者ならばこんな決断はしなかったと思います。けれど僕は自分がその類いの若者ではないことを分かっていましたし、喪失感なんて不幸は重要じゃないことを分かっていました。
失った物、捨てたものより捨てたことで得られるようになった物。可能性。それを見つけてそこに向かうことが大事だと知っていたからです。
それに、時には珈琲や紅茶にアイス、お肉料理などをいつもより味わって食べる。それだけで僕は多少の不幸が気にならなくなりました。
そうして僕はまた小説を描き続けるのです。

読んで下さりありがとうございました。

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