見出し画像

カイロンについて①

いきなりカイロンについて書くのは違うと思うけれど、どうしてもこの事を書き留めておきたくて、カイロンについて書きたいと思います。

星読みを学び始めて約1年。
それまではよく聞かれる『何座?』のこたえ、太陽星座についてしか私は知識がありませんでした。
ちなみに私の太陽星座は魚座です。

幼いころから星占いや星座の神話は大好きで興味はありましたが、占星術と呼ばれる正式な占い(もはや学問)がこんなに緻密なものとは知らなかったのです。

私が今学んでいる占星術は、生まれた生年月日、時間、場所によって導き出すもので、月・水星・金星・太陽・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王の10個の天体がその人の生まれた時にどの星座や角度を示すネイタルチャートなる星の配置図(その人だけの性格や人生の青写真)を読み解いていくもの。

興味深いことに、学びが深まっていくに応じてチャートとの初対面でもその人の持ってる特性が派手とか地味とか、優しそうとかドライとか、他者優位とか自分本位とか。。。なんだか見えるようになってきました。

特に仲がいい人のものを見ていることもあるからか?その人の雰囲気と相まっている感じもわかって、ちょっと感動したり。笑

そして、最近重要性が分かるようになったのが、アスペクト(これは常識なのですが)とカイロン!
やっと表題のカイロンが登場。笑

カイロンがとるアスペクトが非常にその人らしさを表しているなと感じることができるようになってきました。
そこにその人の人生の向き合い方とか課題が隠されていると言っても過言じゃないのです。

ここで説明が必要なのは先ずはアスペクト。
アスペクトとは天体同士がとる角度のこと。ネイタルチャートには星が配置している角度が示されていますが、その角度が60度(セクスタイル)、120度(トライン)というソフトアスペクトなのか、0度(コンジャンクション)、90度(スクエア)、180度(オポジション)のハードアスペクトなのかによって影響が変わります。(コンジャンクションは吉凶両方ともいえます)
ソフトアスペクトはポジティブに働き、ハードアスペクトはその人の課題となります。

次にカイロンのこと。
カイロンは土星と天王星の間にある小天体です。
カイロンは人生における心の傷(トラウマ)と癒しのテーマを教えてくれると言われています。

誰しもがずっと囚われて、うまくいかないと思っている自分の中の課題。
そのことに対する向き合い方と癒し方を教えてくれるのがカイロンなのです。
カイロンはなぜか印象的なマイナーアスペクトを形成していることが多いのです。

たまたま相談者さんのチャートを見ながら即席セッションをして、あれこれ星の配置を見ながら話した終盤、相談者さんから『自分の人生はずっと第一希望が叶わないんです。いつも反対されて自分が本当にしたかったことと違うところに向かってしまう。だけど後で考えたら、修正した道に進んで今の私がいると思えるので結果的にはよかった。でも、第一希望が叶わない経験が多すぎて。。。自分で選んだという気持ちが持てないからか、色んな仕事に就いてきたけど、全部中途半端な気がします。』という悩みを聞かせてくれました。

その場で直ぐにその原因をチャートから見つけられなかったので、
その日、仕事が終わって夜にもう一度その方のチャートに向かってあれこれ読み解いていくと。。。
ありました!その方の悩み。
カイロンのアスペクトに出ていたのです。

その気付きを得て、他の方の星を読むときもやはりカイロンのアスペクトは確実に、的確にその人の課題や癒し方を教えてくれていることが分かりました。

その感動を残しておきたくて、まずはここまで書き留めます。

続きは次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?