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好きな漫画がアニメ化されたら、そりゃあうれしいでしょう。

どうも。自己紹介、そして来る夏への抱負に続き、3回目のNoteでは、私の好きな漫画について書きたいと思います。
なんの打算もなくただ自分の好きなように投稿しているわけで、その内容のジャンルに一貫性がなくなるのは百も承知ですが、ここまで一貫性のないものをつらつらとつたない語彙力で書いていくのはもしかして恥なのでは....…?????

考えすぎるのはやめましょうかね。

今回話したい私の好きな漫画とは、今夏からアニメが始まった週刊少年ジャンプで連載されている、魔人探偵脳噛ネウロや暗殺教室をてがけた松井優征先生の最新作、逃げ上手の若君です!かなり長くなるし荒いところも散見される文章化と思いますが、例にもれず生暖かい目で見守ってくれるとありがたいです。


作品紹介・あらすじ

端的にいうと、歴史ものです。学校の授業で出てきたであろう鎌倉時代と南北朝時代、この2つの時代の移り変わりの数年間が舞台となります。そもそもこの時代の移ろいがなぜ起こったかというと、鎌倉幕府に忠誠を誓っていたはずの武将、足利尊氏が謀反を起こして幕府を滅ぼしたからなんですね。
そして、滅ぼされた鎌倉幕府の正統後継者(過去形)が、本作の主人公、北条時行であり、彼が尊氏への復讐と北条による鎌倉の再興を目指す、そんな物語です。

歴史ものということで、基本的には史実を中心に話が進んでいきます。これがなにを表すかって、歴史書を読むとネタバレを食らうとかいう、非常に文系的な興のそがれ方が起こり得るということです(体験談)。
逃げ若にはまっても、最大限に作品を楽しみたいのならこのあたりの時代は調べないように....…

史実がおかしい

最大の魅力は、キャラクターのぶっ飛び具合!僕のごみ文章力で明瞭に伝えられるくらいぶっとんでます。そりゃあもう。

まず、なぜキャラクターがぶっ飛ぶのか????理由は2つあると考えています。
1,作風
2,史実
そもそもこんな疑問は普通の漫画であれば1としか言えないのですが、逃げ若には原作の原作とでも言うべき「史実」が存在します。この史実の存在が前述の魅力に大きく影響していて、つまりどういうことかというと、史実に出てくる実在した人間そのものがぶっ飛んでいるんです。
重要なネタバレにならない程度の人物を例にあげると、

結城宗弘
常に死人の首を見ないと気持ちが晴れないと言って、僧尼男女を問わず毎日2, 3人の首を切ってわざわざ目の前に縣けせるほど、生来暴虐な人物で狼藉が多かった

引用 Wikipedia

うん。字だけ見たら割かし創作には出てきそうかも。まあ実在したんですけどね。あと味方サイドです。う~~~ん。ぶっ飛んでますねえ。ちなみに他にも史実の時点でぶっ飛んでいる奴はいるし、というか鎌倉時代付近の武士の性質がかなり野蛮とされている(蒙古襲来時より)ので、そういう意味では登場人物全員おかいしいです。

作風もおかしい(誉め言葉)

そして、そんないかれた史実をもとにして作られたこの作品はかの有名な松井先生。暗殺教室の作者ですね。
<読み飛ばし可、前置きが~よりほんへ>
逃げ上手の若君という作品が少年ジャンプに掲載される創作物である以上、読者から一定の人気を獲得するためには、当然ですが面白くないといけません。そのためには、史実をただ垂れ流すような、それこそ漫画でわかる歴史シリーズのようなものではなく、史実を脚色する必要があります。
①実際逃げ若では大幅な歴史改変にならない程度に取り扱う史実の取捨選択が行われており、さらに取り扱う史実もドラマチックかつ分かりやすい漫画的な表現に落とし込まれ、読者が漫画として面白いと思えるような工夫がなされています。
②さらに、すべての設定、人物を史実の範疇で描いているわけではありません。例えば主人公、時行には郎党として3人の年の近い子供と友達になりますが、彼らは史実には登場せず、ジャンプ的に言えば彼らは、「友情、努力、勝利」の「友情」を満たすために作り出された人物です。
逃げ若では大きく分けてこの①、②の脚色がなされていて、ここではこの史実の脚色の方法をそのまま作風としたいと思います。
<読み飛ばしゾーン終了>

前置きが長くなりましたが、この脚色もとい作風、ぶっ飛んでます(n回目)
思わず、いやそうはならんやろ~~~!!!ってツッコミたくなるような木組の超巨大戦車が出てきたり、文字通り顔に感情が出るおやじとか、山の斜面から滑らせた丸太に乗って奇襲とか、そんな展開がしばしばあります。
松井先生はドーピングコンソメスープとかいうよくわからない代物を誕生させたお方なので、こういったぶっ飛び展開が描かれているときは特にも筆が乗っているというか、「これでいいんだよ!」と読者側をねじ伏せてくるような話の勢いを強く感じます。大好き。

....…前置きのほうが長いじゃねえか

終わりに

逃げ若を布教したい気持ちが高ぶってかなり長い文章になってしまいましたが、とんでもない駄文と化している気がします。これじゃあ伝わる魅力も伝わらないかな....…改めて自分の文章力のなさを実感しました。言語化できないけど確かに自分の中にある考えというのは厄介者で、心の中にあるだけでとてもヤキモキしますねえ。修行あるのみです。
逃げ若未読でかつこの弱小Noteを見に来てくれている人が一人でもいて、その人が逃げ若に興味を持ってくれたらいいなあと思います。
ここまでスクロールしてくれたすべての方々、ありがとうございました。では、またいつか。







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