なぜ探究学習をするのかな?

勤務開始から11日目。
金曜の夜は飲み会があったので書けませんでした。
聞き手に回る飲み会だったので、ストレス発散というよりは勉強って感じでした。
もっと自分から話していけばいいんだろうけど、自分のコミュニケーションスタイル的に奥手なので、「関係づくりは焦らない」と心に決めてるんです。
自分のペースでじっくりやります。

今日は初めて担当教員の見学研修がありました。
教育実習の時のトラウマなのか、誰か教員が自分の授業を見に来ると、一挙手一投足を見られているような感じがしてとってもやりづらいです。担当教員の先生はとても自分に良くしてくれる方なので、そんな粗探し的なことはしないと信じたいのですが、どうも教員に見学されるのが苦手です。置きに行くような、安全な、平坦な授業をやってしまいます。この1年で克服したいです。


さて、表題の件。
「なぜ探究学習をするのかな?」です。

するのかな?なんて可愛らしい口調で言ってるのは、純粋に問いかけをしたかったというねらいです。今日初めて探究学習の授業があって、3年生は自分が設定したテーマに基づいて研究を始めていくスタート地点に揃いました。しかし、研究はそう甘くありません。生半可なテーマ設定をすればするほど、後で辛さが跳ね返ってきます。テーマ設定が7割。そんなことを大学院の担当教授が言っていたことを思い出します。

だから、今日は「なんで探究活動をするのか」「問いを出すとはどういうことか」「どうすれば問いがRQになるのか」を話しました。ちょうど、3月に問いにまつわる講演の依頼があったので、その時に使った資料を拝借しました。

手応えとしては、50/50といった感じで伝わった生徒が半分と伝わらなかった生徒が半分でした。12人もの生徒を自分一人で見ていかなくてはならないので、可能なら彼らが自分の力で研究を進めていけるよう、僕なりのお力添えができればと思っています。彼らにとっても初めての研究。きっと大変な作業であるはずです。

まずはゴールをイメージすること。これに尽きる気がします。過去の先輩方の作品や論文を見ながら自分の力で研究を進めていけるようにしたいです。

僕も初めての研究指導。楽しみながらトライしてみます。


Night

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