叱る時は個で、褒める時は全体で。

生徒との信頼関係を築いていく上で、どうしても叱らなくてはならない時があります。

今日、先輩教員とご飯を食べる中で言われた言葉がすごく心に残ったのでシェアします。

「叱る時は個で、褒める時は全体で」

全体の前で叱ってしまうと、恥ずかしさやその時何も言い返せない気持ちを相手に残してしまうため、思わぬ反感を買う可能性があるということです。
叱る時は個で落ち着いて話せば必ず分かってもらえるもの。
確かに時間と労力はかかるかも知れませんが、そこは丁寧に対応にあたるべきであると考えます。

きっとそれは生徒との関係性だけでなくて、教員間でもそうでしょう。
自分がどうしても注意しなきゃいけない場面もあるかも知れませんが、感情の爆発力に身を任せるのではなく、一度自分の中でも最善の伝え方を考えてみるのがいいでしょう。



一方で褒める時はみんなの前で思いっきり褒めましょう。
昨日、廊下の掃除をしてくれてる人がいたんだよね、とか部活の試合の中で最後まで声出してくれた人がいたよとか。



そういう細くて遠回りな指導を続けていくことが、生徒との信頼関係づくりにつながっていくんでしょう。ぜひ心に留めておきたい教訓でした。


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