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【QGIS】ばく露人口の推定:2つのレイヤの結合
今回は、GISを使って、化学物質へのばく露人口を濃度別に推定する方法の一部の紹介です。
状況としては、”化学物質の分布レイヤ”と”人口分布”があることを想定しています。化学物質の分布レイヤの求め方については、前回の記事が参考になるかもしれません。
とりあえずChatGPTに聞いたところ、以下の4ステップでできるみたいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700839734665-2CAegQPaPS.png?width=800)
Chat君の示した手順通り進めていきます
2つのレイヤを統合します。
現状だと、化学物質の人口の分布が別々のレイヤになっているので、解析ツール”交差”を使用して、2つの分布の重なる部分を抽出するようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1700887990035-EC0bZb1br1.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1700887997426-FjYAV1rc9u.png?width=800)
すると結果が表示されるので、新しくできたレイヤをプロパティから編集。
![](https://assets.st-note.com/img/1700888601714-mHFt8xERkj.png?width=800)
もろもろいじって以下のような出力結果に。
![](https://assets.st-note.com/img/1700889247978-exhVNF7kAQ.png?width=800)
人口分布のメッシュごとに、化学物質の濃度分布が反映されました。
上記の結果レイヤをCSVファイルにして出力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1700889696687-kdsq2cbrgV.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1700889700299-IIAXe8fwVP.png)
これで人口分布と化学物質のレイヤが結合した新しいレイヤの属性テーブルをCSVファイルとして出力できます。
![](https://assets.st-note.com/img/1700899826326-DIO3wKON8M.png)
後は、エクセルでもRでも好きなようにデータを編集すれば、化学物質の濃度別にばく露人口をグラフ化できます。
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