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2024/04/02の日経新聞を読んで

上場企業の株式分割が株高を下支えしている。2023年度の株式分割の発表社数は前年度比6割増の191社となり、分割後に株式売買が活発になっている。投資に必要な金額を下げることで、新しいNISAを通じ若年層などの個人マネーが流入している。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 株式分割とは、すでに発行している1株を複数の株式に分けること。企業の価値は変わらないため、株式総数が増えた分だけ株価は安くなる。これに伴って株式を買うのに必要な最低投資金額も下がる。

  • 4月1日付で実施したのは62社あり、三菱重工と富士通は10分割した。

  • 背景にあるのは1月に始まった新NISAだ。

  • 個別株に投資できる「成長投資枠」は年間240万円の上限があり、分割で最低投資金額が下がれば投資しやすくなる。

  • 企業にとって個人の長期投資を促すことで安定株主を確保する狙いもある。

  • 23年4月1日~24年1月1日に分割した138社の24年1~3月の1日当たり売買高(株式数)を調べたところ、前年同期の7倍に増えた。

  • NTTは33倍である

  • ただ日本株の最低投資額は海外と比べるとなお高い。米国のアルファベット(グーグル親会社)やアップルはいずれも2万円台で買える。

株式分割により、一株あたりの値段が下がったため、買いやすくなった。楽天証券では株ミニという制度があり元々100株買わなくても、一株で買えた。しかし、それでは配当を受けることが出来なかったのだが、今回の株式分割では株ミニとかでは無くて、最低投資金額が下がり、最初から買いやすい価格になったので、有難い。株式分割を有効活用したい。

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