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2024/01/31の日経を読んで

NECが30日発表した2023年4〜12月期連結決算は、純利益が前年同期に比べ29%増の340億円だった。国内の企業や官公庁のDX需要を追い風に、ITシステムが伸びた。政府の防衛費増額を受け、防空レーダーなどを手掛ける航空宇宙・防衛事業も好調だった。記事を要約すると共に所感を述べたい。

  • 売上高にあたる売上収益は5%増の2兆3932億円、買収に関連した費用を除いた調整後営業利益は16%増の970億円だった。

  • 航空宇宙・防衛事業は売上収益が8%増え、調整後営業利益が40%拡大した。防衛関連は受注増も続いており、4〜12月期累計の受注は前年同期より60%伸びた。

  • 24年3月期通期の業績予想は据え置いた。

  • 売上収益は前期比2%増の3兆3800億円、調整後営業利益は7%増の2200億円を見込む。

NECはこの4-12月の純利益が29%増の340億だという。そこに貢献したのが航空宇宙防衛事業部である。この防衛特需で我が国の防衛に貢献していると評価できる。元々NECは防空レーダーを得意とする。今年度は三菱重工、川崎重工、東芝、三菱電機、富士通、NECといった大手防衛産業の売上高がどこまで伸びるのか。非常に注目である。

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